プロの写真家たちは、撮る道具としてαをどのように使いこなしているのでしょうか。さまざまなジャンルの写真家たちに、自身のカメラ設定、お気に入りのレンズや撮影機材などのαの使いこなし術をお聞きしました。今回は、写真家の福田健太郎氏の撮影スタイルをご紹介します。 私は日本の風景を求めて、全国各地を旅しながら撮影していますが、 たとえ同じ場所を訪れたとしても、天候や光によって、自然はまったく違った表情を見せてくれます。 そんな刹那というべき光景を永遠に記憶しておきたい。そんな想いから、 まだ見たことのない光景を求めて、シャッターを切り続けています。 私がカメラという道具に求めるのは、こうした自分の心が動いた光景を自然体で撮れること。 その時の感情を逃さないよう、画づくりをスムーズに行えることが大切です。だから、操作に気を使うことなく、自然体で被写体に向き合えるように、風景撮影にあわせたカスタマイズ