仏北西部アブランシュにあるミュランの工場で製造されたカセットテープ(2019年3月14日撮影)。(c)CHARLY TRIBALLEAU / AFP 【4月22日 AFP】かつての若者はさまざまな曲をカセットテープに詰め込み、お手製ミックステープを作ったものだが、そのカセットテープの人気がA面、B面を懐かしく思うオーディオ好きの間で復活している。 米歌手アリアナ・グランデ(Ariana Grande)やカナダ人歌手ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)といったトップミュージシャンが自らの楽曲をカセットテープでリリースしており、需要は増え続けている。だが、ニッチな市場のため、世界的に音楽用磁気テープの供給不足に直面している。 現在、米中西部とフランス西部にある2社が、カセットテープの製造を手掛けている。 スティーブ・ステップ(Steve Stepp)氏は50年前、米ミズーリ州ス