人類の祖先が最初に使った石器は「大人のおもちゃ」用だったかもしれません。 カナダのレスブリッジ大学(University of Lethbridge)で行われた研究によれば、カニクイザルたちが石を使って自らの性器を刺激する「自慰」を行っていることを発見した、とのこと。 またサルたちが自慰行為に使った石を分析したところ、大きさや形状、表面の粗さに一定の傾向(好み)があり、オスとメスでは使用方法にも差があることが判明しました。 研究者たちは、食欲と関係ない快楽のための道具使用が、霊長類で進化的に保存されている(広くみられる)可能性があると述べています。 しかし、サルたちはいったいどんな石を使ってどんなテクニックで「自慰」を行っているのでしょうか?(※記事の最後では実際の様子が動画として流れます) 研究内容の詳細は2022年8月4日に『Ethology』に掲載されました。