「罪のない人を棄民したままオリンピックが大切だという国なら、私は喜んで非国民になろう」小出裕章氏「フクシマ事故と東京オリンピック」 元京都大学原子炉実験所助教小出裕章氏が、8月23日付でIOCのバッハ会長にあてて、東京オリンピックの中止を求める書簡を送ったとするブログがあった。 そこに添付されていた和文のPDFファイルが以下のものである。 「フクシマ事故と東京オリンピック」 小出氏は、 「罪のない人を棄民したままオリンピックが大切だという国なら、私は喜んで非国民になろうと思う。」 との覚悟で、書簡を送った。 フクシマ原発事故は、処理の方針と呼ぶに値するものすら見えず、、ただ時間と労力を浪費・消耗して、先送りされている。 溶け落ち、どこにいったかも不明なデブリを取り出すことなどできるはずもない。 原発事故の処理など一歩も進んではいない。 日本人がみんな知っていて、ただ見ない振りをしている。