民進党の前原誠司代表は10日、希望の党代表の小池百合子東京都知事と都内で9日に会談し、衆院選後の首相指名選挙の対応を小池氏に一任したことを明らかにした。「選挙後の首相指名は小池氏に判断していただく」と述べた。遊説先の長崎市で記者団の質問に答えた。 会談に関し「安倍政権を終わらせる。しがらみだらけの自民党政治に終止符を打つという考えで一致した」と強調した。
民主党の前原誠司・元代表は14日、読売テレビの報道番組で、来夏の参院選に向けた民主党と共産党の選挙協力について「シロアリみたいなもので、協力したら(民主党の)土台が崩れてくる」と批判した。 参院選では野党の「共倒れ」を防ぐため、民主執行部は野党候補の一本化を模索。共産は安全保障関連法廃止に向けて「国民連合政府」を呼びかけている。 これに対し、前原氏は「いまの野党の低迷の一つは、共産党が統一政権を呼びかけ、民主がそれに揺さぶられているということだ」と指摘。そのうえで「外交安保は政権交代があってもそれほど大きく変わらない。内政は、自民党の小さな政府、新自由主義と対峙(たいじ)するため、民主党が中心となっていくのが大事だ」と訴え、党執行部を牽制(けんせい)した。 また、前原氏が主張する民主党の年内解党と新党結成については「党を分裂させることが目的ではなく、(野党結集の)大きな固まりをつくっていく
民主党の前原誠司元代表は7日、海江田代表の退陣を改めて要求するとともに、海江田氏が辞めない場合には離党の覚悟があることを表明した。 一方、求心力回復を狙う海江田氏は、秋までに党役員人事を行う方針を固めた。「海江田おろし」をめぐる民主党内のせめぎ合いは強まる一方だ。 前原氏は7日、大阪市内で記者団に「民主党に求心力が戻るというのは幻想だ。他の野党と『大きな家』を作ることが大事だ」と述べ、民主党の存続にこだわらず、日本維新の会、結いの党などと合流し、政権奪取のための新党結成を目指すべきだとの考えを示した。海江田氏に対しては、「野党をまとめていく取り組みで、海江田氏の努力が足りなかった」と指摘し、辞任を促した。 これに先立ち、前原氏は7日の読売テレビの番組で、維新の会の橋下共同代表と将来的に合流する可能性を問われ、「100%です」と答え、離党も視野にあることを表明した。
前原誠司氏 【国家戦略 経済財政】(50歳・衆院京都2区) 党代表や外相、国土交通相といった要職を歴任。党政調会長に引き続き、次の衆院選マニフェストにも関わる経済成長戦略を託された。昨年の代表選では野田首相と争ったが、今回は早々に支持を表明。その首相から「政府全体の司令塔に」と期待を寄せられた。 … 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら ※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。関連記事石原知事「健康だから当分やる」 新党結成はけむに巻く(10/19)日銀、追加緩和見送り 経財相、9年半ぶりに会合出席(10/5)「中国の狙いは自衛隊出動」 前原氏、海保での対処強調(9/29)前原氏、米への事前譲歩に否定的 TPP交渉(9/12)10%後の消費増税「マニフェストに書
前原誠司国家戦略担当相が十六日に出版する著書で、二〇〇八年秋のリーマン・ショックなどを理由に衆院解散を先延ばしした当時の麻生太郎首相を引き合いに、民主党内の早期解散慎重論をけん制した。
「違和感を拭えなかったのは『国民の生活が第一』とのキャッチフレーズ。単なるポピュリズムで政権を取っても自民党以上のバラマキになるのではないか」。前原誠司国家戦略担当相は近く著書を出版、この中で小沢一郎元代表(現在は新党「国民の生活が第一」代表)を中心に作成された民主党の2009年衆院選マニフェスト(政権公約)に当時から不信感を募らせていたことを明らかにした。 「政権交代の試練 ポピュリズム政治を超えて」(新潮社)と題する著書で、前原氏は主要公約だった高速道路無料化やガソリン暫定税率廃止について「当初から納得できなかった」と告白。小沢氏に関しても「見え隠れするのは政権を取れば後はどうにでもなるとの考えで、自民党の最も古い体質を引きずった政治家かもしれない」と強く批判した。
民主党の前原誠司政調会長は29日のTBS番組の収録で、消費増税に反対して離党を検討している小沢一郎元代表について「『反増税・反原発』というだけで選挙に勝てるというのであれば国民をばかにしている」と強く批判した。元代表らが衆院で記名採決された一体改革関連3法案すべてに反対したことにも触れて「(注意などの)『措置』ではなく、何らかの処分だと理解している」と語り、党員資格停止以上の処分になるとの認識を示した。 民主党の菅直人前首相も29日付のブログで、「国民との約束を守らなかった」と政権批判を繰り返す小沢元代表に対し「政権交代後に自ら幹事長を務めた小沢さんが、政権交代後のことを他人事のように批判するのは納得できない」と不快感を示した。
「あれほど反対が出たのは極めて遺憾だ。早急に党を立て直し、参院では政権与党にふさわしい役割を果たしてもらいたい!」 27日朝、都内のホテルで開かれた民主党と連合の意見交換会。連合の古賀伸明会長は消費税増税法案の衆院採決での造反劇に怒りをぶちまけた。 いらだつのも無理はない。公務員制度改革関連法案の今国会での成立が危うくなったからだ。人事院を廃止し、公務員に労働協約締結権を付与させるこの法案は主力労組である自治労、日教組の悲願。自民党政権での成立は期待薄なだけに民主党政権存続中に成立させるしかない。だからこそ連合は消費税増税も容認したとされる。 樽床伸二幹事長代行は「意向を真摯(しんし)に受け止めます」と神妙に答えたが、輿石東幹事長は議員宿舎に引き籠もり姿を見せなかった。日教組出身だけによほどバツが悪かったようだ。 輿石氏の戦略なき「党内融和」路線はもはや破綻寸前。造反者の処分も除籍を封印し
税と社会保障の一体改革関連法案を巡り民主党は19日夜、党本部で一体改革調査会や税制調査会などの合同会議を開き、自民、公明両党との修正合意について前原誠司政調会長が「一任」を取り付けたと宣言して議論を打ち切った。民主党執行部はこれにより党内了承手続きをとったとして21日の衆院採決を目指す方針。小沢一郎元代表のグループを中心とした消費増税反対派は一任を認めず、党内対立が深まっている。 合同会議には約200人の所属議員が出席した。小沢グループからは「自民党は『マニフェストの撤回だ』と言っている」(辻恵衆院議員)と修正合意を否定したり、「3党合意で法案が修正されたのだから(条文ごとの)逐条審査をやるべきだ」(木村剛司衆院議員)と了承手続きの引き延ばしを図ったりする発言が相次いだ。中間派からは正式な議決機関「両院議員総会」の開催を要求する声が相次ぎ、議論は紛糾。休憩を挟んで4時間以上に及んだ会議は怒
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