函館市内の観光施設の利用が割安になる「はこだてスペシャルチケット」の販売が堅調だ。対象施設が増えて利便性が高まっており、2022年度は過去最多の7千冊超を販売、昨年度もそれに次ぐ6593冊を売り上げた。企画する函館国際観光コンベンション協会（函館）は本年度、対象施設を七飯町と鹿部町にも拡大。周遊観光の促進につなげる狙いだ。...

【奥尻】商船三井客船（東京）の大型クルーズ客船「にっぽん丸」（2万2472トン）が5日、今年初めて奥尻島に寄港した。乗客はバスなどで島内を巡り、観光や海の幸を楽しんだ。...

函館市南茅部地区の「道の駅　縄文ロマン南かやべ」は、国宝「中空土偶」が常設展示されている博物館「函館市縄文文化交流センター」(入館料一般300円など)と一体となっているのが特徴です。道の駅では、地域特産のコンブを活用した土産品を販売。同センターは体験学習メニューが豊富で、多くのツアー客や修学旅行生が訪れています。

渡島管内木古内町の「みそぎの郷（さと）きこない」は、目の前に北海道新幹線や函館―木古内を運行する道南いさりび鉄道（いさ鉄、函館）の木古内駅、バスターミナルがあります。函館・江差自動車道木古内インターチェンジ（IC）からは約2キロの位置で、交通の便に恵まれた場所です。1831年（天保2年）に始まったとされる、地域の伝統神事「寒中みそぎ」をPRするブースのほか、道南の特産品がずらりと並んだお土産コーナー、付近には4月にオープンしたばかりのドッグランもあります。

渡島管内七飯町の「道の駅なないろ・ななえ」は、特産品のリンゴをはじめとした地元の旬の野菜、果物の直売や、地場産食材を活用したメニューが味わえる飲食店が魅力です。北海道新幹線が発着するJR新函館北斗駅から車で約10分、函館空港からも高規格道路を使って車で約25分と、道南の玄関口からのアクセスも良好。大沼国定公園を中心とした道南地域の広域観光の拠点で、年間約100万人が利用しています。

函館市は３０日、２０２３年度の観光入り込み客数が前年比１６・２％増の５２８万６０００人（推計値）だったと発表した。歴史的な円安を追い風に外国人観光客が増え、下期は同１０・９％増の２１４万７０００人の過去最高となり、数字を押し上げた。通年では、新型コロナウイルス禍前の１９年度の９８％まで回復、過去１０年で３番目に多く、函館観光に力強さが戻ってきた。外国人宿泊客数も３７万４０００人で、前年の４・１倍と大きく伸びた。 通年の５２８万６０００人は、北海道新幹線の開業効果が出た１６年度の５６０万７０００人、コロナ禍前の５３６万９０００人に次ぐ高水準。 交通機関別でみると、乗用車などが同３・７％増の２７８万１０００人（構成比５２・６％）、鉄道が同４０・１％増の１２５万８０００人（同２３・８％）、航空機が同２１・３％増の７９万７０００人（同１５・１％）、船舶が同４４・９％増の４４万９０００人（同８・５％

函館国際観光コンベンション協会（森健二会長）は30日、函館市内のホテルで定時総会を開き、本年度の事業計画を報告した。...

【函館】函館市は30日、2023年度に市内を訪れた観光客数が前年度比16.2％増の528万6千人だったと発表した。536万9千人だった新型コロナウイルス禍前の19年度とほぼ同水準に回復した。新型コロナが感染症法上の5類に移行して道外客や外国人客が大幅に増加。下期（10～3月）は214万7千人で、統計が残る1955年度以降で最多となった。...

【北斗】市観光協会は30日、市観光交流センター別館ほっくる(市渡1)で理事会を開き、新しい会長に佐藤敏彦副会長（59）を選任した。任期は30日から1年間。...

函館市が30日に発表した2023年度の観光客数は528万6千人で、新型コロナウイルスの流行以来4年ぶりに500万人台となった。道外客や外国人客が大幅に増えた一方、市が増加を目指す平均宿泊数は前年度より減少しており、市は旅行消費額の拡大に力を入れる考えだ。...

進化する「道の駅」 出汁かけ放題の新メニュー開発や“WEB来店”で販路拡大　地元の人たちを取り込む仕掛けも 2024年05月28日(火) 19時34分 更新 気候が良くなって週末ドライブに欠かせない「道の駅」。実は今、変わりつつあります。 新たなオープンや大規模なリニューアル。地域の魅力を発信する「道の駅」から今、目が離せません。 来場者 「飲食店が想像していたよりいっぱいあって、おいしそうな所ばかりだったので食べるのが楽しみ」 そして、新たなステージへ…。 道の駅しかべ間歇泉公園 シカベンチャー　阿部成史（なるひと）代表 「もともといた地元メンバーと外からの移住メンバーがうまく力を合わせてプロジェクトを推進している」 変貌をはじめた「道の駅」をもうひとほりします。 北海道南部の鹿部町。建物５階に匹敵する＝高さ15メートルまで噴き上げる間欠泉が人気の道の駅「しかべ間歇泉公園」です。 ５月、

アニメ映画「名探偵コナン　100万ドルの五稜星（みちしるべ）」の興行収入が140億円を突破しシリーズ歴代1位だった前作を超えた。4月12日の公開以来、舞台となった北海道函館市は大勢のファンでにぎわう。映画のゆかりの地となった「聖地」にとどまらない街の魅力を広く知ってもらおうと、市が旗振り役となり情報発信に力を入れている。5月中旬の週末、函館を訪れると街中には劇中登場スポットなどがしるされた地図

北大大学院生3人が、道内の道の駅などをオンライン上に再現するバーチャルストアの開発に取り組んでいる。現在はJR函館駅前の海産物店と道の駅2カ所について作成中。3人は「旅行前の下調べやネットショップとして使ってもらい、北海道のお店を盛り上げる有力なサービスにしたい」と意気込む。...

函館市は夜景の名所である函館山山頂展望台の混雑状況を、JR函館駅前や函館山ロープウェイの山麓駅に近い市電の十字街電停で表示する方針を固めた。コロナ禍を経て観光客数が回復する中、山頂の混雑が激しくなっており、来場者を平準化する狙い。6月開会の定例市議会に提出する補正予算案に経費を盛り込む。...

【江差】休館中の道指定有形民俗文化財「横山家」を含む歴史的な街並みを活用したまちおこしに取り組もうと、一般社団法人「江差歴史文化再生機構」が21日、設立総会を町内のホテルで開いた。町民有志に加え北海商科大の池ノ上真一教授（観光学）らが名を連ねた。講演会や歴史的建造物を巡るイベントなどを開催し、横山家の公開再開も目指す。...

【北斗】「オリックスレンタカー」を展開するオリックス自動車（東京）は21日、新函館北斗駅前店（北斗市）で遠隔接客サービスを試験導入した。店舗スタッフの人手不足解消と利用客の利便性向上が狙いで、同社店舗では全国初の取り組み。7月19日までの期間限定で、効果が実証されれば全国で導入する。...

» 【ゴールデンカムイ舞台探訪】団子をかじって最終決戦！ アシㇼパたちの長い長い旅の終着地、函館を訪ねる 特集 漫画『ゴールデンカムイ』の足跡をたどる旅、小樽、札幌に引き続き、最後は函館編。北海道各地を転戦した一行は、始まりの地であり、終わりの地でもある函館に集結する。 函館といえば洋館めぐりや函館山の夜景、いち早く西洋文化を採り入れた洋食などが魅力だが、今回は杉元たちの動きを追いたい！ 引き続きそれぞれのエピソード、セリフ、設定は原作漫画に準拠している。映画版の先も多く含まれるためネタバレ注意だ。 ・箱館戦争の激戦地「五稜郭」 暗号が解けた瞬間（コミックス28巻）、浮かび上がる星形に鳥肌が立つような興奮を覚えた読者も多いだろう。「よりにもよってここか……」と土方歳三がつぶやく箱館戦争の激戦地「五稜郭」。クライマックスにこれ以上の舞台はない。 ……とその前に、鯉登少年誘拐事件（コミックス2