Apple独自開発のSoCであるM1チップを搭載したMacでの動作を目指すLinuxディストリビューション・Asahi Linuxの開発に携わる開発者兼VTuberの朝日リナ氏が、M1 GPUのドライバー開発についてAsahi Linux公式ブログで解説しています。 Tales of the M1 GPU - Asahi Linux https://asahilinux.org/2022/11/tales-of-the-m1-gpu/ リナ氏によれば、近年のGPUはほぼすべて、以下のようなメインコンポーネントで構成されているとのこと。 ・ユーザー定義のプログラムを実行して三角形(頂点データ)とピクセル(フラグメントデータ)を処理する「シェーダーコア」 ・三角形を画面上のピクセルに変換する「ラスタライズユニット」「テクスチャサンプラー」「レンダー出力ユニット」、およびシェーダーと一緒に動作す
DockerでGPU学習環境構築 背景 ディープラーニングでローカルPCのGPUを使った学習環境を構築した経験のある人は、一度はNVIDIAのドライバやCUDA周りでハマった経験があるのではないでしょうか?そんなバッドノウハウ(怪文章?)をまとめたQiita記事(TensorFlowでGPU学習させるためにCUDA周りではまったときの対処法)に、なんとNVIDIAの中の人(@ksasaki さん)から「Dockerを使えば…人類は幸せになれる(超意訳)」とのコメントをいただきました! 喜び勇んで、NVIDIAのドライバをアップデートしたところ、そこには文鎮と化した起動しないLinuxマシンが…からあげのNVIDIAとの戦いは始まったばかりだ!(戦ってません) DockerでGPU学習環境構築するメリット うまく構築できればという前提で、以下のようなメリットがあります。 様々なフレームワーク
vectordash: 暗号通貨採掘している奴らに暗号通貨採掘よりは歩合のよい報酬を払ってGPGPU計算を購入するGPU版AirBnBみたいなサービス Rent out your GPU compute to AI researchers and make ~2x more than mining the most profitable cryptocurrency. : gpumining Deep Learningを研究しているある苦学生は、AWSやGoogle CloudのようなクラウドでGPGPU計算を提供している高い利用料に頭を悩ませていた。そこで、GeForce GTX 1080Tiを複数枚使ってEthereumを採掘している友人の存在に気が付き、交渉して、Ethereumを採掘するよりも歩合のよい報酬を支払い、機械学習に必要なGPGPU計算を請け負ってもらうことにした。その対
CPU以上に並列処理が得意なGPUを使うと爆速でエンコードできます。無料エンコードソフト「A's Video Converter」は、Intelの「Quick Sync Video(QSV)」、NVIDIAの「NVENC」、AMDの「Video Codec Engine(VCE)」に対応し、H.264よりも高圧縮なH.265/HEVCのGPUエンコードにも対応するとのことなので、フルHDムービーや4Kムービーを爆速エンコードしてみて、GPUエンコードの威力を確かめてみました。 A's Video Converter http://bluesky23.yukishigure.com/AsVideoConv.html 今回は、Windows 10を使用する以下のマシンでA's Video Converterを使って「VCE」によるハードウェアH.265/H.264エンコードを行います。 ・CP
最近は、AI(人工知能)が様々な分野で注目を浴びている。そのAIを支える技術の一つが「ディープラーニング(深層学習)」だ。ディープラーニングでは、大量のデータをコンピュータに読み込ませて、そのデータの特徴を「学習」させる。その「学習」では膨大な演算が必要になる。 米エヌビディアは、ディープラーニングに注力する企業の一つだ。同社が手掛けるGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)が備える多数の演算器がディープラーニングに向くとして、自社のGPUチップ/ボードを利用する様々なソリューションを提供している。 エヌビディアは2016年4月4日~7日までシリコンバレーで「GPU Technology Conference」を開催。ディープラーニング関連の多数の発表を行った。AI時代のキープレーヤーの1社であるエヌビディアの戦略を、そのイベントから読み解く。 ディープラーニングは既にプラットフ
NVIDIA,新世代GPU「GeForce GTX 1080」を発表。5月27日発売で価格は599ドルから 編集部:佐々山薫郁 北米時間2016年5月6日,NVIDIAは新世代GPU「GeForce GTX 1080」を発表した。16nm FinFET技術を採用して製造され,72億トランジスタを集積する新GPUは,Pascal世代となる2560基のCUDA Coreを搭載する製品だ。 「新たな王者」(New King)とGeForce GTX 1080を位置づけたNVIDIAの総帥,Jen-Hsun Huang(ジェンスン・フアン)氏によると,2GHz以上で動作するその単精度浮動小数点演算性能は9 TFLOPS。性能は「GeForce GTX TITAN X」の2倍,消費電力あたりの性能では3倍に達し,「GeForce GTX 980」の2-way SLI構成よりも高速という。 Maxwe
米NVIDIAは2016年4月5日(米国時間)、米サンノゼで年次会合「GTC 2016」を開催し、新世代のサーバー向けGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)である「Tesla P100」や、Tesla P100を搭載するディープラーニング(深層学習)専用スーパーコンピュータ「DGX-1」などを発表した(写真1)。
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