東京都は、災害時のヘリコプターを使った救助活動を支援しようと、建物の屋上に施設名などを大きく表記する「ヘリサイン」を市区町村などの協力も得て今後3年間で1600か所に倍増させることになりました。 「ヘリサイン」は、ヘリコプターが上空から目的地や現在地を簡単に確認できるよう建物の屋上に施設名や住所などを大きく表記するもので、特に普段活動していない地域を急きょ飛行する災害時に役立てられています。 東京都は、首都直下地震などヘリコプターを使った救助活動が想定される大規模な災害に備えようとヘリサインの整備を強化することを決め、今後3年間でヘリサインの数を倍増させることになりました。 このうち東京都が費用を負担して整備するヘリサインについては、都立高校や都営住宅などを対象に現在の130か所余りから550か所へ、およそ4倍に増やすとしてます。 また、市区町村などに対しても学校や病院での整備をさらに進め