熊本-八代間の特別運行を終えて、雨の中JR八代駅に到着する「SL人吉」=熊本県八代市で2024年3月24日午前11時2分、平川義之撮影 JR九州の観光列車「SL人吉」の運行終了式典が24日、熊本県八代市の八代駅であった。列車をけん引する蒸気機関車(SL)「8620形・58654号機」は、1922年製造の101歳で、国内最古の現役SLだった。「ハチロク」として親しまれてきた最後の雄姿を目に焼き付けようと、沿線や駅に住民や鉄道ファンが詰めかけた。 SL人吉は2009年から鹿児島線・肥薩線の熊本―人吉(熊本県人吉市)間を走り、20年の九州豪雨で肥薩線が不通となって以降は熊本―鳥栖(佐賀県鳥栖市)間で週末を中心に運行してきた。観光客らに親しまれたが、老朽化を理由に引退が決定。九州を走るSLは姿を消すことになる。 この日は特別運行で、肥薩線沿線の関係者など約70人を乗せて熊本―八代間を走り、午前11
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