Appleは初代AirMac(米国では「AirPort」)を1999年7月のMacworld Expoで発表した。このモデルはそのユニークな形状から日本では「甘食」として親しまれた。 一方、米Googleは無線ルータ「Google Wifi」を10月から米国で販売している。こちらは1台129ドルと、Appleの最安価モデルであるAirMac Expressより30ドル高いが、iOS端末でも制御でき、複数設置すればメッシュネットワークを構築できる。 関連記事 メッシュネットワーク構築可能なWi-Fiルータ「Google Wifi」、129ドルで12月発売 GoogleのWi-Fiルータ「Google Wifi」は、複数を連係させることでメッシュネットワークを構築し、家中どこでもネットに接続できるのが特徴。3個パックは299ドルだ。 Apple、Thunderbolt Displayのディスコ
iPhone7からはイヤホンジャックが消え、代わりに右側と同じスピーカー形式の穴が空いています。しかし分解の結果、実際にはスピーカーではなく、「気圧調整口」の役割を果たしていることが分かりました。 穴はお飾りじゃない! いち早くApple製品を分解することでお馴染みのiFixitが今回もiPhone7を解体した結果、判明したのはイヤホンジャックが消えた代わりに登場した穴はスピーカー用のものではないという事実でした。右側のスピーカーグリルと違い、左側はどこにも繋がっていません。かと言って、以前のようにマイクというわけでもないようです。 このことから当初は、「美観的な問題から左右均等に穴を開けただけ」という見方がありましたが、よく見るとイヤホンジャックがあった場所に黒いプラスチックの物体が確認できます。 実はAppleによると、これは「気圧調整口」なのだそうです。防水・防塵性能(IP67)を搭
Microsoft、Yahoo!、Google、Facebook、Apple・・・。わずか20年ほどのインターネット商用利用の歴史の中で、激しい覇権争いが何度も繰り返され、新しい技術が出るたびに覇者がころころと変わってきた。今はスマートフォン全盛時代で、AppleとGoogleが覇権を2分しているように見える。このまま2大覇者の時代が続くのか。それとも新たな覇者が登場するのか。再び覇権争いを引き起こすテクノロジーは何になるのだろうか。 そのテクノロジーは、音声技術ではないかと思う。なぜならパソコンのキーボード入力よりも、さらにはスマホのフリック入力よりも、音声コマンドを発声するほうが人間にとってより自然だからだ。 次の覇権争いは音声技術が引き金になって起こり、覇者はAmazonになる。断言するにはまだ少し早いかもしれないが、そうなる兆しが見えてきたように思う。 予想を上回る大ヒットAmaz
Hewlett-Packard(HP)の最高経営責任者(CEO)であるMeg Whitman氏は米国時間6月11日、ラスベガスで開催の同社のDiscover Conferenceで講演を行い、HPがコンピュータについて徹底的に考え直すプロジェクトに着手した理由を冒頭で説明した。 「クラウドコンピューティングやモノのインターネット(Internet of things:IoT)、モバイルネットワーク、マシンツーマシン(M2M)コンピューティング」がもたらすデータ量の増大は、把握や管理が不可能な大量のデータを発生させており、それに対処できる新たなコンピューティングアーキテクチャが必要になっている、とWhitman氏は述べた。 同様に同カンファレンスで講演を行った同社最高技術責任者(CTO)のMartin Fink氏は、「われわれは何十年もの間、同じアーキテクチャを使い続けており、それをずっと同
IBMが脳からヒントを得た「ニューロシナプティック・コア」を持つ半導体を正式に発表。量産化のめどがたったことで、「ニューロシナプティックスーパーコンピューター」の実現が期待される。 米IBMは2014年8月7日(現地時間)ニューロシナプティックコンピューターチップ「IBM SyNAPSE」を正式に発表した。製造はサムスン電子の28nm製造プロセスを採用している。リアルタイムオペレーション時の消費電力は70ミリワット。100万個のプログラム可能な「ニューロン」と2億5600万個のプログラム可能な「シナプス」、そして毎秒毎ワット460億の「シナプティックオペレーション」を実現する。 SyNAPSEは、われわれがよく知るノイマン型コンピュータとは全く異なるアーキテクチャを採用しており、スケーラビリティにおいては実質的に無限の拡張性を持つものになる。一方、アーキテクチャが全くことなることから、その
身につける情報機器、いわゆるウエアラブル端末を使って集めた体の動きのデータを基に、職場などの幸福感や充実感を数値で表す技術を大手電機メーカーが開発しました。 この技術は「日立製作所」が開発したもので、体の動きを測定する加速度センサーや無線通信の機能が搭載された、名札の形をしたウエアラブル端末を使って「歩く」、「立つ」、「話す」といった日々の活動のデータを集めて分析します。 この会社の研究によりますと体の動きと幸福感や充実感の度合いには一定の関係があるということで、今回開発した技術を使うと、職場など組織の幸福感を0から100までの数値で表すことができるとしています。 この会社は、再来月からこの技術を実用化して職場環境や業務の改善につなげるビジネスとして提供することにしており、将来的には、「利益率」などと同じように職場全体の「幸福感」を経営目標の指数の1つとして普及させたいとしています。 開発
サンフランシスコ発--マイクロプロセッサ大手のARMは米国時間2月3日、一連の新チップを発表した。すべてがモバイルコンピューティング用に設計されており、数多くのコネクテッドデバイスがあらゆる場面で使われる世界に備えようとする同社の姿勢がうかがえる。 ただしARMは、これらの新しいプロセッサの構築において、リアルタイムコラボレーションや高精細ストリーミング動画のみにとどまらず(これら2つの使用事例も、当然ながら大いに考慮して織り込んでいるが)、それらをはるかに超えた範囲を考慮している。 例えば、新GPUである「Mali-T880」は、モバイルプラットフォーム上で「コンソールクラスのゲーム性能とグラフィックス」を実現しつつ、同一負荷で前世代と比較した場合の消費電力を最大40%低減するという。 「CoreLink CCI 500 Cache Coherent Interconnect」も、消費電
ドワンゴがニコ動の画像配信向けにFPGAエンジニアを募集したり、マイクロソフトはBingをFPGA実装したり、Baiduもディープラーニングの高速化にFPGAを導入したりと、なんだか世の中急にハードウェアくさくなってきた。IoTとは違う意味で。 金融分野ではすでにCPUでは遅すぎてFPGAによるナノ秒単位の株取引が行われているって記事を書いたのは2年前だけど、ここ数年はIntelのCPUのクロックもあまり上がらなくなってきたし、Fusion-ioやNetezzaといった大手御用達のハイエンド鬼速ストレージも、フタを開ければ中身はすでにFPGAに移行済み。IBMが最近出したData Engine for NoSQLという製品ではPOWER8プロセッサにFPGAを直付けしてRedisを高速化したり。いよいよデータセンターにも、先の見えないCPUに代わってFPGAやGPUを導入する波が押し寄せつ
本格的なものづくりビジネスを考える起業家に朗報だ。「聖地」秋葉原に新しい拠点が完成する。 DMM.comは10月31日、ハードウェア・スタートアップを対象とした新拠点「DMM.make AKIBA」を公開した。開設は11月11日で利用者の募集は今日から開始。場所はJR秋葉原駅から徒歩2分にある富士ソフトビルの10階から12階までの3フロアをすべて使う。 会員は3Dプリンタなどの開発機材、認証取得に必要な試験機、量産に必要な機材など約150点、総額5億円規模の設備を利用することができる。また、開発者のためのオフィススペースも提供し、法人登記などにも対応するほか、イベントスペースも備える。 利用には会員登録が必要で月額制。開発設備「Studio」のみを利用可能なプランから、フリーアドレスの席や個室スペースを利用可能なものまでいくつかのプランが用意されている。 また、これと同時にインターネット接
米オラクルは同社の共同創業者でCEOのラリー・エリソン氏がCEOを退任し、CTO兼取締役会長(Executive Chairman of Oracle's Board)に就任することを発表しました。 新しいCEOにはSafra Catz氏とMark Hurd氏が就任。Safra Catz氏は、製造、財務、法務部門を主導し、Mark Hurd氏は営業、サービス、特定業種向け、グローバルビジネス部門を主導、CTOとなったラリー・エリソン氏はソフトウェアとハードウェアエンジニアリング部門を主導すると発表されています。 オラクル取締役会の議長を勤めたMichael Boskin氏は、今回の発表でエリソン氏が引き続きフルタイムで働く予定であるとコメントしています。 Larry has made it very clear that he wants to keep working full time
GoogleやFacebook、Amazonといった大手クラウドベンダは、サーバの調達をサーバベンダから行うのではなく、自社でサーバを設計し、台湾などの企業に製造を依頼するといった形式で行っていることが知られています。 いかに自社のクラウドに最適化したサーバを低価格で調達できるかが、クラウドの競争力であるコストや性能に直結するためです。Facebookはそれをさらに推し進めて、サーバやラック、ネットワーク機器の設計などをオープンにする「Open Compute Project」を立ち上げています。 現在のx86サーバのシェアを見ると、1位を走るヒューレット・パッカードのシェア(約30%)よりも、無名のベンダの合計シェア(約40%)の方が大きくなっており、これはサーバ調達の世界では無名の製造ベンダの存在感が大きくなっていることを示しています。 KDDIが台湾ODMベンダからの調達を明言 KD
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