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2023年は池波正太郎生誕百年。2月3日から映画『仕掛人・藤枝梅安』が公開されます! そこで、「仕掛人・藤枝梅安」シリーズの大ファンで、原作はもちろん、数々の映像化作品にも精通するいわば梅安博士の京極夏彦氏と貫井徳郎氏に、これまでの梅安から最新映画の魅力までをたっぷり語っていただきました! 写真:森 清 初出:「小説現代 2023年1・2月合併号」 人間関係で見せる池波作品 ──原作である「仕掛人・藤枝梅安」シリーズを初めてお読みになられたのはいつでしょうか。 貫井徳郎(以下、貫井) 僕は初読が二十歳過ぎと少し遅いんです。必殺シリーズのドラマはリアルタイムで観ていたのですが、ドラマと原作がずいぶん違うことも聞いていたので、なかなか食指が動かなかったです。特に十代のころはミステリに傾倒していましたし。 京極夏彦(以下、京極) 僕はどうだろう。テレビドラマの『必殺仕掛人』が始まったのが小学校四
綾辻行人 @ayatsujiyukito ミステリ&ホラーがほぼ専門の小説家。著書に『十角館の殺人』『Another』『霧越邸殺人事件』『殺人鬼』『深泥丘奇談』等があります。偏愛している自作は『暗黒館の殺人』。「館」シリーズ第10作『双子館の殺人』を現在、執筆中です。 インスタはこちら instagram.com/ayatsujiyukito… リンク Wikipedia 綾辻行人 綾辻 行人(あやつじ ゆきと、1960年12月23日 -)は、日本の小説家・推理作家。教育学修士(京都大学)。京都府京都市出身。妻は同じく小説家の小野不由美。「新本格ミステリー」ムーブメントの中心的存在。代表作に「館シリーズ」、『Another』がある。 本格ミステリ作家クラブ執行会議。日本推理作家協会会員。元本格ミステリ作家クラブ事務局長。 小学校6年生の夏休みに初期習作の『少年探偵団』のような短編推理小説を
七夕の笹を分けて貰った礼を口実に友人宅を訪ねると、友人は顔も上げず挨拶もせずに冴えない顔色だが発熱しているのじゃなかろうなと悪態を吐いた。冴えぬ顔は平素のことだと云うと、その点は同意するが伝染されるのは御免だと友は返す。見れば古文書を読んでいる。古本の師匠とやらに譲り受けた新選組関係者の私的な記録らしい。 「丁度文久二年の七月に差し掛かったところでね」 何でも、その年も流行病が蔓延していたと云う。 「その描写たるや酸鼻を極めている。棺桶作りが間に合わんと書いてある」 江戸だけで七万人からが死んだと云うから強ち誇張でもないらしい。 「だがそれはコレラ病だろう。今流行しているのはコレラじゃない。比較は無駄だ」 「先行して麻疹も流行していたのだ。まあ東京は水捌けが悪い土地柄だし、長屋など井戸も廁も共同だ。劣悪な環境さ。夏場は余計に不潔になる。凡そ衛生的とは云い難いからな」 「文明開化前の話だろう
3月(2010年3月)に書下ろし小説『ラブ@メール』を光文社より上梓した黒史郎氏を迎え 二人の作家・京極夏彦と平山夢明氏が、黒史郎氏を斬る! 『ラブ@メール』 七夕の日。突然、世界中のカップルが互いを貪るように求め合った後に悶死し始める。伝染病か、それとも細菌テロか? 発症を免れた裕也と妊婦の唯は、自衛隊員の大熊と出会い、驚くべき事実を知る―。新鋭が放つ異形の物語。 ――黒史郎さんによる書き下ろし小説『ラブ@メール』が、このたび出版されました。この機会に、お知り合いでもある先輩のお二人に、黒さんの前途を後押ししていただけたらと思うのですが。 平山 黒ちゃんの新作『ラブ@メール』っていうんだ。 京極 これはホラー?(と、ゲラを読み始める) 黒 ホラーでもないですね。どちらかというとゾンビパニックに近いというか。 京極 まあ、ホラーかなんぞという、ざっくりとした括りなんかはどうでもいいですけど
2016年7月7日、ぜんらまる氏によって概念が形成された。昔話集の挿絵として捕縛されたりしてる河童のイラストがあったりすると「キミ、また懲罰されてるのか」などと評するのが初期には多かった。やがて、そのような展開(河童が腕を切られる、捕縛される、悪さをしないと契約を結ばされる等)の登場する昔話が河童懲罰と呼ばれぜんらまる氏の「今日の民話」で定着していった。河童懲罰に関することをよくつぶやいている人物は「河童懲罰士」と称されてもいる。
「魍魎の匣」は、古本屋を営む“京極堂”こと中禅寺秋彦が、“憑物落とし”を駆使して事件を解き明かす人気作「百鬼夜行シリーズ」の2作目。脚本を畑雅文、演出を松崎史也が手がける舞台版では、“ゴーストギャング”を題材にした「幽劇」に出演した橘ケンチ(EXILE、EXILE THE SECOND)が主演を務める。 上演に際し、橘は「皆様を『魍魎の匣』中毒にできたら、、と願っています。是非楽しみにしていて下さい」と観客に呼びかけ、原作者の京極は「匣に詰められた忌まわしい妖物は、舞台という新しい匣に移されるのだそうです」「そこに果たしてどのような魍魎が涌き出ずるのか、今から愉しみでなりません」とコメントした。 公演は6月21日から30日まで東京・天王洲 銀河劇場、7月4日から7日まで兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeで行われ、チケットの一般販売は5月19日10:00に開始される。 橘ケンチ
ゆうきまさみが京極夏彦「虚実妖怪百物語」をマンガ化、水木しげるも登場 2018年12月31日 10:34 6846 49 コミックナタリー編集部 × 6846 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 3240 3438 168 シェア
ピクシブ文芸とは? ジャンルは不問(オリジナルの一次創作のみ)、文芸小説に特化したネット文芸サイトです。作品投稿機能のほか、文章を書くために必要なテクニックや、作家志望の方に必ず読んでほしい文芸作品を紹介する連載なども随時公開し、投稿者をサポートしていきます。 「小説は誰でも書けるし、何を書いてもいいんです。もっと自由でいいんですけど、でもどうでもいいというものではない。現状・動機・対象により、アドバイスは変わってきます。という話を、これからいたしましょう」 3月の講師には、京極夏彦(きょうごく・なつひこ)氏をお迎えした。 1963年北海道生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビューし、以後多くのヒット作を次々に発表。ミステリ・ホラー・怪談・妖怪小説など、ジャンルを飛び越えて読者の絶大な支持を得る。現代のエンターテインメント小説を代表する作家のひとりである。 満員の会場に、司会の黒木あるじ氏
のんが水木しげるの反戦漫画に寄稿した解説文が素晴らしい! 「戦争って怖いではなく、戦争は本当にダメだ」 京極夏彦が責任監修を務め、6年にわたって刊行を続けてきた『水木しげる漫画大全集』(講談社)。この全集の最終配本となる67巻が5月1日に発売された。この67巻には『白い旗』、『敗走記』そして、水木しげるの代表作のひとつと評される『総員玉砕せよ!! 〜聖ジョージ岬・哀歌〜』の戦記もの3作がおさめられている。 水木しげるが戦争への怒りを爆発させた名作『総員玉砕せよ!!』がおさめられる全集67巻に解説を寄せているのが意外な人物だった。なんと、女優・ミュージシャン・芸術家と多方面で活動する、のんが解説文を寄稿しているのだ。京極夏彦から「水木先生の作品を読んだことがない、若い世代の感想を聞きたいのです」と依頼されたという、のんによる解説文だが、その内容とはいったいいかなるものだったのか。 「戦争は、
万城目学 @maqime 先日、森見登美彦氏と綿矢りさ氏と連れ立ち、ゲリラ豪雨をものともせず、京極夏彦氏のお宅探訪を敢行しました。衝撃の蔵書数、驚異の水木しげるグッズ数、表紙を飾った姑獲鳥、狂骨、鉄鼠、塗仏人形の実物の迫力、ほぼテーマパークと言って過言ではない京極御殿を堪能し、三人常に「ほええー」でした。 2017-08-03 21:27:16
万城目 僕は大学生の時に『姑獲鳥の夏』を友人から、「めっちゃ面白いから、とにかく読め」と言われて、読みました。まさかこんな形でお会いできる日が来るとは思いませんでした。 京極 いや、僕も万城目さんの作品はエッセイ以外は恐らく全部読んでますからね、今日は一読者として緊張しています。 万城目 なんと……。ありがとうございます! 大学の時に読んで、とにかく分厚さに驚いたんですけれども、人間がこんなことを、こんな分厚いボリュームを使って論理的に物を考えられるのかと圧倒されました。 京極 下手だから長くなるんですよ。でも、万城目さんみたいな書き方は僕にはできないだろうから、ちょっと憧れますけどね。 万城目 え、どのあたりがですか? 京極 たとえば、僕は「お化けの人」と思われてるわけです。現在、この版元で書かせてもらっている作品(週刊新潮連載「ヒトごろし」)なんて、まるでお化け関係ないんで
講談社『マガジンイーノ』2010年5月号「平山夢明 御乱心録」より 語り:平山夢明 ひらやま・ゆめあき 小説家。代表作は『DINER』。著書は『或るろくでなしの死』『暗くて静かでロックな娘』『ヤギより上、猿より下』など。実話怪談では『「超」怖い話』『平山夢明恐怖全集』などシリーズ多数。短篇集『独白するユニバーサルメルカトル』に収録されている「無垢の祈り」が映像化され話題に。この夏『ボリビアの猿』刊行予定。 ゲスト:京極夏彦 本を買うために本を売っていたという矛盾した赤貧時代の話。 ― 一周年記念スペシャルに相応しく、ビッグゲスト、小説家の京極夏彦先生です。どうぞ宜しくお願いいたします。 平山・京極 宜しくお願いします。 平山 こんな企画にカラーくれる雑誌もどうかと思いますけどね…。まずは景気づけに、お銭(ぜに)の話からしましょうかね。京ちゃん、がっぽがっぽ稼いでるんでしょ?? バッカンバッ
明治20年代半ば、無為な日々を過ごしていた男・高遠は、3階までぎっしりと本が積まれた異様な本屋・弔堂にたどり着く。その店には様々な悩みや苦しみを抱えた客が、かけがえのない自分だけの「一冊の本」を求めて訪れるのだった。月岡芳年、泉鏡花、井上圓了、ジョン万次郎、勝海舟。明治期の著名人が多数登場する注目の新シリーズ。 「もともとある編集者から、明治時代の本の売り方は今とは違ったはずですね、と言われたんですね。今、本屋には読み切れないほどの本が並んでいて、お金を出せば誰でも手に入れられる。でもこうした状況は突然できあがったわけではなくて、時間をかけて徐々に完成したものです。その黎明期を書くのは面白いかもしれないと思った。そこで明治期の本屋を舞台に書物と人の関わりの変遷を描く、という基本線を作りました。サブタイトルの『破曉』とは、夜が明ける前、ぼんやりと光が差している状態。一般人もやっと本が買えるよ
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