行動の背景にある子どもの気持ちを考える 画像引用元:NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所 上の画像のケースは、実際にむすびつくばライズ学園に来た子どもの事例です。よくこうした事例があると「困った子だよね」といった声が挙がりがちですが、このケースは一体何が問題なのでしょうか? 清掃用具入れを殴るという暴力的な行為でしょうか?あるいは、ノートを隠して先生に見せようとしなかったことでしょうか?あるいは、無理やりノートを見ようとし、この子を暴力的な行為に走らせた先生の行動でしょうか? このケースを考えるとき、何を問題と捉えるかは人によって異なるでしょう。ここで考えてみたいのは「なぜ」その子が清掃用具入れを殴ったのか、ということです。 私がこの子に「何に対して君は頭に来たの?」と聞いたところ、その子は「先生の行動が頭に来た」と答えました。そこで私は「先生のことが頭に来たなら先生に怒ればよかったじゃない