皆様こんにちは、博士課程1年の大城です。 身近な研究者の仕事術や研究ノウハウを紹介するシリーズ【研究者の仕事術】最終回は、 中原淳先生(東京大学大学総合教育研究センター准教授)へのインタビューをお送りします。 中原先生は、「『大人の学び』を科学する」をテーマに、企業・組織における人々の成長・コミュニケーション・リーダーシップについて精力的に研究されています。 皆様の中にも、東京大学で開催されているLearning Bar(組織学習・組織人材の最先端の話題をあつかう研究者と実務家のための研究会)をご存じの方、あるいは、先生のご著書(近著『ダイアローグ:対話する組織』、『リフレクティブ・マネジャー:一流はつねに内省する』)をお読みになったことのある方もいらっしゃるかと思います。 そこで、最終回は、「働く大人」としての中原先生に迫りたいと思います! ■□■□■ 1.情報収集編 ■□■□■ 本:「
国際会議で欧米の人のプレゼンテーションを聞いたとき、こんなことを思ったことはありませんか? 内容的には、それほど大したことないが、彼らはプレゼンテーションがうまい。大したことない話でも、いい話のように聞こえる。その点、日本人は下手だよなぁ、と。 実は、欧米の人たちは、子供の頃から、下記に述べる「構造的プレゼンテーション」の教育を受けているのです。下記は口頭プレゼンテーションを前提に述べますが、文章でも、基本は同じです。以前、ドイツで、小学校の時からドイツで暮らしている日本人の方から伺いましたが、ドイツでは小学校のときから、文章を書くときは構造を意識せよ、ということをしつこく叩き込まれるそうです。 プレゼンテーションの世界は実は非常に奥深く、極論すれば、内容に応じて、内容の数だけ、それにふさわしいプレゼンテーションのスタイルがあります。ですが、まずはプレゼンテーションの基本形を身に付けましょ
忘年会シーズンが近づいてきました。忘年会といえば、普段と違う話題で盛り上がったり、あまり話したことがなかった人とも親しくなれるチャンスですよね。今回は、そんな飲み会での会話をさらに盛り上げるためのヒントをご紹介します。 ■場をしらけさせない話し方って? 会話を盛り上げられる人と盛り上げられない人の行動には、どんな違いがあるのでしょうか?まずは場をしらけさせてしまう、ダメな会話の原因を見て行きましょう。 ▽誠 Biz.ID:人を動かす話し方講座:飲み会で話を盛り上げる2つの気配り 場をしらけさせてしまう会話の代表的なパターンが、「話が長い」「会話の流れを止めてしまう」という2つ。こちらのエントリーでは、そうなってしまわないために心がけたいポイントをシンプルに2つ挙げています。グループでの会話は、みんなで輪になって遊ぶバレーボールのイメージで。自分が受け取るボールはなるべく短く、そして相手が受
モバイルの新規事業担当になった渡邉雄介です。最近は社内や外部でプレゼンさせていただく機会が増え、色々と学びました。 自分がプレゼンする立場になったとき、"うまく説明しなければならない" という漠然としたプレッシャーから、プレゼン自体をネガティブに捉えてしまうことはないでしょうか。今回は、プレゼンを通すために欠かせない、最も重要な4点についてお話しします。 その1: スライドに全てを書かないこと プロジェクターから映し出されるスライドに書いてある文章を、そのまま読みながらプレゼンする人がいますが、私はそういうプレゼンを見ると心の中でこう突っ込みを入れてしまいます。「いちいち読んでくれなくても、そう書いてある!」 スライドはあなたの言葉を視覚的にサポートするものであって、カンペではありません。言うべき言葉でスライドの余白を埋めて、"ちゃんと調べた感" を出そうとするよりも、本当に伝えたいメッセ
指導者として駆け出しの当初は、自分の言っていることを理解してもらうことにかなりのエネルギーを費やしました。ですから、私の素晴らしいコーチング戦略を長ったらしいスピーチで自チームの選手達に説明しました。選手に私の言いたいことを確実に理解させるために、「皆さん、分かりましたか?」と尋ねたものでした。皆がうなずいたので、私は満足でした。しかし、選手のプレーを見て、理解していなかったことが分かりました。 私の言ったことを聞いていないようでした。ですから、もっと大きな声で、より攻撃的に、そして対峙するような感じで話すようになりました。残念ながら、効果はありませんでした。私は自分の指導者にこう言いました --「才能がなくて耳の遠い選手が集まっても、大きな成果は上げられません」。するとこの指導者は、何もかも私の責任だと言いました。コミュニケーション調査の結果を見せてくれたのですが、この調査によって次のこ
この時期になると「卒論の書き方がわからない……」という声が学生さんから聞こえてきます。論文を書くのが初めてという人が多いでしょうから、悩むのも当然です。論文の書き方・研究の仕方に関するエントリーは多くありますが、はてなブックマークで定期的に話題になる『卒論の書き方』の定番エントリーを今回ご紹介します。 東大で学んだ卒論の書き方★論文の書き方 著者は東京大学で修士過程から博士課程まで在籍された方。この記事はそこで学んだことを元に書かれてあります。全体は3部構成で、第1部「卒論クイックスタート」、第2部「研究の技」、第3部「研究者と社会」となっています。「速く楽に書くための心得」「研究のネタが思い浮かばないとき」「いい論文とは何だろう?」などつい読んでみたくなる項目名が並んでいます。はてなブックマークでは「永久保存版」「巷の論文ガイドよりずっと役に立つ」とこの記事を絶賛するコメントのほか、「何
どうでもいいことを、あたかもなんかすごいことのように語る方法を考えてみる。 まず、書きたい「どうでもいいこと」を決めよう。 とりあえずここでは、「明星のインスタント焼きそば作るときにかやくを入れ忘れたのだけど、それってフタの説明が悪いんじゃない?」ということを書くとしよう。ここで、読んでる人に「ようわからんけどなんかすごい」と思わせるために話の主題をずらすのが大切だ。今回は、結論を「UFOのターボ湯切りいいよね」ということにしよう。 本文はこのようになる。 先日明星のインスタント焼きそばを食べた。 ふたの説明を見ながら手順どおりに作ったのだけど、食べる段になって、かやくはあらかじめ入れておかないといけないことに気づいた。これはふたの説明が悪いのではないか。ふたの説明はインスタント焼きそばの味を最終的に決めるものであるから、わかりやすく書くべきである。 UFOのようにかやくをあらかじめめんの
ブログ記事をより多くの方に読んでいただくために、 小手先の文章テクニックや 場当たり的なアクセス稼ぎテクニックなどよりも はるかに効果のあること があると思います。 それは、経営戦略の基本中の基本である、需給バランスに徹底的にこだわることです。 すなわち、需要があるのに供給が不足している記事を書くのです。 本来、「需要があるのに供給が不足している」というのは異常な状態です。 なぜなら、みんなが読みたがっているのに、誰も書いていない記事を書けば、たくさんの読者を獲得できるのは明らかだから、そういう記事は瞬く間にたくさんのブロガーに書かれ、需給はすぐにバランスしてしまうはずだから、 そんな状態は、本来アリエナイはずだからです。 したがって、「需要があるのに供給が不足している」という異常な状態は、 なにか「供給を阻害している要因」がある場合にしか生じません。 なので、取るべき戦略は、 記事の供給
剣道の達人は剣が身体の一部になっています。 まるで、剣の先にまで神経が生えているように、剣で感じ、剣を操ります。 もはや、道具を使っているという意識はなく、剣も含めて身体意識が形成されているのです。 同じように、一流のレーサーは身体がマシンと一体化していますし、 一流のバスケットボールプレーヤーはボールが手に吸い付いています。 そういう風にパソコンを身体化したいと思い、キーカスタマイズなど、いろいろと試行錯誤してみました。 その結果わかったのは、もちろん、便利なキーカスタマイズソフトを使うことは重要なのですが、それ以上に重要なのは、「どのような戦略に基づいてキーカスタマイズを行うか」ということでした。 そして、それを突き詰めていったら、結局、スポーツや格闘技と同様、次の3つを徹底追求するべきだという結論に至りました。 とりあえず、ここではそれを「パソコンの身体化技法」と呼んでみることにしま
はじめに 遅延評価勉強法という言葉があります。 これはamachangというjavascrpitを書く人で有名な技術者の方が、ブログで言ってた言葉です。該当するエントリは以下。 遅延評価的勉強法 - IT戦記 - これは、おいらが考える「効率のいい勉強法」に近いものがあるので、少しまとめてみました。 あくまで主観的に「いい」と思っている勉強法ですが、参考になれば、、 遅延評価勉強法って? まず、以下のサイトがすごくまとまってるので引用してみます。 「遅延評価」という言葉を調べてみると、「ある式を、その結果が本当に必要になる時点までは評価しないでおくテクニック」とあります。そのメリットは、「条件次第で捨ててしまうような値を事前に準備することは非効率的である。このような場合遅延評価を行うと必要なときだけ値が計算されるので計算量を低減できる」とありました。 ここから遅延評価勉強法とは、「その知識
こんにちは、livedoor Blog担当の眞子裕介です。 今回は、ビジネス上のスキルとして注目を浴びている「フレームワーク思考」について説明いたします。 そもそも、みなさんは、「フレームワーク思考」という言葉をご存じでしょうか? 「フレームワーク思考」とは、情報分析、問題発見や、問題解決(*1)や戦略を立案する際に利用する「思考の枠」のことを指します。 (*1)All Aboutの「フレームワーク思考してますか?」から引用しました。 この「フレームワーク思考」を活用すると、自然と思考が論理的かつ客観的となり、思考の結果を人に説明しやすくなります。 私の経験をもとに言えば、「フレームワーク思考」を学ぶ以前に「機能の要望」を検討する時は、ユーザーの立場でユーザーが求めるであろう機能を考えていましたが、どうしても主観的な意見となりがちでした。しかしながら、「フレームワーク思考」を学んだ後は、「
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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 23:31:24.13 ID:tvotX0QL0 聞きたい人は聞いてくれ、 弾数はゼロだから 思いついたことをるると書くことにする。 当方20、大学生、カネなし、濃メン、ややガッチリ。 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 23:32:58.71 ID:tvotX0QL0 まず、大原則は習うより慣れろ。 これはナンパ初心者でもナンパ熟練者でも共通する方法だ。 ナンパがどんなにうまいやつでも、一日の一番初めにナンパするときは肩慣らし というかウォーミングアップが必要だ。その意味でもナンパ経験のあるなしにかかわらず まず、そのナンパという行為になれることが大事になる。 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/10/09(木) 2
昔はアンチ図書館派、「本は身銭を切って買うもの」と激しく思ってた。 本棚に二段、三段と詰め込む(奥が単行本、手前を文庫本にすると両方見える) 床に積む(最初はタワー乱立→そのうち山脈のようになる:いわゆる積ン読ク山) カラーボックスを押入れに積んで、押入れを本棚化する ダンボールに詰め込んで、押し入れに入れる(縦に入れるのがミソ) (積ン読ク山で)ドアが開かなくなる 床が見えなくなる(正確に言うと、床の色を思い出せなくなる) ちょっとした地震で本が凶器になる。位置エネルギーの破壊力を思い知る:本棚【の上】に本を積んではいけないことに気づく 押入れの底が抜ける 床が抜ける イナバの物置を買う 近所に家を借りて本置き場(≠書斎)にすることを考える(が、もったいないのでその金を本代につぎ込む) トランクルームを借りるが、カビさせる(このへんで背が見えるように保管しないと持ってても意味がないことに
Leica M7, 90mm Tele-Elmarit F2.8, PN400N @Santa Monica, CA アメリカで研究するようになって最も驚いたことの一つは、日本では考えられないほど生産性の高い研究者が存在することだ。 たとえば僕がローテーションして、最後までそこでdissertation work(博士論文のための研究、活動)をすることにするか迷っていたあるラボ。そこはポスドク、テクニシャンを含めて(註:undergraduate=学部生は殆どアメリカの研究室には居ない)たった5人でやっているにもかかわらず、毎年5-6本ぐらいはペーパーを出し、ほぼ全て一流紙。多いときは年に2本ネイチャーに出し,一本は表紙になったりしていた(#)。 しかも良く日本では見かける深夜も土日も働いて、朝はどちらかというと崩れ気味、みたいな重労働系の生活ではなく、普通に朝来て、「うーん今日は狂ったよ
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