北海道・日高山脈の南端部は、渓谷も斜面の森も一面岩だらけ。森では、普通は高山にいるエゾナキウサギが、標高わずか50mの岩場のすきまに暮らす。岩場から流れ出る水を集めた川は抜群の透明度。その川の底に、上ってきたサケが産卵する。砂利の川底は新鮮な水を通し卵には最適なのだ。しかし産卵の瞬間、卵を食べようと小魚が群がり水中で命の攻防が繰り広げられる。錦秋の渓谷で、岩が支える生きものたちの営みを見つめる。
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