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書評に関するhigediceのブックマーク (21)

  • あらたな時代の本のスタイルを求めて

    今年最後の「マガジン航」の記事をお送りします。最近読んだ、二つのの話題です。ひとつはボイジャーから紙の電子書籍として同時に刊行されたクレイグ・モド氏の『ぼくらの時代の』、もうひとつは新潮社から刊行された山貴光氏の『文体の科学』。どちらからも、きわめて新鮮な刺激を受けました。大げさではなく、この二冊には「の未来」を考えるためのたくさんの鍵が隠されている――そう思える理由を、今年を締めくくるにあたり、つらつらと書いてみることにします。 を「デザイン」と「スタイル」から考える この二冊にはいくつか共通点があります。ひとつは著者のバックグラウンドです。クレイグ・モド氏は紙のの装丁、スマートフォン用アプリや電子書籍のデザインと設計に携わってきたデザイナー・開発者であり、自身でもPRE/POSTという出版レーベルを主宰するパブリッシャーでもあります。また山貴光氏はゲーム作家としての経

    あらたな時代の本のスタイルを求めて
  • 『賭けマージャンはいくらから捕まるのか?』 – Table Games in the World

    ギャンブルは全くしない私だが、祖母などはボードゲーム趣味にしているというだけで「賭けているのか」と訊いてくる。そんなギャンブルへの偏見を、私ももっていたことをこのを読んで反省している。 著者は麻雀をこよなく愛する弁護士で、雀荘で遊んでいるだけで賭博罪に問われてしまう現状への違和感から出発している。刑法の謙抑主義(やむを得ない場合のみ適用する)や可罰的違法性(違法でも程度が低ければ処罰されない)といった概念を紹介し、最高裁の判例や法学者の見解も仔細に検討しているので説得力がある。それでいてドラゴンボールや叶姉妹の喩えで堅苦しくない。 表題に対して、関係者の取材から得られた結論は、仲間同士で常識範囲内のレートなら逮捕されない、フリー雀荘・都内・リャンピン東風戦の条件がそろうと逮捕の可能性が高いというものだが、ここまでは最初の30ページくらい。その後は、賭博罪が理不尽であるかという主張である

    『賭けマージャンはいくらから捕まるのか?』 – Table Games in the World
    higedice
    higedice 2013/11/18
    書評「賭博罪が理不尽であるかという主張」
  • 【いえよみ】アナログゲームの楽しさ再発見!~「放課後さいころ倶楽部」を読む | ROOMIE(ルーミー)

    高校生のころ「アクワイヤ」というボードゲームにハマっていたFP山崎(@yam_syun)です。ホテルチェーンの拡大を目指すボードゲームですが、高校の図書館で夢中になって遊んでいたら古文の先生にみつかり一部のカードを没収されてしまいました。かなりインテリジェントな駆け引きを必要とするゲームなのですが、遊んでいるとしか見えなかったのでしょう。 さて、今回のいえよみで選んだ一冊は、ボードゲームの面白さを通じて友人関係が深まっていく(かつボードゲームの面白さもたっぷり伝えてくれる)、「放課後さいころ倶楽部」というコミックです。 ■ゲームは人と人を仲良くするツールでもある いまどきのテレビゲームは、ネットワークに接続されソーシャル機能が付加されたことで、「プログラムと個人」が競い合うだけでなく、人と人がつながるゲームに進化しました。FPSで戦争をしても、ポケモンで交換をしても人と人がつながっています

  • [書評]ボードゲームカタログ(すごろくや): 極東ブログ

    ただ、「ボードゲーム」と言われても、ピンと来ない人もいるかもしれない。ようするに「すごろく」である、というと別の誤解を招く。「人生ゲーム」みたいなゲーム、「モノポリー」(参照)とかね、なんて、あー、すまん、この二つは載ってないんです。ちょっと違う。 基は、「ドイツボードゲーム」と呼ばれるタイプのゲームだ。ドイツで10年くらい前から話題になって毎年、各種作成されるようになった、卓上で数名で遊べる創作ゲームである。 ポイントは、大人も面白いということ。頭を使うタイプが多いが、チェスみたいに頭だけというゲームではない。リアルな人間が集まってわいわい、一、二時間を熱中して過ごすことができる。麻雀みたいな面もあるし、僕は麻雀とかやらないけど、麻雀より面白いんではないかと思う。いかが。 著者は「すごろくや」となっていて編著という側面もあるのだろうが、実際に書いたのは、代表の丸田康司氏である。あとがき

  • 【世界のオープンエデュケーションリンクまとめ】「ウェブで学ぶ」から観える『明日の黒板』 - Maddle Through Blog

    ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書) ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書) ========================================== 梅田望夫さん 「ウェブで学ぶ」というを書いた背景について  飯吉透さん    「ウェブで学ぶ」刊行直後の反響 ========================================= ================================================================= 一言サマリー       :世界中のオープンエデュケーションのトレンドに触れられる。 どんな人にオススメ?:膨大な情報に辟易している方。如何にして、ウェブの波を読みたい方。 何が学べる?     :ウェブの可能性。オープンエデュケーションの質とは。 キーワード

  • 【レビュー・書評】就活エリートの迷走 [著]豊田義博 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    就活エリートの迷走 [著]豊田義博[評者]四ノ原恒憲(社編集委員)[掲載]2011年2月20日著者:豊田 義博  出版社:筑摩書房 価格:¥ 798 ■勝ち抜いた末「戦力外」の理由とは 不況の中、大学生の就職活動(就活)は、厳しい。が、著者は、激戦を勝ち抜いた「就活エリート」の多くが、近年「戦力にならない」という嘆きをよく耳にする。「極度に失敗を恐れる」「自分の能力を棚に上げ、要求ばかりする」……。 原因は画一化した就活システムそのものに問題があるという。ネットの発達で、膨大に増えた応募者を選別するためどの企業も「エントリーシート」の提出をまず求める。「やれること」ではなく「やりたいこと」を問い、自分探しを強いた結果、非日常的なきれいに整理された情報で粗選考。面接で人物を見極めようとする。でも、日頃から場の空気を読む能力にたけた「就活エリート」たちは、いずれもゲーム感覚で乗り越え、入社後

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    higedice 2011/02/23
    城繁幸の言うように、いつ転職するかわからないのにキャリアにならない仕事ばかり振られているという事はないのだろうか。
  • nagaitosiya.com

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  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    週報 2024/04/28 川はただ流れている 4/20(土) 初期値依存性 さいきん土曜日は寝てばかり。平日で何か消耗しているらしい。やったことと言えば庭いじりと読書くらい。 ベランダの大改造をした。 サンドイッチ 一年前に引っ越してからこんな配置だったのだけど、さいきん鉢を増やしたら洗濯担当大臣の氏…

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    higedice
    higedice 2009/11/13
    本が気になる
  • サイバービア ~電脳郊外が"あなた"を変える - 情報考学 Passion For The Future

    ・サイバービア ~電脳郊外が"あなた"を変える 「人間とは終わりのない情報ループを進むメッセンジャーである」というサイバネティクスの視点で、現代のデジタルコミュニケーションの生態系を眺める内容。サイバービア(電脳郊外)という言葉ははじめて聞いた。人々がネットワーク上で長時間を過ごす"巨大な電子情報ループ"を著者はサイバービアと名づけた。ソーシャルネットワークやブログや動画投稿サイト、あるいはセカンドライフのような電脳コミュニケーション空間のことだ。 「サイバービアでは電子的な弱いつながりによって、かつての直接的な関係という強いつながりよりもはるかに素早く情報を世界中に伝えられる。だがどのような情報が伝わるのだろうか?。より強い関係ではもみ消されていたはずの悪い噂も、弱いつながりのネットワークでは簡単に流される。サイバービアでは人々同士の関係が確かに弱く、後述するように、さまざまなつながりが

  • スゴすぎる!勝間本『目立つ力』の秘密:イザ!

    私の尊敬する勝間和代氏の新著『目立つ力』を読みました。 相変わらず非常に主張が明快で、【勝間氏らしい】中身の濃いに仕上がっています。 ただ、勝間氏のは意地悪なトラップが仕掛けられていることも多く、読み手の力量が試されます。(笑) 今回のも読者を試すようなトラップが仕掛けられており、このを素直に読んでしまうと罠にはまってしまいます。勝間氏が日頃、どのような主張をしているか、どういうポジションにいるのかを理解しておかなければいけません。 このの最大のトラップは、構成上「ウェブ初心者向け」の体裁をとりながら、その実、書かれている内容は「勝間氏、小飼氏ら、すでにアルファブロガーであるか、それになりうるレベルの人向け」になっていることです。 初心者がこのに書かれていることを素直に読み、実行しようとしてしまうと、途方に暮れるでしょう。 そして、途方に暮れた後に勝間氏や小飼氏らの

    higedice
    higedice 2009/10/16
    騙す力なのか? 「よくも悪くも「勝間氏本人が目立ってきた方法論」であり「勝間氏本人が、ますます目立つようになる本」になっています」
  • 新聞・テレビが消滅することをゲーマーは前世紀に知っていた!? - k-takahashi's blog

    佐々木俊尚氏の*1を読んだ。内容は、メディアはコンテンツ、コンテナ、コンベヤの3層構造を持ち、力を持つのはコンテナを握ったもの。従来のマスコミはコンベヤを独占したうえで垂直統合を行い、たっぷりと利益を得ていたがコンベヤの独占が崩れたことでコンテナの支配権も失い、衰退の最中にある。これはマスコミの堕落といった一時的要因が原因ではなく構造的なものだ、ということを解説したもの。 それはともかく、中にTRPGの話題が出てきていたので、ちょっと紹介。 メディアは、パーソナルメディア、ミドルメディア、マスメディアの3つに分類される。受け手のニーズが高いのはミドルメディアだがそれは従来は流通が難しかったという指摘があり、昔のミドルメディア作成方法論として回覧的にコンテンツを増やしていくという方法があったと紹介する。その後に、こんな記述がある。 同じようなものに、テーブルトークRPGの「プレイバイメール

    新聞・テレビが消滅することをゲーマーは前世紀に知っていた!? - k-takahashi's blog
  • 【レビュー・書評】しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール [著]香山リカ - 売れてる本 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール [著]香山リカ[掲載]2009年9月6日[評者]佐々木俊尚(ジャーナリスト)■アンチ「勝間」もまた幻想か 書に書かれていることの大半は「小泉改革が日をダメにした」「勝ち負けを重視しすぎ」といった、ワイドショーのようにわかりやすく、かつ古くさい現代社会批判である。だがこのの唯一新しい点は「アンチ勝間」だ。表紙の帯には大きく「〈勝間和代〉を目指さない。」と銘打たれ、文中でも最終章をまるまる割いて、経済評論家・勝間和代氏の自己啓発への批判が展開されている。 現代の日は過酷だ。終身雇用制と年功序列に守られなくなった若者たちは、自分でキャリアパスを組み立て、コミュニケーション能力を高め、専門知識も身につけなければならない。そうしなければ脱落してしまうという不安感が彼らを覆っているからだ。自己啓発クイーンこと勝間氏のが読まれ

    higedice
    higedice 2009/09/11
    秀逸な書評。佐々木俊尚氏によるものか。「そうしなければ脱落してしまうという不安感が彼らを覆っている」に共感。
  • 成毛眞ブログ

    凶暴化する中国人を象徴する言葉。空港でのフライトの遅れなどに対して、クレームから暴行事件にエスカレートすることがある。職員を殴るだけでなく、空港設備の打ち壊しも。フライトの遅れにキレて、乗客が滑走路に飛び出し、ほかの飛行機を無理やり止めたこともあるという。 空怒族の様子と空怒族に対抗するために護身術を習う女性グラウンドスタッフの記事。いやはやグッときます。 http://www.toychan.net/archives/2013/08/01_0515.php この記事によると2013年6月に北京首都国際空港から出発した2万2000便のうち、定刻に離陸できたのはわずか18%とのこと、そりゃあ怒るわな。 とはいえ、ご存知のとおりアメリカの搭乗前検査にも辟易。チョー長い行列、ランダムサンプリングの追加検査、素っ裸風X線スキャン、アメリカにはとても観光で行く気になりません。中国も観光で行く気になり

    成毛眞ブログ
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    higedice 2009/08/07
    成毛眞ブログ。元マイクロソフト(株)社長
  • テクノロジー : 日経電子版

    1回の充電で東京―大阪間に相当する500キロメートルを走れるリチウムイオン電池技術の開発が活発だ。積水化学工業の技術は突破のメドがたち、旭化成も近づいた。いずれも既存の電極を使うこ…続き 再エネ効率的に貯蔵、「ナトリウムイオン電池」寿命・容量が増大 [有料会員限定] トヨタの全固体電池 2025~30年EVが化ける [有料会員限定]

    テクノロジー : 日経電子版
    higedice
    higedice 2009/05/29
    本に興味持った。でも、完璧主義で一生懸命働きすぎると病気になってキャリアを中断しなければいけないこともあるよね。
  • テクノロジー : 日経電子版

    1回の充電で東京―大阪間に相当する500キロメートルを走れるリチウムイオン電池技術の開発が活発だ。積水化学工業の技術は突破のメドがたち、旭化成も近づいた。いずれも既存の電極を使うこ…続き 再エネ効率的に貯蔵、「ナトリウムイオン電池」寿命・容量が増大 [有料会員限定] トヨタの全固体電池 2025~30年EVが化ける [有料会員限定]

    テクノロジー : 日経電子版
    higedice
    higedice 2009/05/15
    「リーマンショック以降はドルの凋落が始まり、ユーロが次なる基軸通貨として評価を得るようになると大前氏はみる。いずれ世界の準備通貨はドルが50%、ユーロが35%になると分析している。」
  • 赤木智弘「若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    双風社 2007年11月 著者の赤木氏は1975年生まれであるから32歳、「論座」の今年1月号に「『丸山真男』をひっぱたきたい ― 三十一歳、フリーター。希望は、戦争」という論文を発表して注目されたひとらしい。論文のタイトルにもあるように、いわゆるフリーターとして働きながら自分のウェブサイトに意見を書いていたところを注目されたということのようである。 一読して感じるのは、論理的な思考ができ、まとも文章を書ける能力がある著者のようなひとがなぜ組織の中に入って「正社員」として働くことができず、フリーターを続けていることになってしまっているのだろうか、ということである。氏はけっして執筆することを優先してフリーターであることを選んでいるのではない。 氏は子どものころから社会との「ズレ」を感じていたという。小学校のころから問題児で、高校にいくころにはまったく勉強する気になれず、ほとんど不登校のように

    赤木智弘「若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
  • ネットに時間を使いすぎると人生が破壊される。人生を根底から豊かで納得のいくものにしてくれる良書25冊を紹介-分裂勘違い君劇場

    ネットに割り当てる時間配分を間違えなければ、ネットは人生を豊かにし、自分の未来を切り開く力をくれます。 しかし、ネットに多くの時間を使いすぎると、人生を根幹から豊かで納得のいくものにしてくれる良書を読む時間を失い、自らの人生を破壊し、未熟なまま老いてしまう危険があります。 「優れた書籍」と「はてなの人気エントリに上がるような記事」との落差は、ギアナ高地の断崖絶壁どころではありません。 もちろん、分裂勘違い君劇場のような、薄っぺらくて、矛盾だらけで、勘違いしまくってて、長いだけでろくに内容のない記事ばかり掲載するうんこブログは、優れた書籍とは、比較すること自体がもはや犯罪です。 しかし、分裂勘違い君劇場より1000倍優れている梅田望夫氏や小飼弾氏のやブログといえども、図書館や書店に並ぶ良書の前には、やはり、ゴミより幾分マシだという程度の価値しかないのです。 優れた書籍のレベルとは、それほど

    ネットに時間を使いすぎると人生が破壊される。人生を根底から豊かで納得のいくものにしてくれる良書25冊を紹介-分裂勘違い君劇場
    higedice
    higedice 2009/03/02
    取上げるテーマが実にブログ読みまくる人とかはてなが好きな人に合いそうだなあ。マズローには興味がわいた。 「ネットに時間を使いすぎると、それらの価値ある本を読む時間を失う」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    ネイルで使う材料で、DIY時の木割れやネジ跡を派手にしたらかわいい OSB合板でちょっとしたボックスをつくりました。 ビス止め下手すぎて木を割ったり穴あけすぎたりした場所に、好きな派手色の樹脂を詰めてパテ代わりにしてみました。 ちょっと某HAYっぽみ出て可愛かったので、自分用にメモです。 手順 塗装 派手色グミジェルで失敗部分…

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  • 新明解国語辞典を読む 万省堂

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • Hal Tasaki’s -<log p>水は答えを知っている

    関連する項目をまとめた、「水からの伝言」を信じないでくださいというページを作成しましたので、そちらもご覧ください(2006年11月)。 末尾の付録に、「水からの伝言」関係の簡単なリンク集があります。 水は答えを知っている―その結晶にこめられたメッセージ 作者: 江勝出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2001/11/01メディア: 単行購入: 3人 クリック: 196回この商品を含むブログ (81件) を見るいろいろな方がこの書評をご覧になるだろうから、最初にひとこと注意を。私は相当に批判的な立場からこのを読み、以下にもまったく否定的な(しかし、わたしが一人の人間として正直に感じた)感想を述べている。このがすなおにお好きで、否定的な見解をみると不快になるという方は、この書評をお読みにならない方がよいかもしれない。ただし、あなたが学校の先生で、このを生徒にすすめよう、この

    Hal Tasaki’s -<log p>水は答えを知っている