ソニー・ミュージックアーティスツが開催した女優発掘オーディション「アクトレース」にて応募者1万人以上の中から選ばれたメンバーを中心に結成された劇団ハーベスト。彼女たちの記念すべき第10回公演『真っ向ガール』では、コメディ、殺陣に挑戦をする。前回作の『起死回生スウィングバイ』とは全く異なるジャンルの作品に彼女たちはどう挑むのか。本作のプロデュースも務める松永ミチル、そして中心メンバーである山本萌花・加藤梨里香に本作にかける想いを聞いた。 ――― 今回の公演は松永さんのプロデュースということで、まずは公演の内容を聞かせてください。 松永「まっすぐなコメディ作品です。作家の田中大祐さんと、どういった物語にするかを話し合う機会があったんですが、その時に「最初から最後まで笑える物語」というのは伝えました。自分自身、コメディが好きというのもありましたし。今回は殺陣を中心にした物語でもあり、また青春とい