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ブックマーク / webgenron.com (2)

  • タイパを求めてどこまでも SNSコメンテーターたちの“正解” 前略、塀の上より(5)|高橋ユキ

    コンテンツ過多の時代、タイムパフォーマンスを求める人が増えたと言われる。タイムパフォーマンス、略してタイパは、コスパの時間バージョン。かかった時間に対する満足度を表す言葉だという。その時間でどれだけ効率良い行動ができるかが重要なようだ。 話題となった2冊の書籍『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ──コンテンツ消費の現在形』、『先生、どうか皆の前でほめないで下さい──いい子症候群の若者たち』に関する記事には、タイパを求めて動画コンテンツを倍速視聴することと若者の「いい子症候群」の共通項に触れられており、「『とにかく結論や正解を早く教えてほしい』など、倍速で観る人たちとの共通項は多そうです」とある[★1]。 倍速で動画コンテンツを視聴するという流れが進むと同時に、動画の尺そのものに変化が生まれてもいる。YouTube ではショート動画の投稿数が明らかに増加し[★2]、ユーチューバ

    タイパを求めてどこまでも SNSコメンテーターたちの“正解” 前略、塀の上より(5)|高橋ユキ
  • 第65回岸田國士戯曲賞に寄せて|柳美里

    柳美里さんから編集部に連絡があったのは6月下旬のこと。岸田國士戯曲賞の選評が掲載されず選考委員を辞することになった、ついては選評と経緯を説明する文章を発表できないかとの相談でした。原稿を拝見し、編集部で議論のすえ、掲載を決定しました。ゲンロンもスクールや新人賞を主催しています。他社である白水社さん主催の選考について、第三者であるゲンロンが批判を掲載することにはリスクがあります。非難もあるかもしれません。けれども、岸田國士戯曲賞は有名な賞で歴史も長く、柳さんも影響力のある作家であり、内容的にも必ずしも戯曲賞および白水社さんを一方的に批判するものではないことから、公表には公共性があると判断しました。掲載にあたっては、柳さんと相談し、個人名を割愛するなど最低限の編集を施しています。原稿の公表が、演劇界での議論の活性化につながることを期待します。(東浩紀+上田洋子) 岸田國士戯曲賞の選考委員を辞

    第65回岸田國士戯曲賞に寄せて|柳美里
    mfluder
    mfluder 2021/10/02
    "劇作家は、そのサークルの中に入ってはいけない。お仲間になってはいけない。徒党を組んではいけない。徒党を組む人というのは、限りなく貧相だ。貧相な文学者は、貧相な作品しか書けない、とわたしは思う"
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