MongoDBを用いたソーシャルアプリのログ解析 〜解析基盤構築からフロントUIまで、MongoDBを最大限に活用する〜
ドラクエは卒業して、もっと英語漬けをやっているmikioです。さて今回は、データベースサーバTokyo Tyrantとテーブルデータベースを使ってリアルタイム検索システムを構築する方法について語ります。 テーブルDBを分散させたい Tokyo TyrantでもテーブルDBがサポートされているわけですが、これはリアルタイム検索システムへの布石です。テーブルDBは任意のコラムにインデックスを張ることができ、時系列のコラムにインデックスを張ればその値によって古いコラムを効率的に消すことができます。チュートリアルの「Persistent but Expirable Cache」でもその方法を示しています。また、任意のコラムに分かち書きトークン方式もしくは文字N-gram方式で転置インデックスを張ることができます。これらを総合すると、最新のデータのみを保持してサイズと性能を一定に保ったインデックスを
DSのスターフォックスというゲームにはまりまくりのmikioです。最近社内外で「俺ストレージサーバ」を作るのが流行っているようなので私も参戦してみました。今回はDBMのネットワーク層をほぼスクラッチで作った話をします。 Tokyo Tyrant Tokyo Tyrant(以下TT)はTokyo Cabinet(以下TC)をラップしてネットワーク越しに操作できるようにするツールです。キャビネット(内閣)を傀儡にするタイラント(僭主)ということで名付けました。ダウンロードはこちら。 TCは高性能なDBMで、マルチスレッドモデルで高い並列性を実現していますが、逆にマルチプロセスモデルだとファイルロックがかかるので並列性が低くなってしまいます。つまり、書き込みモードでデータベースにアクセスしているプロセスがいると、その間は他のプロセスがデータベースに接続しようとするとブロックされることになります。
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