AWS DevDay Japan 2022 で登壇した際の資料です
はじめに GoogleのマネージドKubernetesディストロであるGKEの新機能(厳密には新しい種類のクラスターといったほうがユーザーにとっては正しい説明になると思いますが)、GKE Autopilotが先週大きく話題になりました。 ノードがGoogle Cloudによるマネージド Podごとの課金体系 ノードへのSSHが使えない といった特徴が大きく取り上げられており、ぱっと見AWSのEKS Fargateと非常に似ているように見えます。が、(少なくとも、user facingな部分においては)技術的には全くやっていることが違うと思います。なぜならFargateはEC2とは全く異なるVM技術がベースになっているのに対して、Autopilotは通常のGCEを応用した機能として提供されているからです。 ※まあ、GCEは実はコンテナで動いてるみたいなちょっとした裏話もあったりするんで、本当
現状、Fargate上のコンテナが利用できるログドライバーはawslogsのみです。つまり、アプリケーションログ(標準出力)の集約先としてはCloudWatch Logsしかありません。 「それはわかっている。でもどうしてもFluentd経由で外部にログを送信したいんだ。。」 そんなことがありました。ということで今回はFargate上で起動するコンテナのログをFluentd経由で外部に送信する方法を紹介したいと思います。 ログ転送イメージ アプリケーションコンテナおよびFluentdコンテナで共有ボリュームをマウントします。アプリケーションコンテナはそのボリューム上にログを出力し、Fluentdコンテナはそのログ参照します。 ECSの言葉でいうと、1つのTaskにアプリケーションコンテナ、Fluentdコンテナ、およびVolumesを定義し、両コンテナのMountPointsで同一のVol
本記事はDevDay Day1のセッションレポートとなります。 資料についてもすでに公開済みですので合わせてそちらもご確認ください。 セッション概要 AWSのオフィシャルツールを筆頭に、各種OSSを使用したFargateへのコンテナデプロイを考察する。 登壇者 原 康紘 様(アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社) セッションの対象と目的 Fargateの利用を検討している方 デプロイツールの特徴を知りたい方 デプロイメントやパイプラインの構築、改善を行いたい方 AWS Fargateとは Dockerコンテナをデプロイする際にツールがないとEC2インスタンスに対してSSH接続してDockerの構築が必要になる この問題を解決するためにECSがサービスとして登場した EC2インスタンス群にDockerコンテナを自動的に構築してくれる EC2インスタンス上で動いているので、OSが動いて
こんにちは、コカコーラ大好きカジです。 AWS X-RayをFargate上でどのように動かすか不明だったため、調べてみたところ、以下の資料が見つかったので、東京リージョンで構築して試してみました。 構築時のコマンドの実行結果も貼っています。 GitHub - aws-samples/aws-xray-fargate: Code examples showing how to run AWS X-Ray as a sidecar container on Fargate for deep application insights. AWS X-Rayによる分散アプリケーション分析(分散トレーシング)とは マイクロサービスが増え、パフォーマンス状況やデバッグが煩雑になっており、サービス間の相互作用やそれぞれの待機時間を把握するのは面倒な問題です。 そんな問題を解決するのが、AWS X-Ray
前提 全体的な流れ 現在のECSタスク定義を取得する 現在のECSタスク定義をベースに、新しいタスク定義を作成する 新しく作成したタスク定義をAWS上に登録する 新タスク定義を使うよう、ECSを更新をする デプロイの最終確認をする まとめ ecs-deploy というデプロイツールがあり、これを使うと簡単に Amazon ECS へデプロイができる。 github.com Dockerイメージを更新するだけであれば以下のように、コマンド一発でデプロイをいい感じにやってくれる。 $ ecs-deploy --cluster my-cluster --service-name my-service --image registry.gitlab.com/mogulla3/ecs-sample-app:xxe93fce82a4e787dc81427a4a469debaa07dbb4 ecs-de
※ 東京リージョン - 110円/ドル - 30.5日 × 24時間 手軽に料金を知りたいときに Fargate | ざっくりAWS 細かい計算方法はいいから料金を知りたいという方は、Webサイトで手軽に算出できるようにしたので使ってみてください。東京リージョン限定ですが、サクッと料金を算出できます。 計算するときに考慮すべき変数 タスクに割り当てたリソースと、タスク数、稼働時間と外部へのデータ転送量で料金が決まります。 他のサービスと連携した場合はそちらでも課金されますが、本筋から外れるので無視します。 vCPU/メモリ Pricing is based on requested vCPU and memory resources for the Task 割り当てるvCPU/メモリのリソースによって料金が変わります。ひとつ注意が必要なのが、vCPUに対するメモリの選択肢が決まっているの
AWS Fargateでより強力になったAuto Scaleingを実施してみます。 AWS公式のブログを参考に設定を実施しました。 TerraformでECS環境の構築【オートスケール編】を参考にTerraformでも設定します。 旧ECSのAutoScale コンテナインスタンス(EC2)縛りがありコレジャナイ感があります。 以下2つのAuto Scale設定が必要です。 コンテナインスタンスのAuto Scale ECS ServiceのAuto Scale FargateのAutoScale コンテナインスタンス(EC2)から解放され、ECS Cluster内でtaskを自在に配置できます。 コンテナインスタンスのAuto Scale が不要になりました。 Terraformで設定 以下で一気に作成します。 https://github.com/Thirosue/terraform
はじめに この記事はCON333 Best practices for CI/CD using AWS Fargate and Amazon ECSのレポートです。 動画はこちらで公開されています。 セッション概要 CI/CD techniques enable teams to increase agility and quickly release a high-quality product. In this talk, we walk you through the best practices for building CI/CD workflows to enable you to manage your containerized applications. We cover infrastructure as code application models with the
やること こんにちは。大阪オフィスのかずえです。 Fargate、使ってますか?ホストインスタンスの管理をAWSにまるっとお任せできるので楽ですが、docker execでホストインスタンスに入ってゴニョゴニョすることができないので、デバッグが少し大変だったりします。 【祝!】FargateでもECSにごっつ簡単に環境変数に機密情報を渡せるようになりました! 上記エントリにもある通り、Fargateでも環境変数の参照元としてパラメータストアを簡単に使えるようになっております。SecureStringタイプを使えば機密情報も登録可能です。簡単&便利なので皆さんご利用されることをオススメします。 今回は、この環境変数がちゃんと登録できているかコンテナ内で確認したい、という話です。 docker execが使えれば楽なのですが、Fargateなので使えません。前述のエントリではPHPを使っての確
Amazon Web Services ブログ AWS CodeDeploy による AWS Fargate と Amazon ECS でのBlue/Greenデプロイメントの実装 AWS Fargate と Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) 上で稼働するサービスでの Blue/Green デプロイメントがサポートされます。 AWS CodeDeploy を利用し、 Blue/Green デプロイメントを行うことでアプリケーションの更新時のダウンタイムを最小限に抑えることが出来るようになります。 Blue/Green デプロイメントは、古いバージョンと新しいバージョンのアプリケーションを同時に起動し、新しいバージョンをテストしてからトラフィックをルーティングします。デプロイ状況を監視し、問題が発生した場合はすぐにロールバックすること
こんにちは、かたいなかです。 先日のre:InventにてECSに対してCodeDeployを使用してBlue/Green Deploymentを行う機能が発表されました。 AWS CodeDeploy/AWS CodePipelineでAWS Fargate/Amazon ECSのCI/CDがサポートされました! #reinvent 個人的にワクワクが止まらくなってしまい、ラスベガスに行ってもないのに早速試してみましたので、内容を紹介します。 今回の記事では、デプロイ後に本番トラフィックを向ける前に本番環境内で動作を確認し、動作確認後リリースを行う、という流れを実装していきます。 Blue/Green Deploymentとは Blue/Green Deploymentはデプロイの一つのパターンです。 本番環境内に2つの環境を用意し、トラフィックを片方だけに向けておきます。新しいバージョ
CircleCI + GitHub + Amazon Elastic Container Registry (Amazon ECR) + Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) (+ AWS Fargate) で継続的デリバリー環境を構成する クラウド事業部の上野です。 AWSにあるコンテナサービスを使ってみたい!今後の弊社のサービスで活用できるかも!ついでにCIツールでデプロイまで自動化したい! ということでAmazon ECSとAmazon ECRで継続的デリバリー環境を作ってみました。 今回はCIツールとしてCircleCIを利用してみます。 簡単に各サービスを説明しますと、 CircleCIはCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)を行うサービスです。 Amazon ECSはDocker コンテナをサポートするAW
EKS on Fargate こんにちは。 サイバーエージェントの青山(@amsy810)です。 この記事は Kubernetes3 Advent Calendar の 4日目の記事です(EKS #2 にもクロスポストしています)。 re:Invent で EKS 関連の何かしらの発表がされることを見越して Advent Calendar を埋めたので、書くネタが見つかってホッとしています。 KubeCon 会期中に 「Managed Worker Node for EKS」 がリリースされ歓喜の声が上がりましたが、今回は re:Invent で 「EKS on Fargate」 がリリースされ歓喜の声が上がっているようです。 今回は EKS on Fargate のアーキテクチャを見ていきたいと思います。virtual-kubelet と近いと思ってますが果たして。 (EKS on Fa
金額的に自分の趣味でEKSやFargateを使うことはないのですが、興味があったので少し触ってみました。 現時点ではドキュメントが揃っておらず、試行錯誤が必要だったので記事に残しておきます。 ...と思ったのですが、AWS Advent Calendarが代わりに投稿できそうだったので7日目として投稿します。 qiita.com この記事で紹介されていることは以下のリポジトリで簡潔に確認することができます。 GitHub - 8398a7/eks-on-fargate 書いてあること 今回紹介する内容のまとめです。 検証はmacOS上から行っています。 書いてあること ツールの準備 クラスタの準備 ALB Ingress Controllerのセットアップ target-type: ipの挙動 hostの割当時間 iam-for-pods ハマったポイント 所感 ツールの準備 下記のドキュ
eksctlが0.11.0で「Fargate for EKS」に対応しました。使い方を簡単に説明します。 みなさん、こんにちは! AWS事業本部の青柳@福岡オフィスです。 このブログ記事は「Amazon EKS Advent Calendar 2019」の10日目のエントリです re:Inventで公開された「Fargate for EKS」に合わせて、EKSのコマンドラインツール「eksctl」も version 0.11.0 で「Fargate for EKS」に対応しました。 今回は、「Fargate for EKS」に関係する部分を中心にeksctlコマンドの使い方を見ていきたいと思います。 はじめに:「eksctl」のススメ (特に初学者) 現在、EKSの環境を作成して使い始めるには、いくつかの方法があります。 マネジメントコンソール AWS CLI eksctl Terrafo
みなさん、こんばんは! AWS事業本部の青柳@福岡オフィスです。 今、私は猛烈に感動しています!!(大げさ) [速報] Fargete for EKSがGAされました!!! #reinvent | Developers.IO そう、以前からリリース予定とされてきた Amazon Fargate for Amazon EKS がとうとう正式発表されたのです! しかも、即日使えるようになっています! ということで、さっそく試してみました。 やってみた AWS公式ブログ (英語) が公開されていますので、こちらを参考に進めてみます。 Amazon EKS on AWS Fargate Now Generally Available | AWS News Blog 準備その1: EKSクラスターの作成 まず、通常通りにEKSクラスターを作成します。 サクっと作成するために eksctl コマンドを
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