宮崎駿監督の不朽の名作である「千と千尋の神隠し」は、2001年の封切り以降、爆発的なヒットとなり、2003年には米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞を受賞。日本での公開から18年が経った2019年には中国で初めて公開され大きな話題となるなど、その壮大かつ独創的な世界観が日本のみならず世界中で愛され続けてきた。 この度、世界初演の舞台化にあたり翻案・演出を手掛けたのは、ミュージカルの金字塔「レ・ミゼラブル」の世界初演の潤色・演出を担い、そのほか「ナイツ・テイル」や「ダディ・ロング・レッグズ」など演劇史に残る名作を生み出してきた英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアード。そして、主演の千尋は、人気と実力を兼ね備え、今回が初舞台となる橋本と、ドラマや舞台に加え声優や歌手としても活躍の場を広げる上白石がWキャストで演じる。 映画版で湯婆婆/銭