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アセモグルに関するkaikajiのブックマーク (7)

  • やはり病気は経済発展の負担 - himaginary’s diary

    少し前に地理的条件と経済成長の関係に関するアセモグル=ロビンソンとジェフリー・サックスの論争を紹介したが、サックス側に有利となるような研究をEurekAlert経由でEconomist's Viewが紹介している。 以下はそこで紹介されている27日に出版されたばかりのPLOSのオープンアクセス論文の著者要旨。 While most of the world is thought to be growing economically, more than one-sixth of the world is roughly as poor today as their ancestors were hundreds of years ago. The extremely poor live largely in the tropics. This latitudinal gradient in

    やはり病気は経済発展の負担 - himaginary’s diary
  • アセモグル=ロビンソンと地理的条件:サックスの反論 - himaginary’s diary

    昨日紹介したサックスのアセモグル=ロビンソンへの反論記事から、アセモグル=ロビンソンが地理的条件の無効性を論ったことへの反論部分を以下にまとめてみる(各箇条書きの主項がアセモグル=ロビンソンの主張、副項がサックスの反論)。 地理的条件は、米国のノガレスとメキシコのノガレス、北朝鮮韓国、東独と西独の違いを説明できない。 地理的条件ではそれらの違いを説明できず、政治的要因で説明できるからと言って、地理的条件は無効、というのは誤った推論。 1492年以前はアメリカ大陸の熱帯域は温帯域よりも裕福だったので、熱帯域の貧困は自明でもなければ事実でもない。また、欧州の人々がやってきて両地域の貧富の関係が完全に逆転したことは、植民地化と関係しており、地理的条件とは何の関係も無い。 その主張は、今日の富裕なペルシャ湾岸国は150年前は漁村だったが、原油はずっとそこにあったので、貧富の逆転は政治的要因による

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  • 中国がアセモグル=ロビンソン理論を打破するとき - himaginary’s diary

    ピーターソン国際経済研究所のシニア・フェローであるアーヴィンド・スブラマニアン(Arvind Subramanian)が、The American Interestの記事で以下の図を示し、中国が非民主主義的な割に経済発展の程度が高く、インドが民主主義的な割に経済発展の程度が低いのは、アセモグル=ロビンソンがWhy Nations Fail*1で唱えた理論に反するではないか、と噛み付いた(H/T Mostly Economics11/2エントリ)。 *2 それに対し、アセモグル=ロビンソンが自ブログで素早く反応した(H/T Mostly Economics11/5エントリ)。そこで彼らは中国について以下のように書いている。 ...when economic institutions take steps towards greater inclusivity — which has happ

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  • Daron Acemoglu & James A. Robinson, Why Nations Fail (Crown Business) - shinichiroinaba's blog

    Why Nations Fail: The Origins of Power, Prosperity, and Poverty 作者: Daron Acemoglu,James Robinson出版社/メーカー: Currency発売日: 2012/03/20メディア: ハードカバー購入: 13人 クリック: 175回この商品を含むブログ (12件) を見る とりあえず読み終わったので、現在書いているメモから抜粋。 ============ Daron Acemogluらの研究グループによる「成長の政治経済学Political Economy of Growth」の研究プロジェクトにおける一つの論点は、包括的inclusiveな政治制度≒民主政と、包括的な経済制度≒自由な(開放的で公平な)市場経済との相互依存(好循環)、それと裏腹の略奪的extactiveな政治制度――権威主義的独裁等――

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  • 国家が失敗する十通りの方法 - himaginary’s diary

    についてダロン・アセモグルとジェームズ・ロビンソン*1がForeign Policyに書いている(Mostly Economics経由)。 以下がその十通りの失敗例。 北朝鮮 財産権の欠如 ウズベキスタン 強制労働 学童が主要な輸出産品である綿花摘み取りに駆り立てられる。 (アパルトヘイト時代の)南アフリカ 機会不平等 エジプト 強欲な権力者 (19世紀の)オーストリアとロシア エリートが新技術を阻んだ ソマリア 法と秩序の不在 コロンビア 弱体な中央政府 ソマリアほどではないとは言え、国土の半分に中央政府の支配が及んでいない。その結果、財政権制度がまともに機能していない。 ペルー 劣悪な公共サービス インフラ未整備のせいで、アコマヨ地域の所得はカルカ地域の2/3に留まる。 ボリビア 政治的収奪 権力が入れ替わっても状況変わらず=寡頭制の鉄則 シエラレオネ 権益の奪い合い 寡頭制の鉄則は、

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  • Acemoglu & Robinson, Why Nations Fail, Profile Books - shinichiroinaba's blog

    Why Nations Fail: The Origins of Power, Prosperity and Poverty 作者: Daron Acemoglu,James A. Robinson出版社/メーカー: Profile Books Ltd発売日: 2012/03/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見る 「よい制度がないと発展しないけどなんでこんなに悪い制度はしぶといのか」問題についてのアセモグルらの研究のとりあえずのまとめ。 なぜかイギリス版である。 註なし、文献紹介ありの一般書である。分量の問題を別にすれば翻訳にちょうど良い読みやすさなのだが……。

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  • アセモグル「国を豊かにするのはなにか?」(1/2) - left over junk

    PDF をアップロードしました】 『エスクァイア』誌にダロン・アセモグルが寄稿した文章を訳してみます.3回に分けてゆっくりやります 2回でおわってしまいました.正直,内容はいまいちな感じですが,関心がおありならどうぞ. 国を豊かにするのはなにか? 壮大な問いに経済学者が答える "What Makes a Nation Rich? One Economist's Big Answer," Equire, Nov 18, 2009 あなたが世界の指導者で,自国の経済を繁栄させたいとお望みなら,MIT の学者でクラークメダル受賞者でもあるアセモグル氏が,かんたんな解決策をおしえてくれる:「手始めに自由選挙を」 by ダロン・アセモグル ぼくらは豊かな先進国の人間,持てる者だ.あとの大半の人たち――アフリカ・南アジア・南米・ソマリア・ボリヴィア・バングラデシュの人たちは持たざる者だ.世界はいまま

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