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siに関するhobbiel55のブックマーク (70)

  • ご用聞きはSIerの基本属性だ、気色の悪い「お客様に寄り添う」がもたらす害悪

    人月商売のSIerはなぜ「ご用聞き」になるのか。「そんなの当たり前じゃん」と言う読者は多いと思うが、SIerのご用聞きにはなかなか深い闇がある。この「極言暴論」では多重下請け構造など人月商売の闇に切り込むことが多く、ご用聞きがもたらす害毒についてはあまり掘り下げてこなかった。もちろん、ご用聞きと人月商売というSIerの2つの基属性は表裏一体で切り離せないのだが、今回はご用聞きの問題に焦点を当てて暴論しようと思う。 ご用聞きは人月商売と表裏一体と書いたが、別の観点から言うと「一品もの」を手掛ける企業に共通する問題でもある。人月商売のSIerは建設業界のゼネコンに似ているとよくいわれるが、それだけじゃないぞ。重電メーカーや造船会社、プラントエンジニアリング会社などともよく似ている。以前、重電メーカーの幹部が「営業が単なるご用聞きになってしまっていては駄目だ」と話すのを聞いたことがある。 少し

    ご用聞きはSIerの基本属性だ、気色の悪い「お客様に寄り添う」がもたらす害悪
  • エンジニア転職のリアル

    ツイッターで「ソフトウェアエンジニアとしてキャリアを歩むなら、SIer はおすすめできない」と発言している方に対して、現役 SIer 社員が反論していて、ちょっとした騒ぎになっていた。 10 年間 SIer で働いた経験がある人間として、SIer で「ソフトウェアエンジニア」のキャリアを積めるかどうかについて見解を示したい。 頼むからプログラミング好きな高学歴の人は下手なネームバリューを気にしてSIerに行かないでくれ。まずSIerの研修が簡単すぎてつまらんと思うし、自分の方がプログラミングや技術分かるのに年収同じなのかって絶望するわけで。ほぼ転職する未来が待ってるんだから、最初から候補にも入れない方が良い。 — サカモト@エンジニアキャリア論 (@sakamoto_582) December 15, 2022 やはり何故かSIer叩きをしていると勘違いしてる人が大勢いるけど “SIer

    エンジニア転職のリアル
  • COBOLをJavaで「リライト」の愚、SI企業の良識はどこに?

    SI企業の強み・弱みを分析し、SIビジネスの先行きについてまとめた書籍『SI企業の進む道 業界歴40年のSEが現役世代に託すバトン』。同書から抜粋し、「誰も指摘しなかったSI企業の課題」を連載で指摘する。今回は、SIerがユーザー企業の要望に応えられない根源的な理由を探る。(技術プロダクツユニットクロスメディア編集部) 既存ITシステムの問題をユーザー企業以上に理解しているのはSIerである。ところが、その問題をユーザー企業に説明し、対策をとろうとはしない。ではなぜ、SIerIT技術者たちは口を閉ざしているのだろうか。 その答えはこうだ。問題を説明した後に「では、どうすればいい?」と問われても答えられないからである。つまり、既存ITシステムの変革をどのように行えばいいのか分からないのだ。 情報処理推進機構(IPA)が平成29年に出したレポート「システム再構築を成功に導くユーザガイド」には

    COBOLをJavaで「リライト」の愚、SI企業の良識はどこに?
    hobbiel55
    hobbiel55 2022/12/26
    「例えばJavaでバッチ処理ができる方式など、私からすれば百害あって一利なしの技術である」←そうかあ、バッチ処理のあるシステムにJavaは使ってはいけないのかあ。
  • AWSのSIer世界一に日本の「クラスメソッド」が選出、アジア太平洋では「アイレット」が選出。クラウド専門のSIerがリードするクラウドのSIビジネス

    AWSSIer世界一に日の「クラスメソッド」が選出、アジア太平洋では「アイレット」が選出。クラウド専門のSIerがリードするクラウドのSIビジネス Amazon Web Servicesは、米ラスベガスで開催した年次イベント「AWS re:Invent 2022」で同社の優れたパートナーを表彰する「2022 AWS Partner of the Year」を発表しました。 各部門はグローバルから選出される「Global」と、地域ごと、例えばアジア太平洋・日(APJ)、アメリカ・カナダ・中南米(NAMER)、ヨーロッパ・中東及びアフリカEMEA)などからの選出があります。 主要な各部門を見てみると、「Innovation Partners of the Year」のグローバル選出は「IBM」、「Design Partners of the Year」のグローバル選出は「Informa

    AWSのSIer世界一に日本の「クラスメソッド」が選出、アジア太平洋では「アイレット」が選出。クラウド専門のSIerがリードするクラウドのSIビジネス
  • 米国IT業界に過去あった多重下請構造、それが破壊された理由 - プロマネブログ

    IT業界を「SIガラパゴス」と言う前に知っておきたい海外ベンダ事情 - プロマネブログ 前回の記事を書いたあと、うっかりしていたことに気づいたので、追記です。 ユーザ企業とベンダ企業との関係については、他国との比較を色々書いたのですが、多重構造について深堀り書くのを忘れてました。 米国の事情についてもうちょい書きます。 下請構造が崩壊したアメリカ 端的にいうと、米国にも日と同様の下請構造は過去ありました。 日と同様に、元請けが大規模な案件を受注し、それを2次3次請けにシステム開発再委託するという構造です。 政府調達元請けの平均60.4%が下請け及び補給品に再投資され、それらのさらに平均83.2%が3次へ再投資、さらにその83.2%が再々投資、と繰り返される事により、初期調達額$369M(元請けのみ)は、上記再投資の構造より算出される係数2.06を乗ずる事により、$759Mと推計さ

    米国IT業界に過去あった多重下請構造、それが破壊された理由 - プロマネブログ
  • 改訂「SIerは5年で死滅する」、下請けからユーザー企業への技術者大移動が始まる

    以前、この「極言暴論」などで大胆な予測をして赤っ恥をかいたことがある。何の話かと言うと、「SIerは5年で死滅する」という記事を書いたことだ。私がそれを最初に書いたのは2015年3月の記事。経緯を知らない読者なら、もうこれだけで「木村ってバカだな」と嘲笑するはずだ。この記事は「記者の眼」として掲載したが、その後は極言暴論に舞台を移して何度か言及した。いわゆる恥の上塗りである。 何でそんな話を始めたのか不審に思う読者もいることだろう。そりゃそうだ。今やSIer、そして下請けITベンダーなど人月商売のIT業界は、我が世の春が続いている。そんな状況のなかで、「かつて『2020年ごろにはSIerが死滅する』などと書いた」と告白するのは、全くもってアホウである。こういうときには、おとなしくしているに限る。では、なぜ言い出したかというと、改めて言うべき「時」が訪れたからだ。 あっ、断っておくが、ざんげ

    改訂「SIerは5年で死滅する」、下請けからユーザー企業への技術者大移動が始まる
  • 日本の古き良きIT企業を退職して3年がたった

    3年前、世間一般にはメーカー系SIerとして知られている会社を退職した。ただ俺のポジションはパッケージソフト開発であり純粋なSIerとは異なる。 客ともSEとも会話せず、ひたすらドキュメントとプログラムを書く部署だ。といっても別にペーペーではなく主任クラスであり、 会社の業績がとてもよかったこともあり年収は1000万弱はあった。35歳。 これだけ見るととてもいい待遇に見えるだろう。でも耐えられないことがいっぱいあった。 Linuxで動くアプリなのにVMを動かすのも苦労する8GBしかメモリのないWindows PC、紙にコードを印刷して説明しないと納得しない品質保証部、 手作業で実施しExcelにチェックを付けていくテスト、jquery一つ使うのに3ヶ月かかる承認フロー、開発中にバグを一つ出すごとに ひたすら反省文を求める品質保証部と一緒になって詰めてくるマネージャー、常にコンパイルできない

    日本の古き良きIT企業を退職して3年がたった
    hobbiel55
    hobbiel55 2021/06/10
    本来、そういう元の会社のような企業は競争に敗れて潰れていかないといけないのだが、一概にそうなっていかないのが根本的な問題だと思う。
  • DXの壁は人材でもSIerでもなく雇用|楠 正憲(デジタル庁統括官)

    日経のシリコンバレー支局からZoomでインタビューいただいた内容が新聞に載ったようです。支局の方はインタビューって現地でされるんだろうと思ってましたから不思議な経験というか、コロナ禍にあって色んなことが起こるんだなーって思います。 どうもシリコンバレーでブイブイいわせてる直販モデルのSaaSベンダーが何故か日でだけはSIer経由の間接販売になっていて、それってどーゆーこと?という疑問に答える過程で、いろんな話をしたんですけれども、なんか見出しだけみるとSIerが悪くてDXが上手くいかないように勘違いされてしまいかねないし、わたしのコメントだけ見ると、まるでSIerが時代から取り残されてるようにも読めちゃうんですけれど、伝えたかったことは、そんな話じゃないんです。 実際お話しさせていただいたことというのは、いまさら内製回帰なんて流行ってるけれども、そう簡単に上手くいく訳ないじゃん?日って

    DXの壁は人材でもSIerでもなく雇用|楠 正憲(デジタル庁統括官)
    hobbiel55
    hobbiel55 2020/09/29
    日本の会社が内製化できないのは解雇規制で一度雇ってしまったらプロジェクトが終了しても雇い続けなければいけないからというのが一番大きい。そのためには雇用の流動化→終身雇用の終了→新卒一括採用の禁止が必要
  • 京都市基幹系システム刷新失敗の考察 - orangeitems’s diary

    京都市の件 京都市の基幹システム刷新が、またもや暗礁に乗り上げているようです。 tech.nikkeibp.co.jp 京都市はNEC製メインフレーム上で約30年稼働する基幹系システムのバッチ処理をオープンシステムに刷新するプロジェクトにおいて、サブシステムの1つである新福祉系システムの稼働を当初予定の2020年1月から延期する。再稼働の日程は確定していない。京都市総合企画局が2019年12月23日の京都市会で明らかにした。 現行がNECなのに、刷新にはNECが絡んでいないところが最近のNECの調子の良さが現れているなあと思います。案件の選択こそSIerの肝ですから。「おお世の腕自慢の諸君、このパズルを解いたら15億円を差し上げよう」という王様の号令に引き寄せられた夢多きベンダーや技術者が、今頃セピア色の世界で心晴れぬまま年越しをしている状況が手に取るようにわかります。 もはやこの件、SI

    京都市基幹系システム刷新失敗の考察 - orangeitems’s diary
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    hobbiel55 2019/12/28
    「大手には大手の、ヤバい案件を引かない技術というのがあるんだろう」←そんなのは無くて、あるのは「ヤバい案件でも何とかする体力」だと思う。
  • IT業界の多重下請け構造は超快適、変革の志が霧散する理由

    この「極言暴論」を書き始めてから既に7年目に突入した。ほぼ毎週書いてきたので記事の数は300近くに達する。「我ながらよく書いてきたものだ」と半ばあきれ、半ば感心してしまう。それだけ日企業のIT利活用や日IT業界に問題がてんこ盛りであるということだろう。ある意味、IT部門やITベンダーに感謝せねばならない。 さて、300近い記事の中で最も多く取り上げたテーマは何かというと、おそらくIT業界の多重下請け構造の問題であるはずだ。「おそらく」としたのは、厳密に何あるか数えられないからだ。極言暴論では複合的なテーマを扱っている。例えば「劣化したIT部門とご用聞きに明け暮れるSIerの惨状」といった具合だ。だから個別テーマごとに数を数えるのは難しい。 とはいえ感覚的には、やはり多重下請け構造の問題を最も取り上げてきたように思う。何せ人売り、ピンハネ、偽装請負、ブラック企業など何でもござ

    IT業界の多重下請け構造は超快適、変革の志が霧散する理由
    hobbiel55
    hobbiel55 2019/09/02
    「SIerは滅びぬ! 何度でも蘇るさ! 多重下請け構造こそ経営者の夢だからだ!」(金ローで言ってた)
  • 富士通などのSIerの惨状を見ていると、太平洋戦争で負けた大日本帝国を思い出す――2019上半期BEST5 | 文春オンライン

    *  *  * 猪瀬直樹さんの往年の名著に『昭和16年夏の敗戦』(中公文庫)があります。私も引っ越しのたびに棚を整理するものの毎回生き残り、半年に一度ぐらいは目を通すぐらいに現代でも通用する非常に興味深い記述の多い内容に涙するわけであります。 ここまで鮮やかな筆致で戦前の空気感や日の俊英たちの軌跡を描いておきながら、猪瀬直樹さんご自身はカバンに5,000万円が入らず謎の借用書片手に東京都知事の職を追われてしまい『平成25年冬の敗戦』状態になっておったのが物悲しいです。書と並び、戦前の日組織について一般に語られるレベルで大きな影響を与えた『失敗の質―日軍の組織論的研究』(戸部良一ほか・著、中公文庫)もまた、日って何でこんなつらくて勝てない組織なの? という話が並んでいるので興味津々であります。 日人が経営の組織はだいたい同じ問題を抱えている で、先日、日の大手SIerであり

    富士通などのSIerの惨状を見ていると、太平洋戦争で負けた大日本帝国を思い出す――2019上半期BEST5 | 文春オンライン
  • 7Payの不正クレジット使用に関するメモ SIerが抱える構造的な欠陥

    7Payが「パスワード再設定画面で、誰にでも再設定メールが送れる」という信じられないセキュリティインシデントを起こしました。 個人的には、これは SIerと日企業に関する問題が一気に露呈した気がします

    7Payの不正クレジット使用に関するメモ SIerが抱える構造的な欠陥
    hobbiel55
    hobbiel55 2019/07/05
    「セルフまとめ」が抱える構造的な欠陥
  • 就活生が「大好き」なSIer、なのに若手がボロボロ辞めていく理由

    就活生の中には「SIer大好きセグメント」に属する若者が大勢いると聞いて、腰を抜かしそうになったことがある。大手SIerに入社して技術者として働きたいというのだから、驚いて当然だろう。もし目の前にSIer大好きセグメントの就活生がいたら、「おいおい、業界研究や企業研究をしっかりやったか」などと要らぬ説教をしてしまうかもしれない。 教えてくれたのは大手SIerの幹部だった。SIer大好きセグメントの就活生はいわゆる草系の若者で、親の言うことをよく聞く優等生タイプが多いそうだ。表向きの志望理由は「客と対話しながら仕事したい」などだそうだが、音は安定志向。NTTデータや野村総合研究所(NRI)などの業績を見てSIerを志望するらしい。 大手SIerの多くはネームバリューの高い企業の子会社が多いから、就活生の親の受けも良い。例えばNTTデータなら、親から「NTTでしょ、そこにしなさい」と勧めら

    就活生が「大好き」なSIer、なのに若手がボロボロ辞めていく理由
  • 営業マンが1年でSEになって機械学習エンジニアに転職する話 - かえるのプログラミングブログ

    こんばんは、かえるるる(@kaeru_nantoka)です。 先日、10ヶ月勤めたSES企業に辞意を伝えました。 そして4月からは、ストックマーク株式会社(https://stockmark.ai/ )にて、NLPを応用した機械学習エンジンを開発する機械学習エンジニアとして参画することになりました。 ちょうどいい人生の節目なので、流行っている転(退)職エントリを描いてみようと思います。 概要 ・営業職だけど趣味で始めたプログラミングにハマったよ ・未経験だけど第二新卒的なアレでプログラマーになるぞ ・ひょんなことから kaggle にハマったぞ ・なんか上京することになったよ ・なんで私がエクセル職人に!? ・なんとかソロ銅メダル取れたぞ ・kaggle 強くなりたいからもう一度転職するぞ! 筆者のスペック ・経済学部卒 ・プログラミング歴1年ちょい(2017年12月~) ・kaggle(

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  • 12年半勤めた金融系SIerを退職しました | 川上徹

    あけましておめでとうございます。2018年9月30日を持ちまして、大学新卒入社以来12年半勤務した金融系SIer退職し、2018年10月1日より事業会社のエンジニアとして働き始めました。年内で試用期間を終了することから、ちょうどよい節目として転職にまつわる思い等をまとめておこうと思います。 前職の概要企業分類としては、大手企業の子会社としてシステムインテグレーションを担う会社。俗に○ー子と呼ばれる会社でした。○に何が入るかはご想像におまかせします。 金融系というのは主とするビジネス領域が金融関係であったという意味で用いています。資が金融系という意味ではございません。 親会社からの開発案件を請負で処理するか、SES契約で人を出すか、概ね業務形態としてはそのいずれかであったと思います。 現職の概要主に品を取り扱う事業会社で、ECを主軸として売上を立てている会社です。自社事業に関するシステ

    12年半勤めた金融系SIerを退職しました | 川上徹
    hobbiel55
    hobbiel55 2019/01/03
    「買い叩いてゴリ押す」が「明らかに良からぬこと」と言われてしまうと、それを仕事にしている人はIT業界に限らず、いくらでもいるような。みんな子供の頃は「人の嫌がることはするな」と言われて育てられたろうに。
  • ワークスアプリケーションズ、古河電工グループの案件でやらかして50億円訴訟に発展 : 市況かぶ全力2階建

    のぞみ全車指定のJR西日、「お乗りになってから初めて自由席がないことにお気付きのお客様」とつい煽ってしまう

    ワークスアプリケーションズ、古河電工グループの案件でやらかして50億円訴訟に発展 : 市況かぶ全力2階建
  • SEやめました - 若き(元)SEの悩み

    Webエンジニアになりました こんばんは。きゃにすたーです。いわゆる退職エントリというやつです。新卒から1年間努めたSIerを辞め、めでたくWebエンジニアになって1ヶ月経ったので、転職の動機や感想などを書いていきます。 かつての僕と同じように新卒でなんとなくSIerに入って燻っている人たちの参考になればと思って書きます。できるだけニュートラルな視点で書こうと思いますが、見直してみるとハチャメチャに悪口を書いているのでここから下は悪のSIer幹部に親と幼馴染を殺されて村を焼かれた人が書いていると思って読んでください。はいはいアストロンアストロン。 退職の動機 ざっくり挙げると以下のような感じです。 自分のモチベーションとのギャップ エンドユーザーと距離がありすぎて手がけたプロダクトが役に立っているのか分からない 自発的な改善案が受け入れられにくい 客先常駐ばかりで会社に対する帰属意識が薄い

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  • SIer土下座要員説に一理あり、それでもやはり死滅する

    この「極言暴論」の読者ならご存知の通り、私は「SIerの死滅」を主張し続けている。以前ならその主張をせせら笑うSIerの経営幹部が多かったが、クラウドの時代になりデジタルの世が訪れてユーザー企業のIT投資動向の変化を実感したのか、最近では自ら「人月商売を続けていては先が無い」と危機感を吐露する経営幹部が増えてきた。ところがである。「SIerの存在意義は不滅だ」と真っ向から否定する人がIT業界に現れた。 いやぁ、なかなか面白い理屈だった。その人からすると、SIerには客の代わりにリスクを取るという重要な役割がある。あらかじめ言っておくが、客とは一義的にはユーザー企業ではない。より狭い意味、つまりIT部門である。で、「IT部門はリスクを取りたがらないから、SIerがシステム開発と共にリスクを引き受けてあげる。そんな無責任なIT部門は山のようにあるから、SIerいっぱぐれる心配は無い」という

    SIer土下座要員説に一理あり、それでもやはり死滅する
    hobbiel55
    hobbiel55 2018/09/03
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  • 2020年代、IT業界の人月商売が続く最悪シナリオの現実味

    「木村さん、あなたの大予言はどうやら外れそうだね。2020年代になっても人月商売のITベンダーが相当数、生き残りそうじゃないか」。最近、大手SIerの幹部から私にそんな言葉が飛んだ。私はこの「極言暴論」を書き始めてから一貫して、2020年代の早い時期にIT業界の人月商売は立ち行かなくなるという「SIer死滅論」を唱えているが、この幹部の読みでは少なくとも2020年代の半ばまでは人月商売で十分えるというのだ。 SIer死滅論は何度か記事に書いているが、シンプルに説明すると次のようになる。世界的に見て極めて特異な人月商売の多重下請け構造が日で発達したのは、パッケージソフトウエア製品を使えば済むようなシステムでも独自仕様にこだわり、にもかかわらず自分では作らないユーザー企業の存在があったからだ。特にIT部門が管轄する基幹系システムの開発・刷新案件がおいしい。SIer以下多くのITベンダーの

    2020年代、IT業界の人月商売が続く最悪シナリオの現実味