何年も前、SeleniumやWebDriverの話で盛り上がった記憶があります。ただ、その当時はまだRailsなどバックエンド中心の文脈でした。今、フロントエンドに軸足が移る中、ブラウザテストの状況はどうなったのでしょう? 不思議なことに、フロントエンド界隈でそれほど話題に上がって来ないですよね (私の周りだけ?)。結構大事なのに。実は皆さん、「Seleniumアレルギー」なんじゃないですか? 公式サイトに漂う ゼロ年代感(下図)。Javaへの躊躇、「めんどくさい」と聞かされ続けた過去、無意識に避けてしまうのがSeleniumです。 ただ、フロントエンドの文脈でこそ、ブラウザテストは重要度を増しています。そこで「Selenium触りたくない病」の筆者が、 四苦八苦した背景 と、2016年だからこそ 見えてきた落とし所 を書いてみたいと思います。 註: 思ったより長文になってしまいました。先
単体テストの観点から見 たデザイン・パターン 日本アイ・ビー・エム株式会社 技術 ソフトウェア・エンジニアリング 太田健一郎 アジェンダ 実は単体テストが原因? 効果的な単体テストって? 設計から考えないと駄目だよね テスト容易性とデザイン・パターン テストの観点から見てみよう 基本パターン エンタープライズ・システムのパターン まとめ よくあるシステム開発後半の修羅場 システムテストのフェーズで欠陥が多発する 何で,こんなにバグがたくさん出るんだ!! 本当に単体テストをやったのか? そもそも,こんなバグは単体テストで発見できる だろう!! こんなバグを出すのは自分の仕事じゃない!! テスト担当者 それなりにテストはしたよ。 何で開発していないテスト担当者にそこま で言われる筋合いがあるんだ!! デバッグで手一杯なんだか勘弁してくれよ。 こっちも寝てないんだ!! 開発者 原
お世話になります、フロントエンド担当をしている小原正大です。Webページの表示を監視して差異があった場合、どのページで表示の変化が起きているかを知ることが出来るプログラムを実装したのでそのことについて書こうと思います。 何につかったの? 僕がフロントエンドを担当しているサービス『料理サプリ』で大規模なフロントエンドコードのリファクタリング行う際に表示テストを自動化するために作成しました。『料理サプリ』はPC・スマホ合わせて大体350-400ページの表示パターンが存在する比較的規模の大きいサイトです。全ページに影響を与えるような作業は大規模な回収となり、今回のリファクタリングでは表示テストの計画などの段取りが必要でした。従来の人手によるQAでは細かいバグを見過ごしたり時間がかかり効率が悪いので、可能な限り自動化しようと考え実装しました。 実装の概要 この監視のシステムは以下の2つ実装を組合わ
テストフェーズとテストレベル 昨日受けたソフトウェアテストの資格試験で面白い問題があった。 縦軸にテストフェーズ、横軸にテストレベルをとってテスト計画を作れ という趣旨のもの。 システムテストフェーズで単体テストレベルのテストを実行する?! みたいなw 継続的システムテストのコンセプトが一般的にまだまだ理解されにくく、その原因は Myersの言う「テストフェーズ」[1] Beizerのいう「テストのスコープ・観点(テストレベル)」[2] あたりを混同しているエンジニアが多いからなのかなとちょうど考えていたので、この問題は僕の心にクリティカルヒットした。このブログエントリでは、継続的システムテストをテストフェーズとテストレベルから整理し直してみる。 継続的システムストのテストフェーズとテストレベル 継続的システムテストのテストフェーズ 継続的システムテストでは、 ・開発テストフェーズ (開
(注記:6/9、いただいた翻訳フィードバックを元に記事を修正いたしました。) 今回の記事は毎秒300万ものリクエストを処理できるほど強力で高性能なWebクラスタの構築についてのパート1になります。まず初めに、あまり多くはありませんが、私がこれまで使用したことのあるロードジェネレータツールをいくつか紹介します。私のようにてこずって時間をかけてしまわないよう、今回の記事が理解の手助けになれば幸いです。 ロードジェネレータはテストを目的とした数種類のトラフィックを発生させるプログラムです。それによって高負荷においてサーバがどのように動いているか、そのサーバの弱点はどこなのか、などが見えてきます。負荷テストを通じてサーバの限界を知ることは、サーバのレジリエンシーを測定する最適な方法であり、あらゆる問題に対する準備の手助けにもなります。 ロードジェネレータツール 負荷テストをする際に頭に入れておくべ
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