林氏はロンドンのクリック研究所で開かれたヒト遺伝子編集のサミット会議で、作り出した卵子は質が低く、この技術を人間に安全に活用できる段階ではないと述べた。 一方で林氏は、BBCの取材に対し、現在の問題は10年以内に克服し得ると説明。安全性が証明された暁には、男性、女性、同性カップルの不妊治療に使われるよう望んでいると話した。
LGBTQなど性的少数者に対する差別発言をした荒井勝喜首相秘書官が4日に辞任した。2014年に芸能人として初めて女性同士の結婚を発表し、「同性婚」の言葉が国内で周知されるきっかけとなったタレントの一ノ瀬文香さんは、毎日新聞の取材に「誰にとっても幸せな社会になって」と訴えた。政権を担う自民党については「家族の在り方に寛容な保守であってほしい」と語った。 【写真特集】首相秘書官更迭を表明した首相 ◇多い「無自覚の差別」 同性愛カップルは結婚が法的に認められないため、パートナーが亡くなったときに2人で購入した自宅まで遺族に取り上げられたケースなど、現在に至るまで大変な理不尽な目に遭い、悲しい思いをしている性的少数者の人たちがいる。差別的な発言を決して許してはいけない。 あらゆる人々が自己受容でき、さまざまな他者を尊重することで、誰にとっても幸せな社会になってほしいと思う。(同性婚を認めても)同性
自民党の小泉進次郎衆院議員(41)が、4日に自身のインスタグラムを更新。LGBTなど性的少数者や同性婚の在り方を巡り、3日夜に「見るのも嫌だ」などと発言し、更迭された荒井勝喜首相秘書官(55)の件を発端に、政府の少子化対策への認識の甘さも指摘した。 【写真】81歳の誕生日を迎えた父の純一郎氏と、笑顔で2ショットに収まる進次郎氏 小泉氏は「昨夜の総理秘書官の発言の報道を見て、環境大臣だった時に予算委員会での質問を思い出しました」と投稿し、過去のある事例を紹介した。それは委員会で同氏に出た「あなたの息子の性的指向が同性だったらどう思うか」という質問だ。 「大臣として答弁に立つ場なので回答は基本的には役所が用意してくれます。ただこれは自分の息子だったら…という問いなので、自分で考えるよと言って、役所の答弁は作らず私の言葉で答えました」と当時を振り返り、その答弁内容(中略含む)を紹介した。 「一人
同性どうしの結婚が認められていないのは憲法に違反するとして、東京に住む同性のカップルなどが国に賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は「同性パートナーと家族になるための法制度が存在しないことは、個人の尊厳と両性の本質的平等を定めた憲法に違反する状態だ」と指摘しました。 一方で、「法制度の構築は立法の裁量に委ねられている」として、憲法には違反しないと結論づけ、訴えを退けました。 東京に住む同性のカップルなど8人は、同性どうしの結婚を認めていない民法などの規定は憲法に違反するとして、国に賠償を求めました。 30日の判決で、東京地方裁判所の池原桃子裁判長は、「婚姻によってパートナーと家族になり、法的な保護を受ける利益は個人の尊厳に関わる重要な利益で、男女の夫婦と変わらない生活を送る同性カップルにとっても同様だ」と述べました。 そのうえで、「同性パートナーと家族になるための法制度が存在しないことは、同
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