日本大アメリカンフットボール部の寮に家宅捜索に入る警視庁の捜査員ら=22日午前9時11分、、東京都中野区(塔野岡剛撮影) 日本大アメリカンフットボール部員が寮で違法薬物を所持していたとして逮捕された事件で、警視庁薬物銃器対策課は22日、新たに複数の部員が違法薬物の所持などに関わった疑いが強まったとして、大麻取締法違反などの疑いで、アメフト部の寮(東京都中野区)を家宅捜索した。捜査関係者への取材で分かった。薬銃課が部員4人を任意で聴取したことも判明。寮内で違法薬物が蔓延(まんえん)していた可能性があるとみて慎重に調べを進める。 3年生の部員の男(21)は7月6日、寮で覚醒剤と乾燥大麻を所持していたとして、今月5日に逮捕された。その後の捜査で、新たに別の部員らが違法薬物の所持などに関与した疑いが浮上した。 日大アメフト部を巡っては、大学側が7月6日、寮の点検を実施し、逮捕された男のベッドに備え