変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:三葉虫に寿司を運ばせたい > 個人サイト 海底クラブ 近くて遠い野菜、クワイ 「影が薄い」などと失礼なことを書いたが、ひょっとしたら筆者が知らないだけで世の中の人々は日々クワイを消費しているのかもしれない。 そんな不安が頭をよぎったので、事前にアンケートを取ってみたところ、予想に反して合計1565件もの大量の回答が寄せられた。 ツイッターとフェイスブックでアンケートを取りました。回答してくれたみなさま、ありがとうございました。 きれいにほぼ三等分。そして肩身の狭そうな「しょっちゅう食べる」勢。 「年5回以上食べてる」(これは全体のたった2.4%だった)以外の回答がきれいに3分の1ずつに分かれていて、円グラフがグーグルクロームのロゴのようになった。 これはちょっと
月一で新宿東口あたり(ビックロの裏のごちゃっとした界隈)に用事があって、いつも昼過ぎにいくんだけど、そのたびにゴーゴーカレーに入ってしまう。もうほんと、中毒。すごい店ですよここは。 店の中は外から見て不安になるほど暗い。店に入ると正面に券売機があるだけで、その奥は厨房らしい。低賃金で雇われているのだろう外国人スタッフの弱々しい「いらしゃいませー」の声が聞こえてくる。姿は見えない。 券売機の陰気な合成音声を聞いたら、細く急な階段を上り2階席に向かう。 1人客は狭い通路の先にある窓のない部屋の、壁に面したカウンター席に通される。席に座るのはたいてい会社員の男性。よれたスーツやシャツの猫背が並ぶ。通気が悪いので、夏場はカレーの匂いだけでなく人の体臭が残留し、なんだかもわっとしている。 壁に向かって座り、ベタベタと張り付けられた宣伝を見ながらカレーが出るのを待つ。ここの真骨頂が、壁に据え付けられた
大都市・香港。 およそ、秘境や大自然とは縁遠いと思われるあの街に、大量の巨大魚が生息していると聞いた。 しかも、とびきり汚いドブに。さらにさらに、その魚は元々香港に分布していたものではなく、アフリカ大陸の出身であるという。 …一から十までわけがわからない。わからなすぎて、かえって興味深い。釣り竿片手に、視察へ行ってみた。
福岡県内の居酒屋のメニューでよく見かける「ごまさば」。春に福岡に赴任して、どんな料理だろうと注文したら、運ばれてきたのは何と、生のサバ。記者が育った東京では生で食べる習慣はないうえに、「生サバを食べるとあたる」と聞いていた。なぜ福岡の人は平気なのか。 福岡市博多区博多駅前3丁目の飲食店「はじめの一歩」。たれにつけたサバの刺し身に、刻みネギやすりごまをふりかけた「ごまさば」は店の人気メニューだ。生サバ特有のコリコリした食感がたまらない。 福岡の人には常識かもしれないが、ごまさばの「ごま」は、すりごまのこと。てっきり、サバの種類の一つ「ゴマサバ」のことだと思っていたが、多くの店で使われているのはマサバという。その理由について、店の田中孝子さん(54)は「身が締まって脂が乗っているから」と話す。 では、なぜ関東などでは危ないとされているのか。関東近郊の海でもサバは水揚げされ、鮮度にそう違いがある
静岡県で発売されている「マルちゃん ハイラーメン」をご存じだろうか。発売は1962年。新商品はたくさん発売されているのに、なぜハイラーメンは静岡県だけで生き残ることができたのだろうか。 スピン経済の歩き方: 日本ではあまり馴染みがないが、海外では政治家や企業が自分に有利な情報操作を行うことを「スピンコントロール」と呼ぶ。企業戦略には実はこの「スピン」という視点が欠かすことができない。 「情報操作」というと日本ではネガティブなイメージが強いが、ビジネスにおいて自社の商品やサービスの優位性を顧客や社会に伝えるのは当然だ。裏を返せばヒットしている商品や成功している企業は「スピン」がうまく機能をしている、と言えるのかもしれない。 そこで、本連載では私たちが普段何気なく接している経済情報、企業のプロモーション、PRにいったいどのような狙いがあり、緻密な戦略があるのかという「スピン」を紐解いていきたい
鳥取県の食品会社が発売している「かまぼこ」のパッケージの裏に書かれた「原材料がかにやえびを捕食しています」という注意書きに混乱する人が続出しています。 今回話題となったのは、米子中浦株式会社が販売している「丸ちぎりかまぼこ」シリーズ。裏面に貼られたパッケージの最下段に「原材料がかにやえびを捕食しています」と書かれており、Twitterにみやさと(@satoshi_miya)さんが「初めて見るアレルギー表示」とツイートしたところ「一瞬考えてしまった」「初めてみた」などさまざまな反応がみられました。 なんの変哲もない美味しそうなかまぼこ(画像提供:みやさと@satoshi_miyaさん) パッケージ裏面最下部に「原材料がかにやえびを捕食しています」!?(画像提供:みやさと@satoshi_miyaさん) 販売者の米子中浦株式会社に取材したところ、「そういった形でアレルギー表示がされていたことは
「551の豚まん」で知られる蓬莱(ほうらい、大阪市浪速区)が15日に創業70年を迎える。始まりは、終戦直後に台湾出身の4人が大阪・ミナミで開いた小さな食堂。中華料理の伝統食を日本風にアレンジした豚まんは大阪のソウルフードとして根付き、全国各地へ持ち帰られる土産の定番に成長した。 ミナミの戎橋筋商店街にある551蓬莱本店。行列に並んだ大阪市浪速区の難波アヤメさん(89)は週に1度は歩いて買いに来る。辺りが闇市だったころから家族と一緒に食べている味だ。「豚まんは薄味で飽きないし、1個でおなかいっぱいになる。足腰が痛くなっても、ここでおいしいものを買うのが外出の励み」とほほえむ。 台北から会社の同僚5人で観光に来た郭桂安さん(33)は、店先で豚まんをほおばった。「台湾の家で作るものとは違う。皮が厚いのに柔らかい。肉も甘みがあっておいしい」 店員が店頭で具を白い皮に包んでいく。「指でネタをもんで皮
10月14日は焼きうどんの日です。 福岡県北九州市で2002年10月14日、静岡県富士宮市の「富士宮焼きそば学会」との対決イベント「焼きうどんバトル特別編-天下分け麺の戦い」が行われ、小倉が焼きうどんの発祥地として有名になったことから制定されました。 正直、「焼きうどん」には、そば界における「焼きそば」ほどの知名度はありません。 しかし、そんな焼きうどんがスポットライトを浴びる日がやってきました!焼きうどんが美味しい店、「お食事の店 さつき」を紹介します。 場所は新宿と大久保の間に位置する小滝橋通り。 緑と白の看板と、店頭にお行儀良く整列した精巧な食品サンプルが目印です。 焼きうどん…焼きうどん…一体どこにあるのでしょう。 あ、あった!でも、カレー焼うどん? カレーうどんでもなければ、焼きうどんでもない。 どっちつかずな感じが逆にすごく気になります。 果たして味はいかなるものか…いざ徹底解
10月14日は日本初の鉄道が開通した「鉄道の日」ということで、初心にかえり(!?)東京の中心を走る「山手線」に乗って、ほぼ1周する一人グルメツアーをしてみました。 ある”JRきっぷの特例”を活用することで、ほぼ1周にもかかわらず1駅分の「140円」でおトクにまわる事ができるのです。 キーワードは「大回り乗車」という特例 JR線において、東京・大阪などでは「大都市近郊区間」というエリアが定められています。 そのエリア内のみを普通乗車券で利用する場合「実際の経路にかかわらず、最も安い計算の運賃で乗車できる」という特例(通称:大回り乗車)があるのです。(→JR東日本公式の特例説明ページ) ちなみに東京の「大都市近郊区間」エリアは下記のとおりです。東京といいつつも、北関東や長野県の一部まで含んでいます。
今回は電子レンジを活用するにあたり、強力な味方になってくれるアイテムをご紹介しよう。 それはスペインに本社を置くルクエの「スチームケース」だ。「スチームケース」とは、スイス人デザイナーのルキ・ヒューバー氏が、バナナの葉を使ったメキシコの蒸し料理からインスピレーションを得て考え出したという調理器具なのである。食材を入れ、両サイドのフタを閉じると、全体がすっぽりつつまれた様な状態になるのが特徴。そのまま電子レンジにいれれば、食材のもつ水分だけで蒸し料理が完成するのだ。 サイズは幅240mm、奥行き124mm、高さ50mmで、じゃがいもやトウモロコシ、さつまいもなどがすっぽり収まる。重さは約260gと軽い。つかめば簡単に曲がるほどソフトなため、これを加熱して大丈夫なのかと不安に駆られるが、全く心配いらない。プラチナシリコン製で、耐熱温度はなんとマイナス30~260℃と幅広い。おかげで電子レンジだ
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