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ブックマーク / gendai.media (94)

  • 渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai

    「渋谷はもう若者の街じゃない」――。このところ、そんな声がやけに頻繁に聞こえてくる。実際、渋谷の街を歩いていても、若者の姿は、あまり目につかない。 筆者は、東京の様々な街のイメージを探るために、さまざまな人々にインタビューを重ねているのだが、今回は、そこから見えてきた渋谷という、(かつての?)「若者の街」の姿を解き明かしたい。果たして、渋谷は当に「オワコン」なのか。 「渋谷は、単なる便利な街」 結論を先に述べれば、「若者の街」という看板は、もはや渋谷には似合わないのかもしれない。アンケートを重ねる中で浮上したのは、「渋谷」は、今や単なる「便利な街」程度にしか認識されていないという事実だ。「是が非でも行きたい」「あの場所に行ってみたい」といった特別な思い入れを抱かせる魅力は、すっかり色あせてしまったようである。 このような事態に拍車をかけているのが、現在進行中の渋谷の大規模な再開発だ。数年

    渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai
  • 「世界ふしぎ発見!」終了…制作会社の裏にあった、若手が潰されていく「暗い現実」(林 壮一) @moneygendai

    TV番組制作の裏にあった「絶望の現実」 TBSが1986年4月から放送してきた『世界ふしぎ発見!』が今週末で終了する。当然の幕引きとも、十分過ぎる延命処置であったようにも感じられる。 僅か9カ月間ではあるが、著者はかつて同番組を手掛ける株式会社テレビマンユニオンの社員だった。『世界ふしぎ発見!』には、新人研修として1週間ほど参加している。 会議の折、下っ端社員はチームのボスである総合プロデューサーに、彼が好む銘柄の紙パックカフェオレを、ストローをさした状態で届けるのが習わしとなっていた。日の浅い新入社員には、一体何を意味するのか分からなかったが、時間の経過とともに、同集団の特性を味わうこととなる。 現在、日国民がお茶の間で目にするTV番組とは、著作権こそ放送局が持っているものの、実際にカメラを回して編集する作業は、下請けである制作会社に丸投げしているケースが多い。『世界ふしぎ発見!』もそ

    「世界ふしぎ発見!」終了…制作会社の裏にあった、若手が潰されていく「暗い現実」(林 壮一) @moneygendai
    mfluder
    mfluder 2024/03/27
    株式会社テレビマンユニオン
  • 独占スクープ『脳外科医 竹田くん』モデルの患者が初証言…「脊髄がドリルに絡みついた」痛ましい手術ミスの一部始終(週刊現代) @gendai_biz

    ネット上で話題になった、医療界騒然のマンガ『脳外科医 竹田くん』。主人公は口だけうまく、やたらと手術をしたがるが、手術はミス続き。そのモデルになった医師人が初めて口を開いた――。 なぜあの人が担当に 〈四肢麻痺〉〈重度の聴力障害〉〈穿孔に起因する頭蓋内出血〉〈死亡退院〉 手術やカテーテル治療で失敗を重ね、こうした取り返しのつかない事態を招きながらも、開き直って周囲を振り回す外科医を描いたマンガ『脳外科医 竹田くん』が、医療界で波紋を広げていることをご存じだろうか。 2023年1月からブログ上で連載を始め、同7月まで更新されていたこのマンガは、早くから「ある実在の医師」をモデルにしているのではないか、と指摘されていた。それが、2019年7月から2021年8月まで兵庫県の赤穂市民病院に勤務していた脳外科医のA医師(40代・男性)である。 同病院の脳神経外科では、A医師が着任してわずか半年あま

    独占スクープ『脳外科医 竹田くん』モデルの患者が初証言…「脊髄がドリルに絡みついた」痛ましい手術ミスの一部始終(週刊現代) @gendai_biz
  • 独占スクープ『脳外科医 竹田くん』モデルの医師を直撃…「私は裏切られた」「赤穂市民病院は汚い」その驚愕の主張(週刊現代) @gendai_biz

    「手術禁止」を言い渡されるも… のちに赤穂市民病院が外部の有識者に依頼してまとめた「ガバナンス検証委員会報告書」などにもとづき、A医師の関与が疑われる医療事件を時系列順に総覧したのがこちらの図表だ。 報告書や地元紙「赤穂民報」などの報道によると、A医師はXさんの母を執刀した翌月にも、75歳男性の脳腫瘍の手術、84歳女性の脳梗塞のカテーテル治療を担当したが、ともに術後に重い脳梗塞や脳出血を起こし、亡くなっている。この時点で合計8件もの医療事故に関与していたA医師は、病院から「手術・カテーテルなどの侵襲的(患者の体を傷つける)治療の中止」を指示された。 その後の経緯は、記事の後半でもA医師の主張とともに触れるが、Xさんとその母に訴えられたA医師は、それから1年あまり経った2021年8月に赤穂市民病院を依願退職。ほどなく、前編記事で触れた大阪市の医誠会病院に勤務し始めた。 新たな事件が起きたのは

    独占スクープ『脳外科医 竹田くん』モデルの医師を直撃…「私は裏切られた」「赤穂市民病院は汚い」その驚愕の主張(週刊現代) @gendai_biz
  • 「零戦」は「ゼロセン」とは読まないという指摘が、じつは「的外れ」だと言えるワケ(神立 尚紀) @moneygendai

    私はこれまで、30年近くにわたって元日海軍を中心に、戦争体験者や遺族へのインタビューを重ね、一次資料を蒐集し、あるいは目を通して、何冊かのを上梓してきた。このことが縁となって、テレビ番組や映画の考証、監修を依頼されることが時々ある。そこで得た知見は次の書籍にフィードバックすることもあるし、『マネー現代』に寄稿する記事にもそんな要素を散りばめているけれど、このへんで「考証的な豆知識」をシリーズで紹介してみたいと思う。 第1回の今回は、記事を書くたびに「誤解」に基づいたご指摘やお叱りを受けることが多い事柄についてである。 事実を正確に伝える 私の旧知の、NHKで唯一人の時代考証担当シニアディレクター・大森洋平氏の名著『考証要集』によると、ドラマの時代考証とは〈「よりリアルに見せるため、フィクションに磨きをかける」〉もの、ドキュメンタリーにおける時代考証は〈「事実を正確に提示するため、不純物

    「零戦」は「ゼロセン」とは読まないという指摘が、じつは「的外れ」だと言えるワケ(神立 尚紀) @moneygendai
    mfluder
    mfluder 2024/02/28
    「戦前に搭乗員になった年次の古い人は『レイセン』が主」「開戦後に搭乗員になった比較的若いクラスの人は『レイセン』『ゼロセン』が混在」「大戦末期に搭乗員になった特に予備学生出身者は『ゼロセン』の方が多い
  • 「源泉徴収はナチスの発明」というウソ(田野 大輔) @gendai_biz

    ナチスの政策のなかにも「良いもの」はあった。ネット上を中心にしばしばそんな主張を見かける。 しかし実はそうした主張の多くは少なからぬ事実誤認を含んでいたり、政策の全体を見ずに一部だけを切り取っていたりする――そうした巷間の「ナチス擁護論」の杜撰さと危うさを指摘した『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』(小野寺拓也・田野大輔)がベストセラーとなっている。 「ナチスは良いこともした」という主張の根拠の一つとしてしばしば持ち出されるのが、「源泉徴収はナチスが発明した」という説だ。同書の著者の一人である甲南大学教授の田野大輔氏が、この説の虚実、そして、なぜこの説が広まったのかを検証する(文中敬称略)。 当に「ナチスの発明」か? 日の税制のことが話題になるとき、しばしば紹介される俗説がある。「源泉徴収はナチスの発明」――給料から税金を天引きする制度を作ったのはナチスだという説である。SNS

    「源泉徴収はナチスの発明」というウソ(田野 大輔) @gendai_biz
  • 「松本くん、このままやめなさい」…吉本興業の大物OBが松本人志に「引退勧告」(週刊現代) @gendai_biz

    「まだそんなことやっているんか」 2023年末から続く、「ダウンタウン」松人志をめぐる一連の騒動。 松は5億5000万円の損害賠償を求めて「週刊文春」側を提訴したが、文春側も被害女性による新たな告白記事を続けるなど、騒動はいまだ収まる気配がない。 ここまで騒ぎが大きくなった要因として吉興業の対応の拙さが指摘されているが、迷走する古巣の現状に対し、吉興業を全国区に押し上げ「ミスター吉」と呼ばれたOBは何を思うのか。 横山やすし・西川きよしのマネジャーを長く務めた後、ゼロから東京事務所を立ち上げ、部下だった大崎洋氏(吉興業前会長)とともに漫才ブームを支えた元吉興業常務の木村政雄氏に話を聞いた。 ――松人志さんによる性加害疑惑をめぐる騒動をどう受け止めていますか。 「まだそんなことをやっているんか。これが率直な思いです。松くんも自分の社会的なステータス、影響力みたいなものを考え

    「松本くん、このままやめなさい」…吉本興業の大物OBが松本人志に「引退勧告」(週刊現代) @gendai_biz
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    mfluder 2024/02/01
    木村政雄
  • 貧乏学者の娘・紫式部と右大臣家の御曹司・藤原道長の本当の関係は?(倉本 一宏)

    2024年大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部と藤原道長。貧しい学者の娘はなぜ世界最高峰の文学作品を執筆できたのか。古記録をもとに平安時代の実像に迫ってきた倉一宏氏が、2人のリアルな生涯をたどる!             *倉氏による連載は、今後月1、2回程度公開の予定です。 平安貴族が主人公 いよいよNHKの大河ドラマとしてはじめて平安貴族を主人公とした「光る君へ」が始まる。合戦や殺人が(ほとんど)描かれない平和で雅なドラマが一年間続くことは、残虐なシーンに辟易していた身にとっては、ありがたいことであると同時に、平安時代に対する世間の誤解も、少しは解消していただくチャンスであると考えている。 私も時代考証を仰せつかっているので、ここではドラマ自体への論評や感想には言及しないこととする。ドラマはあくまで、大石静さんの脚に基づき、内田ゆきさんをはじめとするスタッフの懸命な努力、俳優陣

    貧乏学者の娘・紫式部と右大臣家の御曹司・藤原道長の本当の関係は?(倉本 一宏)
  • 日本大好きで留学した欧州の若手研究者たちが「日本ヤバイ」と感じた理由(栗田 路子)

    『セーラームーン』『NARUTO』『鬼滅の刃』『ポケモン』などの日のアニメは、アジアのみならず欧米でも大人気だ。「日に来て感動したこと」としては「電車が時間通りにくる」「街が清潔」などが挙げられることも多い。 そうして日を好きになってくれた若者が日の研究をするとは、なんと嬉しい話だろう。 しかしベルギーに暮らすジャーナリストの栗田路子さんが参加した「日研究カンファレンス」では、想像を超えた「研究結果」が発表されていた――。以下、栗田さんが見聞きしたことを寄稿いただいた。 日語堪能な研究者たちが1000人以上 今年夏、私の住むベルギーの古都ゲントの大学に、まるで日人かと耳を疑うほど日語が堪能な研究者たちが、世界中から1000人以上も集まっていた。コロナ禍明けて4年ぶりに、対面で開催された『ヨーロッパ日研究協会(EAJS)』が開催するカンファレンスでのことだ。

    日本大好きで留学した欧州の若手研究者たちが「日本ヤバイ」と感じた理由(栗田 路子)
  • 「全ての権利は太陽系全域において、事務所に独占的に帰属する」だって!?...ジャニーズ事務所の「専属契約書」の中身が予想の遥か上だった(週刊現代) @gendai_biz

    「全ての権利は太陽系全域において、事務所に独占的に帰属する」だって!?...ジャニーズ事務所の「専属契約書」の中身が予想の遥か上だった 今まで明らかになっていなかったジャニーズ事務所とタレントの契約内容。独占入手した「契約書」に並んでいたのは、一般社会では考えられない驚きの文言だった。新たなパンドラの箱を開ける。 契約はこれで解消します '94年当時、ジャニーズ事務所は、東京・六木にある雑居ビルの7~8階に間借りしていた。地下鉄の乃木坂駅近くにある現社屋から徒歩で20分ほどの距離だが、現在はそのビルの姿はなくなり、ホテルに建て替えられている。 「メリーさんが呼んでいるよ」 アイドルグループ「忍者」の一員だった志賀泰伸氏が、マネージャーからそう告げられたのは同年の夏頃。メリー喜多川副社長('21年死去)の執務室に入ると、志賀氏の顔を認めたメリー氏はこう言い放ったという。 「もう忍者のメンバ

    「全ての権利は太陽系全域において、事務所に独占的に帰属する」だって!?...ジャニーズ事務所の「専属契約書」の中身が予想の遥か上だった(週刊現代) @gendai_biz
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    mfluder 2023/09/16
    "第2条〈乙(タレント)は甲(ジャニーズ事務所)に対し、日本を含む全世界を包含する太陽系全域における芸能創作活動のために第三者と交渉・協議する権限を与え"
  • 子役から高校受験で猛勉強→退学・転校を選んだ山田杏奈の「覚悟」(なかの かおり)

    このたび杏奈さんに、インタビューの機会をいただいた。前編では、小学生でのデビューから芸能活動、猛勉強した高校受験を経て、芸能活動をしていくと覚悟を決めた転機について紹介する。 山田杏奈(やまだ・あんな) 2001 年 1 月 8 日生まれ、埼玉県出身。2011 年「ちゃおガール☆2011 オ ーディション」でグランプリを受賞しデビュー。2018 年『ミスミソウ』 で映画初主演。2019 年『小さな恋のうた』で第 41 回ヨコハマ映画祭最 優秀新人賞受賞。その後、数多くの映画・ドラマに出演する。2022年はドラマ『未来への 10 カウント』『17 才の帝国』『新・信⻑公記〜クラスメイトは戦国武将〜』等、話題作に多数出演、また初の舞台作品となる『夏の砂の上』へ出演した。 眞栄田郷敦さんは「家族」 映画『小さな恋のうた』(2019年)では高校生バンドのギター、2022年の『未来への10カウント』

    子役から高校受験で猛勉強→退学・転校を選んだ山田杏奈の「覚悟」(なかの かおり)
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    mfluder 2023/06/28
  • 待望の「鮮卑拓跋」本、登場! 中国史のカギを握る「忘れられた部族」とは?(学術文庫&選書メチエ編集部)

    待望の「鮮卑拓跋」、登場! 中国史のカギを握る「忘れられた部族」とは? 騎馬遊牧民が中華文明を創った⁉ 「三国志」に「秦の始皇帝」、チンギス・カンにラストエンペラー、さらに毛沢東の長征と文革。中国歴史には多くのドラマがあり、英雄がいる。そんななかで、あえて「マイナーな部族」に光をあてた中国歴史が注目されている。『中華を生んだ遊牧民 鮮卑拓跋の歴史』(松下憲一著、講談社選書メチエ)だ。「〈鮮卑拓跋〉などというが一般書レーベルで出るとは!」「これ、待ってたヤツだ」など、ネット上では刊行前から期待の声があがっている。しかし、「センピタクバツ」って、いったい何なのか――。 中国史の分水嶺、「大分裂時代」の主役 強大な漢王朝が滅んで魏・呉・蜀に分裂し、その三国の覇者・曹操の魏が晋に継承され、そして……、この辺から「なんだかわからなくなる」のが中国歴史だ。この4~6世紀は、さまざまな「民族」

    待望の「鮮卑拓跋」本、登場! 中国史のカギを握る「忘れられた部族」とは?(学術文庫&選書メチエ編集部)
  • 直木賞受賞『地図と拳』、「満洲」をめぐる“歴史考証”のプロセスが圧巻だった…! 考証者が語る創作秘話(澁谷 由里)

    SF界の注目作家・小川哲による巨編歴史小説『地図と拳』が第168回直木三十五賞を受賞した。日露戦争後からの半世紀、満洲​のとある町という絶妙な舞台で、歴史・地理・風俗・文化の背景が緻密に描かれ、そこにダイナミックなドラマが展開するこの作品は、一読した読者を強力に惹きつけている。 この壮大な歴史ドラマはいかにして作られ得たのか。実は、作品の歴史考証には、ある中国史研究者が協力していた。『馬賊の「満洲」 張作霖と近代中国』(講談社学術文庫)の著者である澁谷由里氏がいま語る、創作と考証をめぐる秘話。 作家の「ツボ」を衝いた? カルト集団事件の研究書 第168回直木三十五賞受賞作『地図と拳』(集英社刊)の歴史考証を、『小説すばる』での連載開始前から単行刊行までの約4年間、筆者は手がけてきた。「満洲もの」を書きたいと志した著者の小川哲氏が、拙著を読まれて、担当編集者とともに筆者の研究室を訪ねて

    直木賞受賞『地図と拳』、「満洲」をめぐる“歴史考証”のプロセスが圧巻だった…! 考証者が語る創作秘話(澁谷 由里)
  • 中国・北京の若者の間で「二郎系ラーメン」と「日本の町中華」がブームになっている「意外な理由」(中島 恵) @gendai_biz

    週末には行列が! 中国・北京市にあるラーメン店で、日の「二郎系ラーメン」や「町中華」が大人気となっている。おもに若者たちの間で流行しているのだという。 「二郎系」「町中華」の流行の中心にあるのは、北京市中心部にあるラーメン店『ラーメン荘 夢を語れ北京』である。週末には行列ができるほどの人気を博している。 この店を、中国人の時シン(シー・シン、「シン」は「日へんに斤」)さんと共同で切り盛りする小田島和久さんによると、来店したお客さんの間では「二郎系ラーメンは日と同じ味。町中華は油が少なめでヘルシー」と好評で、家族そろってべに来る中国人ファンも少なくないという。 同店がオープンしたのは2016年6月。当初は北京市内の別の地区で開業したが、日人が多い「麦子店エリア」に移転すると、徐々に近所に住む日人駐在員らがべに来るようになった。彼らが中国人の友人を誘って再び来店。すると噂が一気に広

    中国・北京の若者の間で「二郎系ラーメン」と「日本の町中華」がブームになっている「意外な理由」(中島 恵) @gendai_biz
  • 25歳で性暴力に遭い「おじさんになりたい」と思った私が15年後に得た気づき(佐野 亜裕美)

    記事では、国連の定義にもとづき、身体の統合性と性的自己決定を侵害するものを「性暴力」と表現しています。 先月、映画監督で俳優の榊英雄による俳優への性暴力被害の告発が「週刊文春」(2022年3月17日号)に報じられたのを契機に、いま、映像業界でさまざまな#MeTooの声が上がっている。『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』など数々の人気ドラマのプロデュースを手掛けてきた佐野亜裕美さんもその一人だ。 佐野さんは自身のツイッターに、2年ほど前にFacebookに友人限定で公開した投稿のスクリーンショットを上げた。そこに綴られていたのは、過去に仕事関係者から受けた性暴力を「なかったこと」にした自責の思い。 ツイートはまたたく間に拡散され、大きな反響を呼んだ。さまざまな反応を受けて、佐野さんには大きな学びがあったという。 佐野 亜裕美 プロフィール 1982年生まれ。東京大学卒業後、2006

    25歳で性暴力に遭い「おじさんになりたい」と思った私が15年後に得た気づき(佐野 亜裕美)
  • 山上徹也容疑者の全ツイートの内容分析から見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

    安倍晋三元首相が銃撃されてからおよそ1ヵ月が経った。容疑者・山上徹也の犯行動機や彼が抱えていた屈折については、供述内容などから断片的に伝わってきてはいるが、まとまった像はなかなか見えてこない。 以下では、成蹊大学の伊藤昌亮教授が、山上容疑者のものとされるツイートを定性的・定量的な手法で分析、容疑者が持っていた独特の政治的傾向を探った(文中敬称略)。 調査の概略 論では、安倍晋三元首相銃撃事件を起こした山上徹也容疑者のものとされるツイートの分析から、その政治的傾向を探ってみたい。彼はどんな立場から何を見、何に憤り、自らが生きる政治的世界をどう捉えていたのだろうか。 まず調査の概略を記しておこう。対象としたのは、Togetterアーカイブされている彼自身のすべてのツイート、1147件だ。リツイートは含まず、引用リツイートについては当人のコメント部分だけを含むものとした。 それらを対象に、「

    山上徹也容疑者の全ツイートの内容分析から見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz
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    mfluder 2022/08/13
    "ネトウヨのレッテルを貼られることに反発しながらも、しかしそれゆえのリベラル派への反発から、結果的にかえって「ネトウヨ堕ち」し、嫌韓、歴史修正主義、排外主義へと傾斜していくことになる"
  • 江戸時代の「遊女」たちの「床上手」ぶり…その描かれ方はこんなにスゴかった…!(田中 優子) @gendai_biz

    にとって「遊廓」とはなんだったのか。そして、どう語り継いでいくべきなのか——こうした問題意識にもとづき、江戸時代の遊廓の実態をつぶさに描いた『遊廓と日人』(田中優子著、講談社現代新書)が刊行された。遊女が置かれた厳しい環境、一方でそこから生まれた絢爛な文化など、日史の陰影の一端をご覧いただこう。 「床上手」の意味 「床上手」ということも遊女の大事な要素でした。ここでは、井原西鶴『好色一代男』と『諸艶大鑑(好色二代男)』に登場する遊女を何人か見てみましょう。 野秋という遊女については、「一緒に床に入らなければわからないところがある」と書いています。肌がうるわしく暖かく、その最中は鼻息高く、髪が乱れてもかまわないくらい夢中になるので、枕がいつの間にかはずれてしまうほどで、目は青みがかり、脇の下は汗ばみ、腰が畳を離れて宙に浮き、足の指はかがみ、それが決してわざとらしくない、と。 もうひと

    江戸時代の「遊女」たちの「床上手」ぶり…その描かれ方はこんなにスゴかった…!(田中 優子) @gendai_biz
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    mfluder 2022/06/07
  • 「定年後にヘタに働くと年金で損する」…56歳会社員へ先輩からの「危ないアドバイス」(山中 伸枝) @moneygendai

    「定年後に働くと損って当なのでしょうか?」 高木さん(56歳、会社員男性)は最近気分がすぐれません。コロナ禍で慣れないリモートワークが続き、ストレスを感じています。なにより、役職定年を迎え業務における責任がなくなり働くモチベーションを失ってしまったようです。 勤めている会社の定年は60歳ですが、65歳までは嘱託社員として会社に残れることになっています。高木さんもつい数年前までは、65歳、いや身体が元気で、働くところがあれば70歳までも働きたいと意欲的でした。何しろ、長男はやっと社会人になったばかり、次男は大学1年生、長女は中学3年生ですから、働かなければならない理由もあったのです。 しかし、いざ役職定年を迎えると、これまでとは異なる仕事が与えられ、職場での立場もかわり、前向きになれない自分自身に驚くとともに、この状態で定年後の嘱託期間終了まであと9年もあると思うと、どうしても気が重くなる

    「定年後にヘタに働くと年金で損する」…56歳会社員へ先輩からの「危ないアドバイス」(山中 伸枝) @moneygendai
    mfluder
    mfluder 2022/03/19
    "今の50代のサラリーマンの環境は先輩たちとは全く状況が違うので、先輩の話を鵜呑みにすると大変な誤解をしてしまう"
  • ロシアチームドクターにも疑念が…ワリエワ選手「ドーピング疑惑」裏のスポーツ虐待(内田 舞)

    ドーピング問題と選手のメンタルヘルス フィギュア女子シングルが終わった。ロシア代表のカミラ・ワリエワ選手のドーピング疑惑が付きまとう異例の大会となった。結果は、アンナ・シェルバコワ選手が金、アレクサンドラ・トゥルソワ選手が銀、日の坂花織選手が銅メダルに輝いた。ショート1位で通過したワリエワ選手は4位という結果となった。 一番最後の演技者となったワリエワ選手はいつもであれば難なく跳べるはずのジャンプをいくつも失敗してしまった。15歳の少女にとってその時間はあまりに過酷で、悲しすぎた。SNSにもワリエワ選手のメンタルを心配するコメントが溢れている。 「今回のワリエワ選手の件は、ドーピングはもとより、心も体も成長途中にある選手に無理な生活規制やプレッシャーを与え、とにかく勝てばいい、の指導になっていないかということ。精神科医としてもワリエワ選手のメンタルをとても心配しています。周囲の大人たち

    ロシアチームドクターにも疑念が…ワリエワ選手「ドーピング疑惑」裏のスポーツ虐待(内田 舞)
  • ロシアのワリエワ選手「ドーピング疑惑」小児精神科医として見逃せないこと(内田 舞)

    競技への信頼の喪失にもなりかねない フィギュア女子シングルが終わった。ドーピング疑惑が解決せぬまま、ショート1位通過でフリーを迎えたカミラ・ワリエワ選手。結局、来の完璧と言われるジャンプが思うように発揮できず、4位に終わった。そして、日の坂花織選手が銅メダルに輝いた。 しかし、ワリエワ選手の演技は切なくあまりに悲しすぎた。何のために彼女は演技をしなくてはならかったのか……。 「ドーピング疑惑の解明はもちろん重要なことで、はっきりさせなければならない部分です。ですが、今回の疑惑問題で今後議論していかねばならないのは、まだ心も体も成長途中にある選手に無理な生活規制やプレッシャーを与え、とにかく勝てばいい、の指導になっていないかということです。ワリエワ選手をはじめ、近年のロシアのフィギュア女子の成績をみるとフィギュアファンとしてよりも小児精神科医としてこの問題について厳しく発言せずにはいら

    ロシアのワリエワ選手「ドーピング疑惑」小児精神科医として見逃せないこと(内田 舞)