1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:チーズには動詞がつきがち
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:チーズには動詞がつきがち
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:情報番組の生CMを作ってみたい > 個人サイト 片手袋大全 新たな宣伝手法の発見…なのか? 今思い返してみると、変な話です。人を笑わせる能力と食べ物の良し悪しを見分ける能力は、本来まったく関係ないはずなので。「商店街の惣菜屋や旅先で通りがかった店がテレビに取り上げられてると知ると、つい気になってしまう」なんて、いい加減な感性ですよ。 いい加減な感性ではあるけれども。プラセボ的な味の向上や集客向上といった効果が実際に生まれてしまう、というのも事実だと思うのです。メディアでは毎日のように、芸能人やスポーツ選手などが薦める逸品が紹介されているじゃないですか。 「テレビで紹介された際の写真」に色んな効果があるの
自分を検索するエゴサーチで良い評判を見つけると承認欲求を満たすことができる。だが良い評判には限りがある。 そこで他人を自己と考えて検索してはどうだろう。名付けて擬ゴサーチ。おかしなことだと侮るなかれ。擬ゴサーチであなたの承認欲求の器はもう表面張力でパンパンである。 ウソでもいいから承認されたい もし明日から遊んで暮らせるようになったとしても多くの人はなんらかの仕事についてるとイメージができる。それくらい人は誰かの頼りでありたいし、承認欲求の力の強さは想像に容易い。 私は主宰してる舞台の評判を検索する。良い評判を見つけるとそんな承認欲求を満たすことができる。でもそんな良い思いはいつまでも続かない。評判の数には限りがある。それだけが残念だ。 エゴサーチをしているときの人間の表情の例1 SNSのタイムラインに他の舞台の良い評判が流れてくると「あ~、この舞台、おれがやったことにできないかな~」と思
東京都最西端のバス停から東京23区最東端のバス停まで バスだけを乗り継いで行くとどれぐらいかかるのか? 東西に長い形の東京都。その東京都のいちばん西から東まで「バスだけ」で横断すると、どれぐらいの時間がかかるのか。というか、そもそもそんなことはできるのか。 実際に行って乗り継ぎしてみた。 東京の最西端と最東端にあるバス停とは? 東京都内のバス停の東西それぞれ端っこにあるバス停はどこなのか。実はこれがちょっと面倒くさいというか、ややこしい。 東京バス協会が発行する『東京都内乗合バス・ルートあんない』という都内を走るバスとバス路線が網羅された書籍がある。これによると、東京都最西端のバス停は、奥多摩町の留浦(とずら)というバス停だ。 路線図上の留浦。『東京都内乗合バスルートあんない』JTBパブリッシングより そして、最東端のバス停を調べると、江戸川区にある京成バスの「江戸川スポーツランド」という
デイリーポータルZが独立会社になると言うニュースが出ている。現状で月百万の赤字ということだから、単純計算で月1000円の「励ます会」(有料会員)を新たに1000人獲得する必要がある。見たところ、有料会員を得るための効果的な打ち手はなさそうだ。これは「励ます会の会員が増えるかも」という希望に基づいた特攻であり、残念ながら失敗すると思う。半年か一年後ぐらいにサーバー代が払えなくなって運営が終了するのだと思う。サイト運営に関しては林さんはいつもこんな感じの印象だ。ものを書いたり企画を立てる時の独創的な感覚とは裏腹に、収益化というところには常に無頓着で策がない。定期的にサイト運営が赤字であること自体をネタにするが、一向に問題は改善していない。そして、今回はそれが行くところまで行き着いてしまうのだと思う。そうならないことを願うし、裏切られたいと思うが、たぶん無理かなという予感しかしない。 私はデイリ
久しぶりに海外旅行にいきたいと思って、ベトナムのハノイに行くことにした。 近くて安いというだけで選んだので、特に目当ての場所もない。なので、ガイドブックで「ハノイの渋谷」と書かれていた繁華街をぶらぶらすることにした。 結論からいえば、そこはハノイの渋谷ではなかった。「昔のインターネット」である。 あの無秩序だが活気にあふれた、私たちのインターネットのリアル版。 それがベトナム・ハノイの夜のストリートだったのだ。 インターネットが生まれて約50年。 限られた人だけが集まる世界だったネット空間はいまや大きくなり、昔とは別の世界になっている。 でも、この世にはまだ「昔のインターネット」が残っているのだ。そう、ベトナム・ハノイの夜の路上に。 ベトナム・ハノイはこのあたり。「ベトナム=暑い」というイメージがあるが、北部なのでわりと涼しい。 「昔のインターネットのリアル版(※私が命名しただけです)」は
1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:東急東横線から見えたすき家でカレーを食べてみる > 個人サイト 右脳TV 崖に刺さっている謎の柱と謎の棒 場所は横浜市都筑区の港北ニュータウン。センター北駅のそばである。 センター北駅からちょっと東へ。左にあるでっかい建物がショッピングモール「ノースポート・モール(通称ノスポ)」。今回の主役は道路を挟んで右にある木々がこんもりしたところ。 写真を撮った歩道橋。こういう横断幕があると、「この街には暴力団がいるのかな……」と身が引き締まる。 さっきの道路沿い、左側に高い崖があるのだけど、その下にある歩道にたくさんの金属製の柱が立っているのだ。 これです。歩道沿いにずっと「「「「「「「「って感じで柱が立っ
休日が大体同じになってきた。寝てご飯を食べテレビや映画を見て寝る。 間違いなく「ベスト」だが、だいぶ飽きてきた。 逆に休日を微妙に体験したことがないことで埋めたらどうなるのだろう。試してみました。 遠くにはいかず、未体験で埋める1日 土曜日、休日がやってきた。いつものスケジュールはこうだ。 これです。これが休日現状のベスト。 きょうはこの動きを封じ、なるべく遠くに行かずにはじめてを散りばめる1日にしたい。 朝の未体験:朝ラーメン 9:00起床。朝やったことないことといえば…ですぐ浮かんだのが朝ラーメンだった。 正直、まだ全然ラーメン食べる口じゃない でも今日はそういうことをしてみる日だ。 パンパンの顔でラーメン屋にいく。誰だ朝ラーメンなんて思いついたのは。ラーメンは夜だろ 近くに朝対応のラーメン屋があることすら知らなかった。入る。 本当に朝からがっつり食べる…と思いきや「かけらーめん」とい
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:お盆にキュウリやナスで作る馬とか牛をヤングコーンで試してみた > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 趣味でたまにラーメンを作っています まず前提の話として、私は家庭用製麺機というかっこいい道具が好きで、その機械を使ってラーメンやうどんを作ったり(参照)、その歴史を調査したり(参照)、同人誌「趣味の製麺」を発刊したりしている。 そういった自然な流れから、家庭で作る二郎っぽいラーメン「家二郎」のレシピを、友人から教わったりもした(参照)。 いつの間にか9号ですよ。こことかで買えます。 ラーメン二郎は「食べてみたいけど量がすごそうだし、注文の仕方やマナーも難しそう」と思っている人も多いため(私もそうでした)、たまに開催している製麺会(
1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:ヴィーナスフォートにあった現代アート > 個人サイト Note 青春をたどって ほしさんが案内してくれるのは市川駅・本八幡駅周辺。名前は聞いたことがあるが、一度も降りたことはない。 市川駅の改札前にやってきた 電車を降りて改札で待っていると、ほしさんが手を振りながらやってきた。 元気である。 ほしさんは、 「市川駅のこのあたり、もっと汚かったんですよ!」 と、快活に言う。ネガティブな言葉も快活に言うとなんだか気持ちいい。 ほしさんと市川駅 そして、そのまま矢継ぎ早に、 「今日のツアーテーマは市川の中高生がデートや遊びで行きがちな場所です」 と言った。 中高生がデートや遊びで行
自粛期間に入ってから、絵画教室に通いはじめた。週に1回、裸の人間を描く本格的なやつだ。 ちょうど2年たったので、経過をお知らせして見ようと思います。結論からいえばそれなりにうまくなり、学生に戻ったようなおもしろ2年間でした。 絵画教室に入るきっかけ 自粛期間に入った2年前、急に家での時間が増えたので 美大卒の友人らに混じって、クロッキー会に参加することになった。みんなで課題の裸体を5分とかで速書きするやつです 1人だけうそみたいな画力で参加していた。本当にまじめに書いてこれ それでも絵は楽しい。優しい友人にアドバイスをもらいながら、毎日せっせと続けたところ だんだん「変」に見えることは少なくなった。この上達幅が面白かった ただここから伸びが止まってしまい、絵は好きだけど何をしたらいいかわからん!という時期が続く。 友人に相談すると「初期はほんと人に習った方がいいよ」とのことだった。大人が教
映画の中で二人が出会う階段がある 2016年公開の「君の名は。」という映画にこういうシーンがある。主人公の男女それぞれが乗った電車がすれ違い、一人は新宿駅で降り、もう一人はその隣駅で降りる。お互いを探し歩き、とある神社の階段で出会う。 モデルとなった階段 いいシーンなのだが、地理好きとしてはそれらの位置関係がどうしても気になっていた。 赤は男が降りた新宿駅、青は女が降りた千駄ヶ谷駅、そして緑は二人が出会った階段のある須賀神社だ。 緑の場所、べつに中間地点じゃないのが分かると思う。 そしてそもそも、お互い連絡も取れない状況で歩き回ってどこかで出会えるということがあるんだろうか。文句を言ってるわけじゃなくて、ふつうに興味があるのだ。 検証してみる 広い新宿のどこかで本当に二人は出会えるか。それを検証するためにシミュレーションをしてみることにした。 こういう仕組みをつくった やり方はこうだ。 ・
東京23区内の屋外でドローンを飛ばせる場所はほとんどない。200g未満のトイドローンですらなかなか飛ばせないのだ。しかも、2022年の6月からトイドローンですらいろいろ規制されてしまい、ますます飛ばせなくなってしまう。 そこで棒を使うことにした。棒は人類が初めて使った道具だからだ(たぶん)。人類500万年の長い付き合いである棒が、ドローンなんていう新参者を凌駕するのは当たり前だろう。 2022年は棒復権の年である。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買っ
大阪生まれの大学院生。工作や漢字が好きです。ほら貝も吹けます。先日、教授から「あなたは何を目指しているのか分からん」と言われました。 > 個人サイト 唐沢ジャンボリー 長らく居酒屋に行ってない コロナ禍が続き、居酒屋に行けない日々が続きます。 しゃあないのでオンライン飲み会という形で友達と飲みつ語りつして、ある程度の満足感は得られていますが、 やはり居酒屋という場所が持つあの雰囲気は味わえません。とても懐かしく思います。 特に、独特の空気を醸し出すあの居酒屋のトイレがものすごく恋しいのです。 私は学生街にあるリーズナブルな居酒屋を利用していたのですが、そういう所のトイレは独自のアイテムがちりばめられていました。ほの暗い個室に浮かぶ過剰なほどの貼り紙、ちっさい洗面台、アメニティコーナー……。 ちなみにうちのトイレはこんな感じです。 普通 人ん家のトイレって感じで、居酒屋っぽさはありません。こ
東京でタクシー運転手になるためには、東京の地理について出題される「地理試験」に合格しなければいけないらしい。これは、東京の地理をどのくらい理解しているかを確かめるための試験だ。 なにやらおもしろそうなので、みんなで集まって問題を解いてみた。 タクシー運転手が受ける「地理試験」とは? タクシー運転手になるためには、普通二種免許という免許が必要なのは、皆さんご存知だとおもう。通常は二種免許を取得し、タクシー会社に入社すればタクシー運転手として仕事ができる……のだが、東京、神奈川、大阪の特別指定地区の場合、国土交通省の国家試験である「地理試験」というものを受験し、合格しなければいけない。 地理試験は、通りの名称、交差点の位置と名称、ランドマークや各種施設などの位置と名称、高速道路の出入口などの位置と名称などから、全40問が出題され、32問以上正解すれば合格となる。 地理試験問題集、1冊930円で
カラー写真って不思議。 どうして、あんなにきれいな色がでるんだろう。 自分で描けないだろうか。 と思ったので、手描きしてみました。 理屈としては知っている 過去に、印刷の工場を見学したことがあるので、カラー印刷のしくみは理屈としては知っている。 写真の色をC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の四色に分解して、色のツブツブを並べていくと、それが合わさってカラー写真に見える……ということで合ってますよね。 CMYKのしくみ カラー写真を手描きする。ということはどういうことか。 つまり、CMYKに色分解したシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの、点の集まりを、それぞれなにかを使って、自分でポチポチ描いていけばよいのではないか。 まず考えたのは、カラーのカーボンシートを使ったやり方だ。 カラーカーボンを差し替えて重ね塗りする CMYKそれぞれの色の版を別々にプリントアウトし、固定
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