∞ 「東京女子流」メンバー・庄司芽生さん 週末、東京へ「あっという間」 「盛り上がっていくよぉー」。5月下旬、仙台市内のライブハウス。ピンク色のペンライトが揺れる客席から声援が飛ぶ。ステージでは、5人の少女がマイク片手に跳びはねる。 10代の少女たちでつくるダンス&ボーカルグループ「東京女子流(とう・きょう・じょ・し・りゅう)」。質の高い楽曲とダンスで、AKB48に続く次世代アイドルとして注目を集めている。 グループに、山形新幹線に乗って活動を続けるメンバーがいる。山形県在住の庄司芽生(め・い)さんだ。 平日は県内の学校で授業、週末になると山形駅から「つばさ」で東京に向かう。そこから全国各地に飛び出し、ライブやイベント、レッスンなど目まぐるしい日々を送っている。 幼稚園の頃、たまたまスタジオ見学に行ったことがきっかけになり、ダンスを始めた。「恥ずかしがり屋で、最初は見ているだけ
オリジナル曲を歌うドリーミーの豊田珠南さん(前列左)、中川穂乃佳さん(前列右)、前田那々香さん=3月26日、三重県四日市市尾平町 「ジュナです」「ホノカです」「ナナカです」「私たちは、三重県から生まれたアイドルユニット、dreaMie(ドリーミー)です!」 3月26日、三重県四日市市尾平町の認知症対応型デイケア施設「みたきの家」。深緑色の衣装の3人が自己紹介すると、10人のお年寄りが目を細めて拍手した。 ドリーミーは、リーダーの豊田珠南(じゅな)さん(13)=四日市市=、中川穂乃佳(ほのか)さん(11)=同市=、前田那々香(ななか)さん(10)=津市=の3人組。唯一のオリジナル曲「一緒☆dreaming」(525円、事務所などで販売)を振り付けを交えて歌った。 その姿を見つめた服部公子さん(80)は「上手やったな。孫に女の子がいないもんで。かわいいなあ」と喜んだ。職員の大山口奈津美さん(2
筋肉ムキムキの選手が豪快にバーベルを持ちあげる、力自慢の個人競技。ウエートリフティング(重量挙げ)といえば、そんなイメージだった。それだけに、華奢(きゃ・しゃ)な体の女子高校生が、仲間に励まされながら、体重の2〜3倍ものバーベルを担いで屈伸運動を繰り返す光景に驚かされた。 県立須磨友が丘高校(神戸市須磨区友が丘1丁目)の体育館の一角。全身鏡が張られたトレーニングルームに、ウエートリフティング部員8人のかけ声と、金属製のおもりがぶつかり合う音が響く。「腕力であげるんじゃない。必要なのは一気に体を伸ばす瞬発力、バネの強さ、精神力。それとチームワーク」。同校ウエートリフティング部顧問の横山信仁教諭(60)は言う。 ウエートリフティングは、バーベルを一気に頭上まであげる「スナッチ」と、胸の前で一度静止させてから頭上にあげる「ジャーク」の記録の合計を競うスポーツだ。 日本ウエイトリフティング協
市電を降りても「熊本城が見えない」と観光客らから不評だった電停「熊本城前」(熊本市花畑町)の名称が年内にも変更され、代わりに、電停から長塀など城郭が見渡せる約400メートル北東隣の「市役所前」(同市手取本町)に「熊本城」を加えることになった。 市は2011年春の九州新幹線全線開業に向けて昨年7月、「移動円滑化向上プロジェクト」を発足。観光客の足となる市電を中心に表示のわかりやすさを見直した。 現在の「熊本城前」電停は頬当(ほほ・あて)御門のある行幸坂に近いが、目の前のビルに視界を遮られて熊本城が見えない。熊本城前電停で下車した観光客から「城が見えず迷った」と不評だったため、電停の名称を変えることにした。「熊本城前」を「銀座通」に、「市役所前」を「熊本城・市役所前」にする案が最有力という。地元の商店などに意見を聴き、年内に正式に決めて案内板や路線図を変える予定。 「水前寺駅通」は、電停
大阪狭山市狭山4丁目の狭山藩陣屋跡の発掘調査で、陣屋の南表門近くの堀が、底に凸凹がある「障子堀」状に築かれていることが確認されたと市教委が28日発表した。戦国大名の小田原北条氏が敵が攻めにくいように多用した工法で、市教委は、北条氏の流れをくむ狭山藩が伝統の築城技術を採用したとみている。 住宅建築に伴い約90平方メートルを調査したところ、幅約4メートル、深さ約0・6メートルの堀があり、堀の底に、畝のような高まりが東西に2本走っているのが確認された。市教委は、陣屋が完成した1643(寛永20)年前後に掘られた可能性が高いという。 攻め寄せる敵の動きを食い止める障子堀は戦国時代、小田原北条氏がよく使った工法。関東では多く見つかっているが、西日本では大阪城や小倉城など数例という。 狭山藩は、1590(天正18)年に豊臣秀吉に滅ぼされた小田原北条氏につながる家系。今回見つかった遺構は戦国時代の
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