■シーン1 ポーカーの世界選手権で知られる「ワールドシリーズ・オブ・ポーカー」(WSOP)が11月6~8日の3日間、米ネバダ州ラスベガスで開かれ、22歳のピウス・ハインツさん(ドイツ)が優勝し、優勝賞金871万5638ドル(約6億7700万円)を手に入れた。 85カ国6865人が参加費1万ドルをかけ、賞金総額は6453万1000ドル(約50億1500万円)。7月から大会は繰り広げられ、11月のファイナルテーブルにつくことができるのは、わずか9人。「November Nine(ノベンバー9)」と呼ばれる最強のプレーヤーたちだ。 ハインツさんはチップ数7位でスタートしたが、チップリーダーとなり、最後は優勝候補の35歳、マーティン・スタツコフさん(チェコ)を破ってドイツに初の栄冠をもたらした。 大会の模様は全米で中継されたほか、インターネットでも速報されるなど、各国のファンがトッププレーヤーの動