先日、Twitter上で「360動画をVR動画と呼ぶことには抵抗がある」という話をつぶやいたところ、反対意見も含め、かなりの反響が寄せられた。 この件については、今も「360動画は360動画と呼ぶべきで、VR動画と単純化すべきでない」と考えている。 同時に、「AI」という言葉の使い方についても、現状は野放図過ぎるのではないか、と危惧している。 今回はこれらの点について、あらためて筆者の考えをまとめておきたい。 この記事について この記事は、毎週月曜日に配信されているメールマガジン『小寺・西田の「マンデーランチビュッフェ」』から、一部を転載したものです。今回の記事は2020年2月10日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額660円・税込)の申し込みはこちらから。 定義がある「360動画」という言葉を使うべき理由 まず分かりやすい例からいこう。 筆者は「360動画」を「VR動画」という