昨年 Microsoft が米軍と契約した HoloLens ベースの軍用ゴーグル IVAS (統合視覚拡張システム) だが、実用には程遠い状況のようだ (The Verge の記事、 Ars Technica の記事、 The Register の記事、 On MSFT の記事)。 4 月に国防総省監査総監室は IVAS の最低受容レベルが定められていないことから、このままでは総額 218 億 8 千万ドルの税金を無駄に使うことになると指摘していた。今回 Bloomberg が閲覧した 79 ページにおよぶ報告書によると、IVAS の使用は頭痛や吐き気、眼精疲労などを引き起こし、ミッションに影響するような身体能力低下につながるという。IVAS がミッションを完了する能力に貢献しないとの意見も多いようだ。 IVAS は地上部隊にヘッドアップディスプレイをもたらすことも期待されているが、In
イランの首都テヘランで行われた核科学者モフセン・ファクリザデ氏の葬儀で、イラン軍の兵士らが運ぶ同氏のひつぎ(2020年11月30日撮影)。(c)AFP PHOTO / HO /IRANIAN DEFENCE MINISTRY 【12月7日 AFP】イランの著名な核科学者モフセン・ファクリザデ(Mohsen Fakhrizadeh)氏が先月暗殺された問題で、イラン革命防衛隊(IRGC)の副司令官は6日、暗殺には「人工知能(AI)」を搭載し、人工衛星で操作された自動機関銃が使用されたと明らかにした。現地メディアが報じた。 IRGC海軍の将官、アリ・ファダビ(Ali Fadavi)氏によれば、先月27日にファクリザデ氏が11人の警護隊と共に首都テヘラン郊外の幹線道路を車で移動していた際、同氏の顔に機関銃が「ズームイン」し、13発の弾丸を発射したという。 イランのメヘル(Mehr)通信は、ファダビ
年初に報じられた「耳慣れない兵器」 北朝鮮ミサイル問題に進展がないまま、尖閣諸島周辺の接続水域を最新の潜水艦と中国海軍の軍艦が航行し、日本の防衛能力は、まさに岐路に立たされている。 国産の次期防衛兵器は「トランプ・セールス」に完敗状態で、これからはV-22オスプレイを筆頭に、AAV7水陸両用車、グローバルホーク滞空型無人機、陸上型イージス・アショア、長距離巡航ミサイル……とアメリカ製兵器直輸入がメインとなる時代だ。 そんな中、年初の一部報道で、「電子攻撃機の導入検討 政府、電磁波で通信網無力化」(2018年1月1日付、日本経済新聞)といった見出しが躍った。 2018年末に改定する中期防衛力整備計画に、予算を盛り込むことを検討しているという。 取り沙汰されている具体的な「新兵器」がボーイング社の「EA-18G」だ。通称「グラウラー(Growler:「うなる者」の意)」と呼ばれ、ひときわ異彩を
韓国ソウルの鉄道駅で、北朝鮮の故・金日成主席の生誕105年を記念したパレードの映像を眺める人(2017年4月15日撮影)〔AFPBB News〕 北朝鮮が4月16日朝、東部から弾道ミサイル1発を発射したところ、直後に爆発した。また、先の4月5日に発射された弾道ミサイルは約60キロ飛翔し、北朝鮮の東岸沖に落下した。 これらについては、失敗説から自ら意図して爆破させた説など様々な憶測がなされている。中でも、最近の北朝鮮の弾道ミサイルの発射の連続した失敗は米国のサイバー攻撃が原因であるとの注目すべき報道が行われた。 1カ月前の3月4日付ニューヨークタイムズ紙は、「3年前(2014年)、バラク・オバマ大統領は、国防総省当局者に対して、北朝鮮のミサイル・プログラムに対するサイバーおよび電子攻撃(cyber and electronic strikes)を強化するよう命令した」と報道している。 米国に
ロボット掃除機「ルンバ」で知られるiRobotだが、災害被災地での救助活動や、戦場での地雷除去、探索をするロボットなど、さまざまな製品を販売している。そのiRobotが米国時間8月19日、米国海軍とのあいだで400万ドル相当の「iRobot 110 FirstLook」および関連アクセサリ納入契約を結んだと発表した。 iRobot 110 FirstLookは、戦場などの過酷かつ危険な現場で、状況を把握したり何らかの遠隔操作をしたりするための小型軍用ロボット。 16フィート(約4.9m)の高さからコンクリートの床に落とされても正常に動き、水深3フィート(約0.9)でも機能する。大きさは長さ10×幅9×厚さ4インチ(ほぼ長さ25×幅23×厚さ10cm)で、重さは5ポンド(約2.3kg)。
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