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ブックマーク / realsound.jp (22)

  • 『ゴジラxコング』はアメリカンプロレスの怪獣版だ! 言葉を喋らないのに理解できる驚き

    オレの名前はキングコング。デカい猿の怪獣だ。地底世界の戸亜留地区で暮らしてるが、オレには同族の仲間がいねー。人間は嫌いじゃねーけど、種族が違う。ゴジラ? あんな凶暴だけのヤロー、仲間じゃねーよ(ここで「あ?」とキレるゴジラの小さいコマ)。 で、仲間を探す旅をしてたんだけどよ……仲間どころか、スカーキングっていうクソ野郎と出会っちまった。弱いもんイジメばっかして、地上も支配したいだと? なめてんじゃねーぞ! (格闘シーン/コングがスカーを相手に格上感を出す) キングコング「キングって名乗るわりにゃ、大したことねーな。オレが知ってる地上のキングは、テメーの100倍は強いぜ」 スカーキング「くっ……くくく、なんでテメーとタイマン張らなきゃなんねーんだよ! おい、シーモを呼んでこい!」 キングコング「なっ、こいつは……!?」 こうした髙橋ヒロシ的なやり取りの末に、コングはスカーキングとシーモの二大

    『ゴジラxコング』はアメリカンプロレスの怪獣版だ! 言葉を喋らないのに理解できる驚き
    mfluder
    mfluder 2024/05/01
    “他にも「こざかしい」としか言いようがないチンピラ仕草の連続で、怪獣ってこんなイヤなやつになれるんだと、思わず膝を打った”
  • 利き腕を骨折した専業ライターが片手用キーボード『Froggy』で苦境をしのいだ話

    これはキーボードを筆頭とするインターフェイスが大好きなフリーライターの白石が、昨年10月に利き腕を骨折、そこから片手用キーボード『Froggy』により10000字を書いて、骨折中の期間をどうにかしのいだ10月の記録です。当に助かったので、片手でキーボードを打つすべての人にこのキーボードを広めたい……! 自己紹介と悲劇の日 改めて、フリーライターの白石です。RealSoundでは主にテクノロジーやライブ・エンターテインメントにまつわるコラムやインタビューを執筆しています。演劇学科を出てからパソコン専門誌の編集者としてキャリアを始めた経歴もあって、ライターとしてはメディア・アートや舞台芸術、音楽ライブのレポート、MaciPhoneなどのApple製品にまつわる記事などを書くことが多いです。 そんな私が寝ぼけたまま家の近くですっ転んだのは、10月中旬のこと。雨の振り始めた昼過ぎにスロープへ足

    利き腕を骨折した専業ライターが片手用キーボード『Froggy』で苦境をしのいだ話
  • 『十角館の殺人』実写化報道、なぜミステリファンを驚かせた? 「例の1行」を書評家・千街晶之が考察 

    ■ミステリとしてのメインとなる仕掛けと映像化の問題 2023年12月21日、ミステリファンの誰もが驚くような報せがネットを駆け巡った。綾辻行人の小説『十角館の殺人』(講談社文庫)が実写映像化され、huluで2024年3月22日に独占配信されるというのだ。 『十角館の殺人』——それは、1987年に刊行された綾辻行人のデビュー作であり、後に「新格」の名で定着した格ミステリ復興のムーヴメントの先陣を切った作品でもあった。「週刊文春」が2012年に約500名のアンケートを集計した「東西ミステリーベスト100」の国内部門で8位に選出されるなど、今では押しも押されもせぬ名作の地位を獲得している。 1986年3月、K**大学の推理小説研究会の一行が、角島という無人の孤島に建つ「十角館」に合宿のため滞在することになった。文字通り十角形をした「十角館」は、エキセントリックな建築家・中村青司が設計したもの

    『十角館の殺人』実写化報道、なぜミステリファンを驚かせた? 「例の1行」を書評家・千街晶之が考察 
  • 『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』は“革命的”作品 その凄さを解説

    アメリカンコミックやTVアニメ、実写映画をはじめ、その他複数のメディアで、1980年代より今日まで展開され続けている『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』。この人気作を、制作手法の面でも、設定や物語の内容でも一新させた、ニコロデオン・ムービーズ制作の劇場アニメーション『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』が公開されている。 日でも人気のある題材であるだけに、大きな期待がかけられた一作だが、作『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』は、それを大きく上回る、数少ない“傑作”であるばかりか、“革命的”とすらいえる驚きの出来となっていた。ここでは、そんな作の何が凄いのかを解説していきたい。 コミック『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』は、DCやマーベルのような大手コミック出版社の作品ではなく、もともと作者たちが同人誌として自ら小

    『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』は“革命的”作品 その凄さを解説
  • 日本の歴史上、最も有名な武家法「御成敗式目」はなにが画期的だったのか? 気鋭の歴史学者・佐藤雄基に訊く

    1232年、鎌倉幕府三代執権の北条泰時により制定された初の武家法「御成敗式目」は、日歴史上「最も有名な武家法」とも称され、今なお広くその名が知られている。しかし、その内容が詳らかに知られてはいないだろう。 中公新書より刊行された『御成敗式目 鎌倉武士の法と生活』は、同法の主要な条文を詳しく解説、実態や後世への影響を明らかにした一冊だ。著者の佐藤雄基氏に、同書の狙いと「御成敗式目」の先進性について話を聞いた。(編集部) 佐藤雄基氏 ――「御成敗式目」と言えば、昨年(2022年)放送されたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では坂口健太郎さんが演じていた北条泰時が制定した日初の「武家法」として有名ですが、今回それをメインに扱った新書を執筆しようと思った、そもそもの動機やきっかけは何だったのでしょう? 佐藤雄基(以下、佐藤):私はもともと日の中世の法を研究しています。平安時代の終わりから鎌

    日本の歴史上、最も有名な武家法「御成敗式目」はなにが画期的だったのか? 気鋭の歴史学者・佐藤雄基に訊く
  • 若さを描く『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』 動きまくるアニメの快感

    ニューヨークのブルックリンでスパイダーマンをやっている少年マイルス・モラレスは、学校にヒーロー活動に大忙しだった。ヒーローとして悪漢たちと戦いながら、高校生として進路問題と悪戦苦闘。ただでさえ思春期・反抗期のシーズンなのに、ヒーロー活動というドでかい隠し事があるせいで、両親との関係も日に日にギクシャクしていく。そんなヒーローの孤独を理解してくれる者は周りにはいない。前作『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018年)で知り合い、そして別れを告げた並行世界のスパイダーマンことグウェンに対する恋心を抱きつつ、今日も悶々と過ごしていたが……そのグウェンが目の前に現れた。どうも並行世界のスパイダーマンが集結する場所があるという。 自分が1人ではなかったと喜ぶマイルスだったが、しかしスパイダーマンには非情の掟があった。それは「大切な人を亡くす」という「悲劇」を経験しなければ「ヒーロー」になれない、

    若さを描く『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』 動きまくるアニメの快感
  • 『エルピス』大根仁監督ロングインタビュー 画期的な撮影から長澤まさみとの再タッグまで

    長澤まさみ主演ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』(カンテレ・フジテレビ系)が12月26日に最終回を迎える。プロデューサー佐野亜裕美の実体験をベースにした要素も盛り込まれた渡辺あやによる脚や、挑戦的な作品のテーマが視聴者に熱を与え続けてきた作には、もう1人重要なキーパーソンがいる。チーフ演出を務める大根仁だ。SNSでは現場の様子や放送内容について随時言及してきた大根監督だが、これまで作について深く語ることはほとんどなかった。そして今回、最終回放送前のタイミングでロングインタビューが実現。作品に携わることになった背景から、現場目線でのドラマ全体の総括や画期的な撮影について、そして2011年の映画『モテキ』以来の再タッグとなった長澤まさみへの思いまで、たっぷりと語ってもらった。(編集部) ずっとやりたかった「ドラマの映像ルックを底上げすること」 大根仁監督 ――リアルサウンド映画部で

    『エルピス』大根仁監督ロングインタビュー 画期的な撮影から長澤まさみとの再タッグまで
    mfluder
    mfluder 2022/12/26
    “限られた機材で、いろいろ工夫しながらやろうって言ったのに、日本でもトップレベルの機材とスタッフを持ってきて、「あの脚本には、多分これが合っていると思う」って”
  • 劇場版公開を機に紐解く『輪るピングドラム』 より暗くなってゆく時代へのアンサーとは

    TVアニメ『輪るピングドラム』の放送から、およそ10年の時を経て、新作パートを加えた総集編として、新たに構築された『劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編]君の列車は生存戦略』が、劇場公開された。 『輪るピングドラム』は、『美少女戦士セーラームーン』の一部シリーズや劇場版で評価を高め、さらには女性の自由意志をテーマとした伝説的といえる『少女革命ウテナ』を生み出した、日のアニメーション界の異才・幾原邦彦監督が2011年に発表したTVシリーズだ。ギャグが散りばめられたポップなラブコメ作品のかたちで提出されながら、ところどころに異様な表現が飛び出し、数々の暗喩や、実際の重大事件を思わせるシリアスなテーマが表れる複雑な内容は、放送当時アニメファンの間に大きなインパクトを残した。 とはいえ、その描き方が難解で謎めいたものだったために、十分に理解されなかったのも事実。

    劇場版公開を機に紐解く『輪るピングドラム』 より暗くなってゆく時代へのアンサーとは
  • 『輪るピングドラム』は新たな宗教哲学か 劇場版に追加された不気味な予言シーンも

    TVアニメ『輪るピングドラム』の放送から、およそ10年の時を経て、新作パートを加えた総集編として新たに構築された、『劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM』前後編。後編となる『劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編]僕は君を愛してる』の公開日、2022年7月22日の2週間前にあたる7月8日には、日で元総理大臣が演説中に銃撃されるという重大事件が起こった。 逮捕された容疑者は、「自分の母親が宗教団体の信者で、元総理が団体と親しいと知って狙った」と供述。母親の宗教団体への多額の献金によって家庭が崩壊したことが、犯行へと繋がる動機となったことが分かっている。そこから背景についての報道は加熱し、政治と宗教との長年にわたる癒着や、「宗教2世」といわれる、親がカルト的な信仰を持っている子どもたちの境遇など、これまで大々的に報じられることのなかっ

    『輪るピングドラム』は新たな宗教哲学か 劇場版に追加された不気味な予言シーンも
  • 長谷川博己と染谷将太は“父と子”のようだった 愛の物語としての『麒麟がくる』

    大河ドラマ『麒麟がくる』の、すべてを明智光秀(長谷川博己)と織田信長(染谷将太)の愛の物語へと収れんさせた最終回「能寺の変」の興奮が醒めやらない。かつて大河ドラマは大御所作家の歴史小説を原作とし、英雄たちの活躍を描く重厚な歴史絵巻だった。とりわけ群雄割拠の戦国時代を描く大河は群像劇の様相を呈し、大がかりな合戦シーンが見どころだったことは言うまでもない。『麒麟がくる』では幾つかの有名な合戦シーンが省略されたが、コロナ禍のせいばかりではなかったことが最終回ではっきりした。この大河が描きたかったのはそこではなかったのだ。 『麒麟がくる』が光秀と信長の愛の物語に着地したことは既にネット上でも多く指摘されている。では、それはどういう愛だったのだろうか。ここではそこを掘り下げてみたい。 水の人=明智光秀 火の人=織田信長 終盤に際立ったのは、信長の絶望的な孤独である。安土城の途方もなく広い大広間で松

    長谷川博己と染谷将太は“父と子”のようだった 愛の物語としての『麒麟がくる』
  • キム・ギドク監督の死から考えなければいけないこと これからの映画界をより良いものにするために

    2020年12月11日、韓国のキム・ギドク監督が新型コロナウイルス感染症によりラトビアの地で急逝した。ヴェネチア、ベルリン、カンヌの世界三大映画祭で、最高賞を含む賞を獲得したほか、世界中の映画祭を席巻した、規格外の映画監督である。 キム・ギドク監督 これほどのキャリアを持つ映画監督の死去である。通常なら国を挙げて、その死を悼んだり、世界の映画界が大々的に弔意を示すはずだが、そのような動きはあまり起こってない。そればかりか、「私は追悼しない」と表明する著名人が複数現れるなど、異例の事態が生まれることになった。ここでは、そんな状況になった理由と、この事態が示す映画業界の問題について、彼の業績を踏まえながら振り返って考えていきたい。 2020年は、『パラサイト 半地下の家族』が、アカデミー賞作品賞などを受賞した史上初の韓国映画となった年だった。その快挙を達成したのは、いまや韓国映画を代表する存在

    キム・ギドク監督の死から考えなければいけないこと これからの映画界をより良いものにするために
  • 良くいえば奇跡、悪くいえば珍事!? ノーランのアクション映画への愛が『TENET テネット』で爆発

    クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』(2020年)は、あらすじを説明するのが難しい。予告編でも情報は限られているし、実際に詳細を書き出すときりがなく、恥ずかしながら、私自身も物語を完全には把握できていない。観るたびに「これってこういうことか」という発見と同時に、「でも待てよ。だったらあっちは?」という疑惑が湧いてくる。というか劇中で「あまり深く考えないで」と明言されるのだから、あまり深く考えない方がノーラン的にもオールオッケーだろう。なので今回は「時間の流れをある程度コントロールできる世界で、スパイが世界を救うために頑張る」とザックリ書いておく。 そんな感じで理屈が分からない映画なのは確かだが、その一方で、伝えたい気持ちは理解できるから不思議なもの。思えば『インセプション』(2010年)も『インターステラー』(2014年)もそうだった。理屈はサッパリ分からないが、伝

    良くいえば奇跡、悪くいえば珍事!? ノーランのアクション映画への愛が『TENET テネット』で爆発
    mfluder
    mfluder 2020/09/26
    "最終的に理屈はよく分からなくても、観客に未来は僕らの手の中といったメッセージは伝わる。いつもと同じ「話はよく分からんが、気持ちは伝わる」映画に仕上がっている"
  • 『HiGH&LOW THE WORST』評論家座談会【前編】「川村壱馬くんは『高橋ヒロシ漫画』感がすごい」

    『HiGH&LOW』シリーズのスピンオフ映画『HiGH&LOW THE WORST』が、いよいよ10月4日に公開される。男たちの友情と熱き闘いをメディアミックスで描く『HiGH&LOW』シリーズと、不良漫画の金字塔『クローズ』『WORST』がクロスオーバーした同作は、川村壱馬をはじめとしたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバーらが出演することでも注目を集め、映画に先がけて放送されたテレビドラマ『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.0』(日テレビ系)も大いに話題となった。 『HiGH&LOW』シリーズの最新作と聞いて黙ってはいられないのは、ドラマ評論家の成馬零一氏、女性ファンの心理に詳しいライターの西森路代氏、アクション映画に対する造詣の深い加藤よしき氏の三名だ。これまで『HiGH&LOW』シリーズの新作が公開されるたびに口角泡を飛ばす激論を繰

    『HiGH&LOW THE WORST』評論家座談会【前編】「川村壱馬くんは『高橋ヒロシ漫画』感がすごい」
  • 欅坂46 平手友梨奈、映画『響 -HIBIKI-』脚本に意見 「次の日に『つまらなかったです』って」

    『アンビバレント』初回仕様限定盤TYPE-A 今年1月放送の東野幸治と加藤浩次がMCを務める音楽特番『新曲歌いたいんですけど…』(日テレビ系)で、「みんながニコニコしている中でも、一人した向いている女の子がいる」「『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で平井堅の横で創作ダンスをしていた」「新しい形のアイドル」と平手を絶賛していた東野。会いたかったという思いがVTRにて伝えられると、平手は「すごいありがたいです」と感謝を述べた。MCのフットボールアワー・後藤輝基から東野の印象を聞かれると、「指原(莉乃)さんから、『東野さんがすごい好きだって言ってたよ』っていうのは聞いて、そうなんだって知りました」と事前に耳にしていたことを明かす。 番組には、現在公開中の平手主演映画『響 -HIBIKI-』の監督・月川翔も出演。「この人(平手)がいなかったら映画にできなかったなと思うくらいでした」と撮影を経ての平

    欅坂46 平手友梨奈、映画『響 -HIBIKI-』脚本に意見 「次の日に『つまらなかったです』って」
    mfluder
    mfluder 2018/09/18
    "月川側から歩み寄って平手を解放していった"カバンを頭から被る振りで感情を爆発"自分を貫き通すブレない心"大人が聞いても『なるほど』と思う意見なんですよ"自分より大きいアルパカと会いたい"
  • miracle² from ミラクルちゅーんず!、親子でハマる理由は“音の仕掛け”にあり 楽曲分析&メンバー座談会

    miracle² from ミラクルちゅーんず!、親子でハマる理由は“音の仕掛け”にあり 楽曲分析&メンバー座談会 日曜の朝10時半から絶賛放送中の、女児向け特撮テレビシリーズ『ミラクルちゅーんず!』(テレビ東京系)が面白いと話題だ。総監督を務めるのは、『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』や『ヤッターマン』など数々のヒット映画を生み出した三池崇史監督。歌とダンスを監修しているのはexpgと、各分野のスペシャリストが集結している。 作中に登場するアイドルユニット“miracle²(ミラクルミラクル)”が、“アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!”に変身し、キレキレのダンスと抜群の歌唱力で悪の心を浄化していく姿に、あの“ユッキーナ”こと木下優樹菜もSNSで「#ママもハマリング」とつぶやくなど、親子でファンになる視聴者が続出中なのだ。 ヒロインの一ノ瀬カノン(内田亜紗香)、神咲マイ(足立涼夏)、橘フ

    miracle² from ミラクルちゅーんず!、親子でハマる理由は“音の仕掛け”にあり 楽曲分析&メンバー座談会
    mfluder
    mfluder 2017/10/01
  • サエキけんぞうの『君の名は。』評:アニメだから表現できた、人物と都市描写の“快感”

    『あまちゃん』以来、NHKの朝ドラを見る習慣がついてしまった。『ごちそうさん』『花子とアン』からは、明治~大正~昭和の舞台が多く、そこではセットと衣装、そして髪型の再現について眼が釘付けになることが多い。NHKだから時代考証のフィルターを経ていて、完璧に近いと思われるセットと衣装、小道具には感心させられるが、問題はヘアメイクだ。 現在放映中の『とと姉ちゃん』は昭和30年代という自分がギリギリ記憶を持っている時代にかかっているため、余計気になる。昭和期の登場人物の髪型については、ズバリ再現ができているとは言い難い。まず毛質が再現できない。昔の女性は今よりもずっと髪がゴワゴワしているので、毛質感の再現が不可能なのだ。次に昔の髪型は大半が、今見るとカッコ悪い。無理矢理再現をしても、多くの視聴者にとっては、とっつきにくくヤボったくなってしまう。そこで制作陣は工夫を凝らして、今見ても魅力的に見えるよ

    サエキけんぞうの『君の名は。』評:アニメだから表現できた、人物と都市描写の“快感”
  • AKB48・向井地美音と茂木忍の“怪しい仲”に島田晴香が絶叫 「1つひとつの単語がいやらしく聞こえる!」

    AKB48・向井地美音と茂木忍の“怪しい仲”に島田晴香が絶叫 「1つひとつの単語がいやらしく聞こえる!」 『AKBINGO!』の12月16日放送分にて、AKB48グループのメンバーによる企画「ラブラブさんいらっしゃ〜い」が行われた。同企画は、AKB48仲良しメンバーの中でも友情を超え、愛情で結ばれたペアを紹介。それぞれの親密度を2人だけの秘密のエピソードや写真でアピールするというもの。1組目には向井地美音と茂木忍、2組目に岡田奈々と村山彩希が登場した。 最初のテーマ「どうやってラブラブになったの?」では、茂木が「私ともう1人仲の良い子がいて、その子と美音が仲が良かったんです。ライブでホテルに泊まった時に、美音が部屋に遊びに来て仲良くなった」と話し、向井地は「もともと全然仲良くなかったんです。すごく恐い先輩だと思っていて」と述べた。次に、岡田は村山との出会いについて「1年半前に悩んでた時期が

    AKB48・向井地美音と茂木忍の“怪しい仲”に島田晴香が絶叫 「1つひとつの単語がいやらしく聞こえる!」
    mfluder
    mfluder 2015/12/16
    AKBINGO!"茂木は、向井地に1時間お願いされた末、ホテルのユニットバスに渋々一緒に入ったことを告白"
  • 日本人は「演歌のリズム感」から脱却したか? コンサートの手拍子について考えた

    音楽リスナーのリズム感って、すさまじく変化したんだなあ。 と、実感した出来事があった。昨年の暮れ、2014年12月16日&17日に横浜アリーナで行われた星野 源のライブ、その2日目=17日の方でのことだ。 編全22曲中の21曲目に「夢の外へ」をやったのだが、その時、超満員のオーディエンスほぼ全員のハンドクラップが、ちゃんとスネアの位置に入っていたのだ。 いわゆる「裏」ということになるのか。「夢の外へ」は、「♪スッタンスッタン」というドラムの、とてもテンポが速い曲だ。うちのBPMカウンター付きCDJで再生してみたところ、平均BPMは113前後(中盤の3拍子になるところを除く)。これ、半分で計測しているから、2倍にすると226くらい、ということになる。 そんな速い曲なのに、その「♪スッタンスッタン」のうちの「スッ」じゃなくて「タン」の方で手拍子を打っているのだ、横浜アリーナをびっしり埋

    日本人は「演歌のリズム感」から脱却したか? コンサートの手拍子について考えた
    mfluder
    mfluder 2015/07/05
    んー
  • 東京パフォーマンスドールはなぜシーンに衝撃を与えたか? 重要曲「DREAMIN’」のパフォーマンスから読み解く

    東京パフォーマンスドールはなぜシーンに衝撃を与えたか? 重要曲「DREAMIN’」のパフォーマンスから読み解く 東京パフォーマンスドールのニューシングル『DREAMIN’』が6月10日にリリースされた。2014年6月のデビュー以来3枚目のシングルとなるが、今回の表題曲「DREAMIN’」は昨年リリースされた1st、2ndシングルとはやや趣きの違うものになっている。1stの表題曲「BRAND NEW STORY」や2nd表題曲「DREAM TRIGGER」は、新生・東京パフォーマンスドールが世に放つシングルCDの顔として新たに制作された楽曲だった。それに対して、今回の「DREAMIN’」はこのグループがまだオリジナルのCDをリリースする約1年前、2013年夏からステージで披露し続けてきたものだ。つまり、最新シングル曲「DREAMIN’」は東京パフォーマンスドールの現在地を示す楽曲でありながら

    東京パフォーマンスドールはなぜシーンに衝撃を与えたか? 重要曲「DREAMIN’」のパフォーマンスから読み解く
  • 音楽プロデューサー佐久間正英の偉大なる軌跡 最後の作品集『SAKUMA DROPS』を紐解く

    去る1月16日に末期がんの闘病の末、亡くなったプロデューサー佐久間正英のプロデュース作品集『SAKUMA DROPS』がリリースされた。2枚組全34曲、古くは78年11月発表の遠藤賢司の『東京ワッショイ』に始まり、昨年暮れに録音され、死の当日にマスタリングにOKを出したという自身のソロ曲「Last Days」まで、足掛け37年にも及ぶ作品を収録している。少なくとも日のロックで、これほど長い間現役第一線のプロデューサーであり続けた例は、ほとんど思いつかない。同作に収録された、まさしくキラ星のごとく並んだスターたちを見れば、彼が日のロック史に果たした役割が理解できるだろう。とりわけBOØWY、ブルーハーツ、ストリート・スライダーズなどバンド・ブーム黎明期から、エレファントカシマシ、JUDY AND MARY、GLAY、黒夢、くるりなど日のロックが音楽的にも商業的にも大きな発展を遂げた80

    音楽プロデューサー佐久間正英の偉大なる軌跡 最後の作品集『SAKUMA DROPS』を紐解く