去年の8月と今年の3月、北朝鮮から韓国に向けてGPS妨害電波が発せられた(AFPBBニュース)。韓国政府はこの問題に対し「対応策を整備する」と発表したのだが、その対応はGPSアンテナをアルミホイルで覆うという「応急措置」だったことが判明したそうだ。 そのほか、アンテナをビルの下や裏手に隠すといった対応もあったという。これにより妨害電波を防ぐことはできたが、正常なGPS信号まで妨げる可能性があり、携帯電話の時間/位置情報のずれや頻繁な通話中断といった問題の原因となった可能性もあるという。 筒状の某ポテトチップスの空き容器ですら無線アンテナに改造できるのだから、できないことはないかもしれないが、それにしても政府レベルで行うようなことではないように思う。