自宅で娘(10代)のほほを殴るなどの暴行を加えたとして、山口県警下関署は19日、山口県下関市の解体業の男(49)を逮捕しました。 警察によると男は9月19日午後7時半ごろ、下関市内の自宅で、平手で娘の左ほほを1回平手打ちする暴行を加えた疑いが持たれています。家の中にいた目撃者からの通報で警察が駆けつけ、現行犯逮捕しました。 これまでに家族間のトラブルなどの相談は、確認されていないということです。 調べに対し男は「娘を殴ったことは間違いない」と容疑を認めているということで、警察で詳しいいきさつを調べています。
安倍元首相の銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者の母親が「謝罪会見を開きたい」と話していることが分かりました。 先月8日に逮捕された山上徹也容疑者は宗教団体「世界平和統一家庭連合=旧統一教会」に恨みを持ち、「安倍元総理とつながりがあると思い込み犯行に及んだ」と供述しています。 山上容疑者の伯父によると、母親は事件以降、伯父の家に身を寄せていましたが、8月7日「謝罪の会見を開きたい」と話し、伯父の家から荷物をまとめて出て行ったということです。 伯父によると、母親は「大阪の支援者のもとにいる」と話していて、その支援者は旧統一教会から母親に5000万円が返金された際、手続きなどを手伝っていた人物だということです。 母親は検察とのやり取りで「旧統一教会に対して迷惑をかけ申し訳ない」と話していて、事件後も母親の部屋には教典が置かれていたということです。 会見の詳しい日程などについては、明らかになってい
群馬県草津町が中沢康治町議(87)と千葉県の女性に対し、町の社会的評価を下げたとして計550万円の損害賠償を求めた訴訟は、第1回口頭弁論が30日に前橋地裁(杉山順一裁判長)で行われた。町議側は請求の却下を求め、争う姿勢を示した。 訴状などによると、元町議・新井祥子氏(53)が黒岩信忠町長(75)と「町長室で性交渉した」と電子書籍で告白した問題で、千葉県の女性が「セカンドレイプ(性的二次被害)の町・草津」などと書いた請願書を町議会に提出。中沢町議が請願書を読み上げる様子をインターネット上で公開し、拡散させたとしている。中沢町議は意見陳述で「町を批判したわけではない。訴訟自体が請願権の侵害だ」と述べた。
5月28日午前。東京・練馬区の、石神井川のほとりに佇むこぢんまりとした斎場に、溢れんばかりの弔問客が詰めかけた。収容人数100人の会場に300人超の行列。その多くは、20歳前後の青年や、10代の学生たち。彼らは最愛の恩師に別れを告げた――。 【写真】石井容疑者の葬儀の様子 * 1週間前の5月21日未明、練馬区立のA中学校教諭・石井武秀容疑者(37)が自ら命を絶った。18日に教え子の男子生徒への強制わいせつ罪で逮捕され、釈放された直後の出来事であった。 だが、教え子たちの証言から浮かび上がったのは、“わいせつ教諭”とは様相を異にするひとりの教師の実像だった。 〈男子生徒にわいせつ容疑 中学教諭を逮捕〉 新聞各社による一報は、教え子たちに衝撃を与えた。報道では、トイレの個室に男子生徒を連れ込み、股間を触るなどわいせつな行為に及んだとされた。 「うそだ、先生がそんなことするはずがない……」 昨年
山口県阿武町で誤って振り込まれた給付金4630万円が田口翔容疑者(24)によって出金されたとされる事件。 24日午前、阿武町が会見を開き、出金されたとみられる金の大部分を町が法的に確保したことを明らかにしました。 ◆阿武町・花田憲彦町長 「現在、公金の誤振り込みについては、4月8日から公的手続きをとってまいりました。こうした中、本日現在、合計で4299万3434円を法的に確保することが出来ました」 誤送金が起きたのは4月8日のことでした。 送金されたのは4630万円。 この金を田口容疑者は4月8日から18日にかけて出金。 容疑者側は「オンラインカジノで使い切った」と主張していました。 一方、阿武町側は、誤送金が起きた4月8日から返還に向け銀行と接触するなど取り組みを進め、その結果、町はオンラインカジノの決済代行業者3社の口座にある金を差し押さえることに成功。 5月20日に3社から4290万
阿武町は具体的な税目や金額については守秘義務の関係で明らかにしなかったもののの、男に滞納税があったので、これを徴収するということで国税徴収法に基づいて決済代行業者の口座を実質的に男の口座だとみて差し押さえ、取立を行なったとのこと。町の動きが遅すぎるという批判の声も上がっていましたが、実際には水面下であらゆる手を使って迅速に動いていたようですね。 ただ、町の徴収権が及ぶ金額は決済代行業者から送金された約4300万円のごく一部であり、それを超えた部分は法的には男の金ということになるので、いったん男に返し、その上で改めて町が差し押さえる必要があるし、町の代理人弁護士の調査では男は町とは別に債務がある模様で、もし町に送金された約4300万円が彼らによって差し押さえられると、町が被害分を全額回収できなくなる可能性もあることから、町は会見で「法的に確保」という慎重な言い回しを使っているとのことです。
三菱電機は、長崎県の工場で製造された非常用の発電設備で、正常に発電しない不具合が相次いでいることから、出荷したすべての製品について部品を交換するなどの対応をとると発表しました。老人福祉施設などに納入された1200台余りが対象だということです。 三菱電機によりますと、不具合が相次いでいるのは、長崎県時津町の長崎製作所で2001年から2016年にかけて製造された非常用の発電設備で、コンデンサーの取り付けを誤るなどしたため、正常に発電しない可能性があるということです。 老人福祉施設や病院などに納入され、これまで正常に発電しない事例が54件ありましたが、会社は、そのつど個別に対応していました。 しかし、不具合の件数が多いことから対応を見直し、出荷したすべての製品で部品の交換や補強を行うことにしました。 対応済みの製品を除く1240台が対象で、会社では製品の回収は行わず、納入先に出向いて対応するとし
サイトを閲覧した人のパソコンを無断で利用していわゆる仮想通貨=暗号資産を獲得するプログラムが違法かどうかが争われ、1審は無罪、2審は有罪となった被告の裁判で、被告側と検察側の双方の主張を聞く弁論が最高裁判所で開かれました。 弁論は判断を変更する際に必要な手続きのため、2審の判決が見直される可能性が出てきました。 都内に住む34歳のウェブデザイナーは、4年前、サイトを閲覧した人のパソコンの処理能力を無断で利用し暗号資産を獲得するプログラム「コインハイブ」を、自分の運営するサイトに埋め込んだとして不正なプログラムを保管した罪に問われています。 争点は、プログラムが違法なものといえるかどうかで、9日、最高裁判所で開かれた弁論で、被告の弁護士は「プログラムは広告に代わってインターネットの重要な維持手段となる可能性を秘めたものだった。閲覧した人のパソコンに明らかな悪影響を与えるものではなく、利益にな
韓国でディーゼル車の運行に必要な尿素水の品薄状態が続いており、混乱が生じている。韓国メディアは「混乱が長期化すれば、宅配、貨物トラックだけでなく、消防車、救急車まで運転できなくなり、物流と公共セーフティーネット全体がマヒしかねない懸念が高まっている」と伝えている。 【写真】もっと大きな写真を見る ムン・ジェイン(文在寅)大統領は8日、「需給安定のために、あらゆる方法を動員して素早く対応してほしい」と指示した。 尿素水は、ディーゼル車から排出される窒素酸化物を除去するため、排気ガス低減装置に使われる物質。韓国では車両の中でもディーゼル車の比率が高く、国内車両約2600万台のうち、ディーゼル車は1000万台と推計されている。 韓国で尿素水が品薄になっているのは、輸入先の中国が尿素水原料の尿素に輸出検査を義務付けたことで輸出が事実上制限されたことによる。韓国では尿素水の原料となる産業用尿素のほと
佐賀銀行本店の東側にある自動ドアを突き破った容疑者の軽乗用車=18日午後0時55分ごろ、佐賀市唐人2丁目 18日午後0時40分ごろ、佐賀市唐人2丁目の佐賀銀行本店の男性行員から「車が突っ込んできた。運転手が騒いでいる」と110番があった。佐賀南署は同日、別の男性行員を殴ったとして、暴行の疑いで、神埼市千代田町、自称作業員の男(59)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は、同日午後0時40分ごろ、佐賀市唐人の佐賀銀行本店で、50代の男性行員の左側頭部を右の拳で殴った疑い。容疑を認めている。 南署によると、男が運転していたのは、本人名義の軽乗用車。男は、銀行東側の自動ドアに車ごと突っ込んだ後、車を降りて入り口付近にいた男性を殴ったとみられる。凶器の所持などはなく、近くにいた複数の行員が男を取り押さえた。 同署は、軽乗用車が自動ドアに突入した角度などからペダルの踏み間違いの可能性は低く、意図的に突入した
〈草津よいとこ一度はおいで♪〉と謡われる日本屈指の温泉地・群馬県草津町。コロナ禍で観光客の足が遠のく中、より深刻なイメージダウンをもたらしているのが「町長レイプ騒動」だ。女性団体からも目の敵にされ町の評価は下がるばかりだが、犯人扱いされた側も黙ってはいない。町議会では被害を訴える元女性町議にかかわる衝撃の「枕営業メモ」が提出されたのだ。 【写真2枚】性的暴行の犯人として告発された黒岩町長 *** 一昨年、草津町の黒岩信忠町長(74)に性的暴行を受けたと告発、注目を浴びたのが新井祥子・元町議(52)だ。名指しされた町長は“全くの嘘”だと全否定。彼女を名誉毀損で刑事告発し、民事訴訟にも打って出た。 互いの言い分が対立する中、昨年には彼女がリコールを受けて町議の職を失う。折しも世界的な「#MeToo」運動と相俟って、欧米メディアが日本の呆れた実態だと報じ、女性の権利尊重を訴える団体などが新井・元
29日午後5時20分ごろ、福岡県中間市中間2の私立双葉保育園で、駐車中の送迎バス内に1人でいた園児の倉掛冬生(とうま)ちゃん(5)=同市=がぐったりしているのを園職員が発見した。冬生ちゃんの意識はなく、搬送先の病院で約1時間半後に死亡が確認された。福岡県警折尾署によると、脱水症状の疑いがあり、気温の上がった車内で熱中症になったとみられる。目立った外傷や着衣の乱れはなかった。同署は詳しい死因を調べるとともに、園関係者から当時の状況などを聴いている。 【写真】送迎バスから園児が発見された保育園 同署によると、冬生ちゃんが帰りのバスから降りてこないため母親が問い合わせ、園職員が施設内を探したところバス内で冬生ちゃんを見つけた。車内には冬生ちゃんのバッグもあった。バスは登園用で、帰宅時に使うバスと別の車両だったという。登園時に冬生ちゃんをバスに乗せた園長は同署の聞き取りに「(冬生ちゃんは)降りたと
「被告人を懲役8月に処する。この裁判確定の日から3年間、その刑の執行を猶予する」 2021年7月20日火曜日。熊本地裁の101号法廷で、杉原崇夫裁判官が有罪判決を宣告した。刑法190条、死体遺棄罪。被告人は熊本県南部の農家で働いていたベトナム人技能実習生のレー・ティ・トゥイ・リンさん、22歳。 約150万円にものぼる借金を負って来日したリンさんは、妊娠に気づいたあとも、妊娠を理由に強制的に帰国させられることを恐れ、働いていた農家や監理団体に言えないままでいた。そして、当時21歳だった彼女は、11月15日の午前中、孤立出産で双子を死産する。 この事件については、前回の記事で、「これで有罪になれば大変なことになる」という慈恵病院の蓮田健院長の危惧などを伝えた。 ●「これで有罪になれば大変なことになる」孤立出産で死産した技能実習生の起訴に対して医師が示した危機感 死産直後のリンさんは、出血を含む
和歌山県田辺市の資産家で、“紀州のドン・ファン”と呼ばれた会社社長の男性が急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、警察は28日、25歳の元妻を殺人などの疑いで逮捕しました。 捜査関係者によりますと、元妻は事件前に覚醒剤の密売人とSNSで連絡をとり、田辺市内で接触したとみられるということです。警察は、元妻の認否を明らかにしていません。 3年前、和歌山県田辺市の会社社長で“紀州のドン・ファン”とも呼ばれていた野崎幸助さん(77)が自宅で急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、警察は28日午前5時すぎ、東京 品川区に住む元妻の須藤早貴容疑者(25)を殺人と覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕しました。 これまでの調べで、野崎さんが自分で覚醒剤を使った痕跡がなく、須藤容疑者が口から摂取させた疑いがあるということです。 また捜査関係者によりますと、須藤容疑者が野崎さんと結婚したあと、スマートフォンで覚醒剤について調べていた
『ニューヨーク・タイムズ』仕込みのジャーナリズムで、閉鎖的な日本のマスコミ業界に風穴を開けた上杉氏(写真・毎日新聞/アフロ) 「あの人は倫理観が欠如しています。私は、志望していた新聞社への就職もあきらめて彼に尽くしたのに、嘘を指摘したら、クビにされました」 【写真あり】実妹が「優しくて自慢の兄だったのに…」と懐かしむ、中学時代の上杉氏 沈痛な面持ちでそう本誌に告白するのは、乾真規さん(26)だ。「あの人」とは、ジャーナリストの上杉隆氏(52)のこと。上杉氏は2002年、『週刊文春』誌上で当時外務大臣だった田中眞紀子氏(77)を取材して、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」企画賞を受賞。その後は記者クラブ制度を批判して、2011年には「自由報道協会」を設立し、一躍脚光を浴びた。 現在は、ネット配信番組『ニューズ・オプエド』の運営をおこなう、「株式会社NOBORDER」の代表取締役や、「NHK
騒動のキーパーソンが痛烈な緊急提言だ。「女性が多い理事会は時間がかかる」という女性蔑視発言で世界中から批判を浴びる東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)に対し、日本オリンピック委員会(JOC)理事で柔道元世界女王の山口香氏(56)が一刀両断。森会長の脳裏に浮かぶ「話の長い女」の一人として、かねての天敵だった〝女三四郎〟が忖度なしの批判を展開しつつ、会長辞任勧告を突き付けた。 【写真】五輪中止パロディーTシャツが大人気 ――森会長の会見はご覧になりましたか 山口氏(以下山口) 全部は見てないのですが、一つ言えるのは、私は話は長くないわよ(笑い)。ただ、意見はちゃんと言う。疑問に思ったことをストレートに発言し、とことん議論するのが理事会ですから。でも、そういうスタイルが嫌いな人もいるでしょ。シャンシャンでおしまいにするのが好きな人。そういう方が雑談で「女は面倒くさいなあ」と言っ
大阪市立小学校5年の女児(当時11歳)が昨年9月、いじめを受けていることを示唆するメモを残して自殺した問題で、大阪市は事実関係を調べる第三者委員会を設置する方針を固めた。弁護士や臨床心理士、教育研究者らに委員を委嘱する。 市教委などによると、女児は昨年9月24日に学校を欠席し、午後に自宅マンションから飛び降り、死亡した。女児は「自分死んだってだいぢょうぶでしょ だれも悲しまない」などと記したメモを残していた。 市教委は、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認定。児童へのアンケートを実施し、「いじめの可能性を否定できないが、具体的な事案は確認できていない」と判断した。今年1月、保護者に伝え、第三者委による調査を提案していた。保護者から10月、「客観的、中立的な視点で真相を知りたい」と申し出があったという。
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