(写真は「ふりかえる」イメージキャラクターのオリーヴさんです) みなさんこんにちは。このブログを書いている伊藤聡ともうします。毎年恒例となっています「ふりかえる」企画の結果を発表します。今年は社会的に重大な事件も多発し、生活していくことの意味あいが激変した一年でもあり、みなさんのアンケート結果を読んでいると、映画を見るという行為の文脈も変わってきたような印象を受けました。今年の一月とか、なんかもうすごい昔という感じですが……。なにかと重い気分になりがちな本年ですが、今回選ばれた十作品はどれもエンターテインメントとしてすぐれたものばかりですので、たのしい年末年始のDVD鑑賞の参考にしていただきたいとおもいます。このような質問内容でアンケートを募りました。 名前/性別/ブログURLもしくはTwitterアカウント 2011年に劇場公開された映画でよかったものを3つ教えてください 2で選んだ映画
平成ライダー劇場版といえば、『パラダイスロスト』や『MOVIE大戦2010』といった少数の例外を除いて、お祭り感覚に溢れるイベント映画としての存在価値は大きいけれども作品的にはつまらんものと相場が決まっているのだが、今年の仮面ライダーW劇場版『AtoZ/運命のガイアメモリ』は素直に面白かったな。 まず、脚本が良いと思うね。基本的にはアクションシーンのつるべ打ちで、合間合間にドラマシーンを挿入するというのが最近の東映特撮映画の勝ちパターン*1なのだが、それに加えて、きっちり三幕構成で、レギュラー陣のみならずゲストそれぞれにも見せ場を作り、物語の起伏と登場人物の感情の起伏が同期していて、おまけにTVシリーズのゲストキャラが大挙して友情出演し*2、クライマックスで元気玉エネルギーを送るという超がつくほどの王道少年マンガ的展開。はっきりいって、凄い気持ちが良かった。これに抵抗できる日本人男子は少な
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