【ヒューストン=花房良祐、ロンドン=湯前宗太郎】欧米の石油会社がM&A(買収・合併)による業界再編を迫られている。脱炭素で旧来型の石油・ガスの新規投資は増やしづらく、再生可能エネルギーの投資効率はまだ低い。原油相場の高止まりで得た18兆円を株主還元に注ぎながら、「消去法」の成長策として優良権益を持つ他社を傘下に収めている。石油業界で相次ぐM&A米国の石油大手コノコフィリプスは29日、米マラソ
他県からあの県へ行くなら事前に満タンに! ガソリン価格の地域差がかなり大きい! ガソリン価格比較サイト「gogo.gs」を運営するゴーゴーラボは2023年12月25日、ガソリン価格の都道府県価格についての調査結果を発表しました。 ガソリン価格の地域差が大きくなっている。写真はイメージ(画像:写真AC)。 年末年始、帰省などで長距離を移動する人も多いところですが、ガソリン価格には地域差が存在します。ゴーゴーラボは、高い県へ行く人に、なるべく事前に満タンにするよう呼びかけています。 以下は12月20日現在のレギュラーガソリン平均価格で、順位、都道府県名、全国平均との価格差の順で記載します。 ●ガソリン価格が高い県(ワースト順) ・1位:長野県、+10.7円 ・2位:高知県、+8.2円 ・3位:山形県、+6.5円 ●ガソリン価格が安い県 ・1位:和歌山県、-8.5円 ・2位:千葉県、-6.0円
かつて石油が採掘されていた新潟市秋葉区では、原油が混ざった泥水が住宅の敷地などから噴き出し、区が周辺に油が流れ出ないよう吸着シートを設置する対応をとっています。 新潟市秋葉区によりますと、1日に震度5弱の揺れを観測した区内の滝谷町にある住宅の敷地内から、2日午前中になって原油が混ざった泥水が噴き出したということです。 その後、住宅の隣にある空き地からも原油が混ざった泥水が湧き出し、周辺では油のにおいがたちこめています。 区や周辺の住民によりますと、この地域では、かつて石油の採掘が行われていて、今回の住宅の敷地では11年前にも原油を含んだ水が湧き出したということです。 区は、地震との関連はわからないとしていますが、油が周辺に流れ出ないよう、吸着シートを設置して油を吸い取る対応をとっています。 近くに住む69歳の男性は「40年近く住んでいて、これまでも油が出たことはあったが、こんなに激しく出た
米国の原油生産量が世界最高水準に/Frederic J. Brown/AFP via Getty Images ニューヨーク(CNN) S&Pグローバル・コモディティー・インサイツは19日、今年第4四半期(10~12月期)の米国の原油・コンデンセート(超軽質原油)生産量について、日量1330万バレルと世界で過去最高水準になるとの見通しを示した。 米エネルギー情報局(EIA)によると、米国では先月、週間の原油生産量が日量1320万バレルに達していた。これはトランプ前大統領時代の2020年前半、新型コロナウイルス危機で生産量と価格が激減する前に記録した1310万バレルをわずかに上回る。 こうした生産量の増加が、原油・ガソリン価格の上昇に歯止めを掛けている。 米国の生産をけん引するのは、テキサス州とニューメキシコ州にまたがるパーミアン盆地のシェールオイル掘削業者だ。生産量は膨大で、海外へ輸出され
年々数を減らしているガソリンスタンド。今回、2022年度のガソリンスタンドの開店数と閉店数が発表された。閉店したガソリンスタンドは開店数の7倍以上と減少が加速していることが明らかとなった。 文/ベストカーWeb編集部 アイキャッチ写真/Carolyn Franks-stock.adobe.com 写真/Adobe Stock、gogo.gs、TOYOTA 近年ガソリンスタンドは、ハイブリッド車や電気自動車の普及によるガソリン需要の減少や、経営者の高齢化や後継者不足などで減少が続いている。 全国のガソリンスタンド数は、1994年度の約6万店をピークに減少。2017年度末には30747店とピーク時から半減し、その後も減り続けている。 そんななか、ガソリンスタンド情報共有サイト「gogo.gs」が2022年度に開店・閉店登録されたガソリンスタンド数を発表。 2022年度に開店したガソリンスタンド
「脱ロシア」外交に試練 サウジ、協力確約せず―中印は逆行・バイデン米政権 2022年07月19日07時07分 バイデン米大統領(左から4人目)と、サウジアラビアのムハンマド皇太子(右端)=16日、サウジ西部ジッダ(AFP時事) 【ワシントン時事】資源大国ロシアへの依存脱却を呼び掛ける米政権の経済外交が試練に直面している。バイデン大統領は就任後初の中東歴訪で、ウクライナ侵攻を続けるロシアと関係が深い産油国のサウジアラビアから協力の確約を得られなかった。中国やインドはロシア産原油の輸入を増やし、ロシアを孤立させようとする流れに逆行。対ロ包囲網は前途多難だ。 にじむ実利優先 バイデン氏、石油増産に期待―サウジ皇太子と初会談 「世界の需要に合わせた十分な供給が必要だ。今後数カ月で何が起きるかを心待ちにしている」。バイデン氏は16日、訪問先のサウジ西部ジッダで、中東の産油国首脳らに増産を訴えた。西側
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(左)と石油大手ルクオイルのラビル・マガノフ氏。大統領府での勲章授章式にて(2019年11月21日撮影、資料写真)。(c)Mikhail KLIMENTYEV / SPUTNIK / AFP 【9月1日 AFP】ロシアの石油大手ルクオイル(Lukoil)は1日、ラビル・マガノフ(Ravil Maganov)会長が「重病を患った後」に死去したと発表した。現地メディアは先に、同会長が病院の窓から転落して死亡したと報じていた。 マガノフ氏は1954年生まれ。2020年にルクオイル会長に任命された。 ルクオイルは、ウクライナ侵攻の停止を公に訴えた数少ないロシア大手企業の一つ。2月の侵攻開始後に「即時」停戦を求め、この「悲劇」の影響を受けた人々に思いを寄せると表明していた。 同社は1日、「ラビル・マガノフ会長が重病を患った後に死去した。深い哀悼の意を表する」と発表
石油が採れづらくなっている。石油を採るのにかかったエネルギーより、たくさんの石油エネルギーが採れなければ、経済的にもエネルギー的にも意味がない。石油が噴水のように吹き出していた時代は、採掘エネルギーの200倍の石油が採れたという。しかしシェールオイルは10を切っている。 エネルギー的に黒字にするためには、採掘エネルギーの3倍は必要。石油をガソリンや軽油に作り替えるのにもエネルギーが必要だから。この数値にどんどん近づいている。石油大手は、採掘エネルギーがかかりすぎて採算が悪くなり、石油に投資しなくなっている。しかも。 2019年から2020年にうっかり、サウジアラビアは石油を増産してしまい、石油価格が大幅に下落したことがあった。新型コロナで需要が低迷していたことも手伝って、石油価格は大いに低迷。この結果、シェールオイルを採掘する会社は投資を諦めたりするところが増えたらしい。 この時に投資が減
出光興産は38%を出資する西部石油(東京・千代田)の山口製油所(山口県山陽小野田市)を停止する方針を固めた。10月までに同社を完全子会社化したうえで2023年度中にも精製設備を止める。原油処理能力は日量12万バレルで、出光グループ全体の約13%を占める。ガソリン需要の減少が続くなか、水素など脱炭素の拠点に改めようと検討する。カーボンゼロの実現に向けた企業の構造転換が広がってきた。14日午後に発
政府はレギュラーガソリンの小売価格の全国平均が1リットル当たり170円を超えたとして、価格を抑えるため石油元売り会社に補助金を出す異例の対策を初めて発動する方針を明らかにしました。 27日以降に適用されます。 これは萩生田経済産業大臣が25日の閣議のあとの記者会見で明らかにしました。それによりますと、レギュラーガソリンの小売価格の全国平均は24日時点で1リットル当たり170.2円となりました。 政府はガソリン価格の上昇を抑えるため小売価格が170円を超えた場合に石油の元売り会社に補助金を出すという異例の対策を決めており、この条件を満たしたことになります。 対策は27日以降に適用されます。 今回、元売り会社はガソリンスタンドへの卸売価格について170円を超えた0.2円分と、原油価格の上昇に伴い今週影響を受ける分の合わせて3.4円分を引き下げます。 そして、その分の資金を政府が事後に補助する仕
今週のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり168.4円となり、2週連続で値上がりしました。 原油価格の上昇を受けて、来週も値上がりが見込まれていて、170円を超えれば、政府は補助金を使って小売価格の上昇を抑える初めての対策に乗り出します。 国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、17日時点のレギュラーガソリンの小売価格は全国平均で1リットル当たり168.4円で、先週より1.9円値上がりしました。 これは、オミクロン株の感染拡大に伴う経済活動への世界的な影響が限定的だという見方が広がり、原油の需要が落ち込むことへの警戒感が和らいで、このところ原油価格が上昇していることが主な要因で、値上がりは2週連続です。 また、灯油の店頭価格は全国平均で18リットル当たり1958円と、先週より24円上昇し、2週連続で値上がりしました。 今後の見通しについ
文:立山 晃/フォトンクリエイト 石油は、太古の生物が合成した有機物が、高温・高圧の地下で長い時間をかけて化学的に変化してつくられたと考えられています。 ところが2021年7月、JAMSTEC地球環境部門の原田尚美部門長たちは、北極海で採取した植物プランクトンが、石油と同じ成分をつくり出していることを公表しました。 その特殊能力を利用して高品質のバイオ燃料やバイオプラスチックをつくることができれば、地球温暖化や資源問題の解決に貢献できます。 原田部門長に、今回の発見について聞きました。 どんな生物が石油と同じ成分をつくるの? ──石油と同じ成分をつくっていたのは、どのような生物ですか。 私たちが2013年、北極海のチュクチ海で採取したディクラテリア・ルトゥンダ(Dicrateria rotunda)という植物プランクトンです。ハプト藻の仲間で、動き回るためのべん毛を持っています。 ディクラ
政府は19日にまとめる経済対策に原油高への新たな対応を盛り込む。国がガソリンの元売り会社に補助金を出し、これを原資に小売価格の上昇を抑えるのが柱だ。軽油も対象とする方針で、灯油や重油は引き続き検討する。新型コロナウイルス禍からの回復が遅れる日本経済への打撃を和らげるのが狙いだが、実効性や公平性には疑問符がつく。経済産業省が発表した新たな対策は、ガソリンの小売価格(全国平均)が一定の水準を超えた
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