NISHIO Hirokazu @nishio Doctor of Science & Master of Tech Mgmt | Research Director of Cybozu | Board Member of Mitou Foundation | Contributor of ⿻Plurality mem.nhiro.org
STAP細胞論文発表から10年 2024年1月29日。 この記事が公開された日。この日に何の意味があるか、ピンとくる人は少ないだろう。 この日は、STAP細胞に関する論文2報がNature誌に掲載されてから10年にあたる日だ。 理研、万能細胞を短期で作製 iPS細胞より簡単に(日経新聞ウェブサイト 2014年1月29日 21:00公開) いわゆる「万能細胞」を手軽に作れる方法を見つけたとしてNature誌に掲載された論文の報道が解禁された。画期的な研究成果と、筆頭著者の方が若手の研究者だったこともあって、日本国内が熱狂に包まれた。 しかし、その論文にその後捏造、改ざん、盗用の研究不正があったことが発覚し、論文は撤回された。ワイドショーが連日取り上げるなど、大きな話題となった。 当時私もこのYahoo!ニュース個人に記事を何本か書かせていただいた。 早稲田大学の博士論文調査~日本の科学界が失
真っ向から対立する2つの増田が急浮上した。この2つの主張についてソースを調べてみた。 便宜的に前者を増田A、後者を増田Bと呼ぶ。 性犯罪の「再犯率」が高いという印象操作 【増田A】 https://anond.hatelabo.jp/20230628095342 性犯罪の「再犯率」が低いという印象操作 【増田B】 https://anond.hatelabo.jp/20240117123723 増田Aの要旨 同一人物が何度も性犯罪を犯す、また性犯罪を犯すのではないかという懸念は再犯率ではなく同種再犯率でみるべき。再犯率は窃盗でも再犯とカウントされるからである H19犯罪白書をベースにした日本刑事政策研究会(刑政研)のレポート(出典1)によると性犯罪(強姦・強制わいせつ)の同種再犯率は5.1%で他と比べて低い再犯率と比較すると同種再犯率は格段に減る(強姦32.0%→3%、強制わいせつ24.3
元ジャニーズJr.の方が,ジャニーズ事務所で起きた性被害を告発したことが話題となりました. 2023年3月7日に,BBCニュースで加害が明るみに……それでも崇拝され 日本ポップス界の「捕食者」というニュースが配信され,3月18,19日には「J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル」という番組が放送され大きな話題となりました. その後,4月12日には元ジャニーズJrの方が記者会見を行いその様子は新聞等で取り上げられました. そこで,この件がツイッタ―上でどのように話題になったのかを分析してみました. 三行まとめ・性加害に関する話題とマスメディアへの批判の二つの話題が存在した ・性加害関連の情報を拡散したアカウントの多くが過去に政治的な情報を拡散していた ・ファンクラスタのアカウントは性加害についてほぼ話題にしていなかった データについて「ジャニーズ,ジャニー,ジャニ,#ジャニーズ」をキーワ
岡山大学は3月24日、同大教授が関与した論文において不正行為があったと発表した。113件に及ぶ数値の改ざんや画像の捏造(ねつぞう)が認められた。教授は「地震でデータを保存していたHDDが故障した」として調査に必要なデータの提出を拒否したが、システムに残っていた画像のプロパティなどから捏造が分かった。 問題の論文は乳がんの新しい治療に関するもの。関与したのは同大学術研究院医歯薬学域教授の神谷厚範氏。論文に記載された実験動物の数と実験のために購入した動物の数が大きく乖離(かいり)していたため、実験が行われていない可能性が浮上。この他、論文中の画像についても故意による捏造が見つかった。 神谷教授は、実験動物を再利用して実験を行ったなどと説明。しかし、説明通りとしても動物の購入数が実験に最低限必要な数を下回っていた。画像についても「取り違えがあった」と主張しているが、岡山大学は「研究者としてあって
閉鎖した海賊版サイト「漫画BANK」を解剖、その始まりは中国系老舗BLスキャンレーションコミュニティ「三年五組」 ここ数年の日本向け漫画海賊版サイトの勢いは激しく、2017〜2018年にトップだった「漫画村」は、2018年4月に政府が海賊版サイトの緊急対策として漫画村を含む3サイトを名指しして対策の必要性を指摘したところ、サイトは閉鎖し、最終的に摘発されました。 漫画村の後継を狙うサイトはその後いくつも出現し、その中で最も大きく成長した「星のロミ」は2019年4月に大手出版社4社によってニューヨークで提訴 (翻訳記事)されると、こちらも閉鎖しました。 そして2020〜2021年の間、大手の海賊版サイトとして君臨していたうちの一つが「漫画BANK」であり、1日に海外メディアのTorrentFreakが集英社による漫画BANKに対する法的な要請について報じると、4日午後には以下のメッセージを残
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