三菱自動車の燃費不正問題で、国土交通省は15日、4月20日の問題発覚後に実施した再測定で同社が不正をしていたことについて「測定結果をかさあげしようとした意図が疑われ、常軌を逸する事態」とする立ち入り検査の報告書を公表した。同省は15日、三菱自の益子修会長兼社長を呼んで厳重注意するとともに、今回の不正の経緯解明と再発防止策の見直しを指示した。国交省は先月30日に三菱自9車種のうち8車種で燃費がカ
三菱自動車工業は、燃費の不正問題が発覚したあとも、都合のよいデータを抜き出す不正な方法で、販売中の車種の燃費測定を続けていたことが明らかになりました。担当者は「不正な方法だと認識していなかった」と説明しているということで、信頼回復に向け、再発防止に取り組む会社側の姿勢が一層厳しく問われることになりそうです。 国土交通省によりますと、三菱自動車は、燃費の不正問題が発覚したあとも、都合のよいデータだけを選んで燃費を算出する不正な方法で車の燃費を測定し、問題がないとして販売を続けていたということです。 これについて、燃費を測定した担当者は「不正な測定方法だと認識していなかった」と説明していて、経営トップの益子修会長も30日の会見で「詳細については現場に任せていた」と述べるなど、ずさんな法令順守の体制が浮き彫りになりました。 三菱自動車は、日産自動車の事実上の傘下に入って経営の立て直しを進めること
トヨタ自動車はことし12月に発売する主力のハイブリッド車「プリウス」の新型車について、燃費が最もよいタイプでガソリン1リットル当たり40キロと、国産車では最高の燃費になる見通しであることを明らかにしました。 現在、国内で販売されている乗用車の燃費は、トヨタの「アクア」とスズキの軽自動車「アルト」の37キロが最高ですが、新型プリウスはこれを上回る見通しです。新型車の開発を担当した豊島浩二チーフエンジニアは、「世界的に見るとハイブリッド車はまだ普及しておらず、新型車によってグローバルでハイブリッド車を普及させていきたい」と話しています。 トヨタは新型プリウスを国内でことし12月に発売し、来年以降アメリカやヨーロッパなどで順次投入する計画で、燃費性能を巡る自動車メーカーの競争はさらに激しくなりそうです。
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