デジタルの近未来予測や電子書籍の本で、音楽業界事情を引用される事は多い。これまでも何度か指摘したけど、高名な方で、全体の趣旨は正しくても、音楽ビジネスの引用は事実誤認が多い。おそらくちゃんとデータを調べずに、書いているのだろう。やめてほしい。 音楽業界側に説明する姿勢が無かったという反省はあるので、取り急ぎ、ブログでまとめてみた。 読んでない本の事を採り上げて申し訳ないけど(すいません。急いで読んで、本そのものの感想は別途に書きます。)友人の引用&紹介によると、本田雅一著『これからのスマートフォンが起こすこと』(東洋経済社)には、 「音楽のデジタル配信において日本はあまり良い事例を残すことができなかった。あれほど導入時に抵抗の強かったiチューンズ・ミュージックストアが、日本の音楽デジタル配信の中で圧倒的な存在になっている」 と書いてあるそうだ。 前後の文脈がわからないけれど、この文章そのも
USENは1日、NTT東西の光ファイバ接続サービス「フレッツ 光」に対応した個人宅向け音楽放送サービス「USEN on フレッツ」の提供を開始した。月額料金は3990円で、当初の対応ISPは「GyaO 光」に限られる。 「USEN on フレッツ」は、同軸ケーブルを利用した「USEN440」や通信衛星利用の「music Air Bee!」と同様に、音楽放送を提供する光ファイバ回線利用のサービス。通信にはIPv6を利用するため、NTT西日本のBフレッツユーザーは「フレッツ・v6アプリ」の契約が必要になる。 料金は初期費用が3150円で、月額料金が3990円。月額料金内で、J-POPや演歌/歌謡曲、クラシック、語学/カルチャー、アニメ/バラエティ、国内ラジオ/ワールド・ラジオなど約400チャンネル、300万曲を自由に聴取できる。ファイル形式はWMAで、ビットレートは192kbps。 サービス利
米ウォールマートは、現在DRMフリーのMP3形式で楽曲のダウンロード販売を行っています。それよりも前は、試験的にDRM付きのWMA形式でのダウンロード販売を行っていましたが、そのWMAファイルの認証を行うために用いられていたDRMサーバーが、ついに停止されるそうです。boingboingの記事に、顧客宛にウォールマートから送られたメールが掲載されています。 このメールによると、DRMサーバーは10月9日に停止し、これ以降は楽曲を他のPCに転送したりPCのOSを再インストールしたりした場合に、ダウンロードした楽曲が再生できなくなるそうで、「楽曲の『バックアップ』をオーディオCDの形式で作成しておくことを強く推奨する」とのことです。 音楽に限らずDRM付きのコンテンツに対しては、DRM管理システムが停止した場合などに、データが残されていても再生が行えなくなるという問題が以前から指摘されていまし
米インターネット検索大手グーグル(Google)が発表した同社の携帯電話向けソフトウエア「アンドロイド(Android)」を搭載した携帯電話「T-モバイルG1」(2008年9月23日提供)。(c)AFP/Business Wire 【9月24日 AFP】インターネット通販大手、米アマゾン(Amazon)は、米インターネット検索大手グーグル(Google)と提携し、同社が10月に販売開始する「グーグル携帯電話」にオンライン音楽配信サービス「Amazon MP3」の機能を搭載、米アップル(Apple)の携帯音楽プレーヤー「iPod」専用の音楽オンラインストア「iTunes」に攻勢をかける。 アマゾンが前年9月に立ち上げた「Amazon MP3」は、「iTunes」と異なり、ダウンロードする楽曲にはデジタル著作権管理(DRM)技術が付加されておらず、コピーやメディア間でのやりとりも可能だ。 シリ
米家電量販大手のBest Buyは9月15日、デジタル音楽サービスの米Napsterを約1億2100万ドルで買収することで合意に達したと発表した。Best BuyはNapsterの発行済み株式すべてを1株当たり2.65ドルの現金で買い取る。取引は第4四半期に完了の見通し。 Napsterの約70万人のデジタル音楽サービス加入者とサービスはBest Buyがすべて引き継ぐ。Napsterのクリス・ゴログCEOを含む幹部は、買収後もNapster事業の責任者を務める見通し。またNapsterのロサンゼルスの拠点、140人の従業員も維持される。 Napsterは月額料金制のストリーミングサービスを提供しているほか、今年5月に「世界最大」と称するMP3ダウンロードストアを立ち上げている。 関連記事 Napster、DRMフリーのMP3ストア立ち上げ NapsterのMP3ストアは4大レーベルと多数
MicrosoftとYahooでは実際に起こったことだ。Appleではどうだろうか。 Yahoo Musicが、楽曲のコピーを防止するソフトウェアを解除するための認証キーの発行を停止すると発表した7月、著作権侵害対策が施されたソフトウェアの制約が劇的に明らかにされた。 すでに休止されたMicrosoftの「MSN Music」サービスも、2007年春に同様の発表をしていた。CNET Newsの読者から、同じことが「iTunes」でも起こり得るかという質問が寄せられたが、答えはイエスだ。ほぼ間違いなく起こるだろう。 もし、AppleがYahooやMSNのように「FairPlay」デジタル著作権管理(DRM)キーの発行を停止したら、iTunesユーザーは楽曲をほかのマシンやデバイスに移動できなくなる。Appleが販売した50億曲の大半がこの影響を受ける(世間からの相次ぐ批判に応えて、Micro
Amazon MP3 のすごさをもっと知るべき Amazon MP3 がすごい。iTunes Store もいいが、Amazon MP3 が出てからはめっきり iTS で買うことが少なくなった。DRM がないから PC, Mac, iPod とコピーしたり SlimServer ごしに会社から家のライブラリに聞いたり、会社の IM/IRC で」このアルバムいいよ」って同僚におしえて iTunes share で共有したりが簡単にできる。月に 5-6枚のペースでアルバム買ってる。 私的録音補償金を縮小しつつ DRM でコピー管理、とか言ってる国の人は5年は遅れてる(の上、間違った方向に進んでいる)ことをはやく自覚してもらいたい。 Amazon MP3 はすべてのアルバムを 1曲$.99、アルバム単位では $8.99-9.99 から、256kbps の MP3 DRM なしで販売している。Wi
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米Amazonは1月10日、米SONY BMG MUSIC ENTERTAINMENTの楽曲を、AmazonからDRMフリーのMP3形式で今月中に販売開始すると発表した。 AmazonはEMI、Universal Music GroupとはMP3販売のスタート時から契約を結んでおり、Warner Musicとは2007年12月に提携を発表した。今回のSONY BMGとの発表で、Amazonは4大レーベルすべてとMP3販売の契約を結んだことになる。Amazonによれば、3万3000の独立系レーベルもDRMフリーで楽曲を提供しているという。 SONY BMGのグローバルデジタル事業部社長トーマス・ヘッセ氏は「当社は消費者に対し、物理的に、インターネットを経由して、そして携帯を通じて提供する方法を模索している。この新しい取り組みは、音楽ファンがどこにいようとそこに届けることができるものだ」と述べ
米SONY BMGは1月7日、DRMフリーのMP3楽曲を販売する「Platinum MusicPass」を立ち上げることを明らかにした。 Platinum MusicPassは、フルバージョンのアルバムを高品質MP3フォーマットでダウンロードできるデジタル音楽ギフトカード。多くの場合、スペシャルコンテンツが付属する。カードは1月15日に発売し、同月末までにはBest Buy、Targetなど米国の小売店4500店舗で購入できるようになる。カード購入者はMusicPass.comでアルバムやボーナスコンテンツをダウンロードして、コンピュータやMP3プレーヤーで再生できる。価格は通常版が12.99ドル。19.99ドルの特別版もあり、同じアーティストのアルバムをもう1つ入手できる。 第一弾は、セリーヌ・ディオンの「Taking Chances」、ケリー・チェスニーの「Just Who I Am:
RIAJ、2007年上半期の有料音楽配信売上実績を発表 −ネットダウンロード堅調。モバイル配信は2倍以上の伸び 社団法人日本レコード協会(RIAJ)は4日、2007年上半期(1-6月)の有料音楽配信売上実績を公開。金額の合計で前年同期比142%の351億9,300万円となるなど、引き続き順調な伸びをみせている。 ダウンロード回数も増加しており、全体では2億2,590万6,000回と前年比126%を記録。内訳では、インターネットからのダウンロードが金額で前年比108%の26億8,600万円、ダウンロード数が同120%の1,417万4,000回となった。 伸び率はモバイルの方が高く、金額では前年比143%となる318億5,900万円、ダウンロード数は同126%の2億1,172万3,000回となっている。特にシングルトラックは金額で203%の150億3,800万円、ダウンロード数で21
ニューヨークポストやロイター通信によると、Amazonは以前から予告していた音楽配信サービスを9月中旬に開始することを暫定的に決定したとのこと。 ファイル形式はMP3形式を利用し、音楽著作権を保護するためのいわゆる「DRM」の仕組みは導入しない方針。そのため、iPodに限らずあらゆるMP3プレイヤー、メディアプレイヤーへの転送と再生が可能になる予定です。 詳細は以下の通り。 Amazon.com to launch music service in September: report - Yahoo! News 既にiTunes Storeでは「iTunes Plus」というDRMフリーのサービスが開始されています。 英EMIグループ、アップルのiTunes StoreでDRMなし楽曲を販売すると正式発表 - GIGAZINE DRMフリーなので、iPod以外のプレイヤーでも再生できますし
音楽・映像・ゲーム(そして最終的にはさまざまなアプリケーションも)などのコンテンツは、有料であれ無料であれ、最終的には「聞き放題・見放題・遊び放題」のビジネス・モデルに収束していくと私は確信している。それゆえに、RhapsodyやNetflixなどのこのビジネスモデルでの先駆者には敬意も払っているし注目もしている。 今朝のWall Street Journalに、「音楽聴き放題サービス」の卸値(おろしね)の話が書かれていたので、メモ代わりにここに書いておく(新聞の切り抜きをスクラップしておいてもどうせなくすが、ブログに書いておけばなくす心配はないし、後でググれる)。 ・SoundExchangeというところが、音楽の卸売り業者である(後でリサーチ)。 ・2002年にSoundExchangeが一曲あたりの卸売り値(1ユーザーが1曲聞くたびにSoundExchangeに払うべき料金)を、0.
手持ちの楽曲をネットで無料で聴いてどこが悪い! というLala.comの新発想2007.06.11 21:00 自分で聴く限りは違法じゃない、というフェアユースの筋目を無理やり通したところが面白いですね。 CDの交換・安価購入がメインだったLala.comが今月から新しく生まれ変わって、リップしたCDとかiTunes購入楽曲なんかの手持ちの曲を全スキャンしてLala.comにアップ、いつでもここにアクセスして無料ストリーミングが楽しめる新サービスを開始しました。 出先からiPodサイドロードして聴けるのは嬉しい限りでございます。この「iTunes潰し」とも言えるLala.comの新サービス、ちょっと詳しく見てみましょう。 ・仕組みは?Lalaでは各ユーザーのライブラリをスキャンしてLalaにもう揃ってる曲はパス、まだない曲だけアップロードします。ビートルズ、ツェッペリン、Dave Matt
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