2022/23シーズンのフィリピンフットボールリーグ。日本人監督率いるカヤFC-イロイロ(以下、カヤFC)は5月末に行われたリーグ最終節、スタリオン・ラグナFC戦を3-1で制し、リーグ初優勝を飾った。この結果により、カヤFCは2023年9月にグループステージが始まるAFCチャンピオンズリーグ2023/24(以下、ACL)の出場権を獲得。東地区のPOT3に入り、Jリーグ勢と対戦する可能性もある。 カヤFCで監督を務める日本人の名は星出悠。Jリーグでのプロ選手経験を持たず、アメリカやトリニダード・トバコ、インドのクラブを渡り歩き、現役最後の国となったフィリピンで2016年から指導者としての活動を始めた異色の経歴を持つ。 星出はなぜ母国から離れた東南アジアの地で結果を残すことができたのか。そして、この先のキャリアに何を見据えているのだろうか。星出本人に加え、学生時代の恩師や同期へのインタビューを
浜松市内で、サッカーの新しいJリーグチームを発足させる構想が動いている。市サッカー協会関係者を中心に検討が進み、母体となるチームとして現在活動中の3チームが浮上した。協会は「オール浜松」の体制整備の必要性を訴えながら、スポンサーやサポーターの獲得など、実現に向けて本腰を入れる。 同協会によると、全国の政令市でJリーグのホームタウンになっていないのは浜松市だけ。このため、地域活性化の一手段として、Jリーグ入りを目指すクラブの創設を掲げ、周知活動を始めた。鳥井徳孝会長によれば、既にJリーグ入りを目指すことを公言している静岡県社会人1部の浜松シティFCと、非公表の2チームの中で調整中という。 ホームスタジアムは中区の四ツ池公園陸上競技場の大規模改修を見込む。スポンサーは市内に本社機能を置く企業を軸に、市内外から幅広く募る考えだ。 一方で、「浜松でJクラブを誕生させるのはハードルが高い」とみるサッ
日本フットボールリーグ(JFL)に参戦していたFC神楽しまねの運営会社・松江シティFC(松江市灘町、宮滝譲治社長)が14日、松江地裁に破産手続き開始の申し立てをした。選手獲得費用がかさんだことなどで資金繰りが悪化。事業継続を模索したが経営を立て直せなかった。帝国データバンク松江支店によると負債総額は3億5千万円になる見込み。 代理人弁護士によると、勤務していた7人の従業員はすでに退職。小中学生などの育成組織は1月31日付で活動を停止し、トップチームに関してもシーズン終了時に在籍していた選手27人全員が退団し、すでに解散した。 同社は、2017年に設立され、NPO法人からクラブの運営を引き継いだ。19年には中国リーグ(地域リーグ)からJFLに昇格したが人件費や遠征費が増え、決算は20年1月期が約9700万円、21年1月期が約8200万円、22年1月期が約1億円の赤字だった。 昨年7月には選手
Twitter: 32 Facebook LINEでおくる B! Bookmark 更新通知を受ける 鈴鹿ポイントゲッターズは2日、パワハラ問題が浮上していた三浦泰年監督に対し、JFLから処分を受けたことを発表しました。 処分は4試合の出場停止(ベンチ入り停止)とけん責で、昨年7月のリーグ戦および練習中の行為について暴力行為・暴言などがあったと判断されました。 [鈴鹿公式]三浦泰年監督の懲罰決定についてのお知らせ https://suzuka-un.co.jp/news/50239/ 平素より弊クラブの活動にご理解・ご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。 弊クラブの三浦泰年監督による不適切ではないかと判断する言動について、JFL(日本フットボールリーグ)の規律委員会にて調査が実施され、本人に対する処分が決定されましたのでご報告申し上げます。 処分内容等は以下の通りです。 ◇懲罰
サッカー・JFLからの退会が決まり、存続の危機にある「FC神楽しまね」。 トップチームとともに活動が危ぶまれていたサッカースクールが、OBの力により再出発しました。 松江市総合体育館のメインアリーナ。 黒いジャージー姿で子どもたちにサッカーを教えているのは、佐藤啓志郎さん。 去年11月まで「FC神楽しまね」の一員として活躍したトップ選手のひとりでした。しかし、1月、チームは運営会社の経営難によりJFLから退会。事実上の解体に追い込まれ、佐藤さんも現役を引退し、指導者の道を選びました。 佐藤啓志郎さん: 「育成組織がどうなるか、不透明な状況が続き、心配を掛けていた。不安がある」指導しているのは、「FC神楽しまね」の下部組織、小学生以下のチームで活動していた子どもたちです。 トップチームとともに行き場を失った子どもたちの受け皿を作ろうと、ひとりでサッカースクールを立ち上げました。 佐藤啓志郎さ
元日本フットボールリーグ・FC神楽しまねの給与未払い問題で、運営会社の松江シティFC(島根県松江市灘町)に対し、15歳以下の選手を指導した元コーチの20代男性が未払い報酬などの支払いを求めた訴訟の判決が1日、松江地裁であった。山中耕一裁判官は、男性の請求通り会社側に132万円の支払いを命じた。 【写真特集】FC神楽しまね、今季最終戦を勝利で飾る 55歳カズの勇姿も 山中裁判官は会社側が弁論に出廷せず、書面でも認否を明らかにしてないことなどから、事実関係を認めたとみなした。 判決後、原告の男性は「判決は出たが、会社側のアクションが何もないので不安」と話した。 会社側は「代表者不在のためコメントできない」とした。 判決によると、男性と会社は2022年4月~23年1月の期間で業務委託契約を結んだが、22年7月以降、経営不振を理由に報酬の支払いが滞った。
困惑の保護者説明会…経営破綻でJFL退会通告を受けた「FC神楽しまね」が育成組織の活動停止決定を報告も理由は示さず 2023.02.01 07:58 深刻な資金不足による経営難を理由に、日本フットボールリーグ(JFL)から退会させられたFC神楽しまねが31日をもって、育成組織のU-15及びU-12松江の活動を突然停止したことが明らかになった。同日に島根県松江市内で開催された説明会で保護者に通達された。JFL臨時理事会で新シーズンの不参加が承認されてから8日。育成組織は「松江シティフットボールクラブ」として新たに活動していく予定だが、先行きが見渡せない状況下で保護者の間では困惑が広がっている。 子ども達の受け皿として「松江シティフットボールクラブ」を設立予定 島根県松江市内で31日夜に開催された説明会。神楽しまねを運営する松江シティFC株式会社の宮滝譲治代表取締役社長名で作成され、保護者に配
経営難に陥っている日本フットボールリーグ(JFL)FC神楽しまねの運営会社・松江シティFC(松江市灘町)が、同社が期限に定めていた20日までに、未納となっているリーグ年会費(1千万円)と選手、...
日本フットボールリーグ・FC神楽しまねの給与未払い問題で、運営会社の松江シティFC(松江市灘町)に対し元コーチが未払い分などの支払いを求めた訴訟の第2回口頭弁論が18日、松江地裁(山中耕一裁判官)であり、第1回弁論に続き被告側は出廷せず、書面での主張もないまま結審した。判決は2月1日。 閉廷後の取材に対し原告の20代男性は、支払いがあれば訴訟を取り下げる考えを示した。被告側からは昨年11月の前回弁論後「資金調達中で支払いを待ってほしい。1月の裁判までに支払いたい」という趣旨の説明があったものの、今月上旬になって...
日本フットボールリーグ(JFL)の加藤桂三理事長は23日、運営会社が資金難に陥っているFC神楽しまねのリーグ残留可否について「年内に決定することは難しい」と述べ、最終判断が年明けになる見通しを示した。運営会社に求めている状況説明に進展がないことを理由に挙げた。 【ツイッターSPACE座談会】経営危機にも熱く応援 サポーターたちの思い JFLが求めている来季に...
Published 2022/12/20 20:15 (JST) Updated 2022/12/20 23:50 (JST) サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)、鈴鹿ポイントゲッターズの一部選手、スタッフが、過去に暴言などのパワハラ行為を行ったとして三浦泰年監督(57)を日本サッカー協会(JFA)に内部告発したことが20日、関係者への取材で分かった。 クラブの内部調査でパワハラ行為は認められたが、外部調査が進まないことなどを理由に通報したという。JFLは選手らにアンケート文書を送るなど調査に動き出した。事実となれば出場資格停止などの処分が科される可能性がある。 同監督はクラブで今季プレーした三浦知良選手(55)の兄。昨年7月にゼネラルマネジャーを兼ねて監督に就任した。
平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。 この度、鈴鹿市内に建設を予定していたスタジアムの建設中止と、計画に関する協定書の解除を鈴鹿市から申し入れられたことに関しまして、市民及び市への信頼を得られなかったことを心よりお詫び申し上げます。 鈴鹿市のみならず、三重県のサッカーをはじめとしたスポーツの普及、地域経済の活性化に大きな影響を与える予定だった計画が白紙になってしまったことは誠に残念であり、Jリーグ昇格を目指す弊クラブにとっても痛恨の結果になってしまいました。 この結果を受け、クラブの今後の方針については改めて説明する機会を設けさせていただきますが、まずは今回の発表によりご心配とご迷惑をおかけしたファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、関係者の皆様に、この場を借りてお詫び申し上げます。 本年6月のJリーグ百年構想クラブの失格を通告されて以降、ガバナンス体制の改善のために経営
ここから本文です。 まず、はじめに、鈴鹿ポイントゲッターズについては、今月20日に日本フットボールリーグの全日程が終了したところでございますが、今シーズンは、Jリーグ昇格をめざして、三浦知良選手の加入もあり、コロナ禍の中、ホームゲームには、 子どもから大人まで多くの市民が観戦に訪れ、サッカーを通して、明るい話題を提供していただいたことは、本市としても大変うれしく思っております。 そのうえで、 サッカースタジアムの件について説明を申し上げます。 鈴鹿ポイントゲッターズを運営する株式会社アンリミテッドおよび株式会社ノーマークは、Jリーグへの昇格をめざすため、また地域への貢献を進めるため、鈴鹿青少年の森公園内にサッカースタジアムを建設する計画を進めておりました。 本市では、この計画を、本市のスポーツ振興や地域振興に寄与するものと考え、株式会社アンリミテッドとともに、三重県サッカー協会等のご協力を
11月20日の最終節で、JFL(日本フットボールリーグ)に入会して4年目のシーズンを終えたFC神楽しまね。夏以降に選手・スタッフへの給与未払いが続き、経営危機を抱えたままオフに突入した。加入2年目のFW遊馬将也(ゆうま・まさや)も苦悩の時期を過ごし、将来への葛藤を抱えている。 上写真=11月20日の最終節は交代出場だった遊馬。クロスバー直撃の惜しいシュートもあったが無得点に終わった(写真◎石倉利英) 支払いの遅れから、状況はさらに悪化 武南高(埼玉)、東洋大を経て2016年に当時J3のブラウブリッツ秋田に加入した遊馬は、1年目はリーグ戦20試合に出場して3得点。2年目の17年は24試合に出場、ガイナーレ鳥取との最終節でダメ押しの3点目を決めるなど3得点を挙げ、リーグ優勝の喜びに浸った(このときはJ2ライセンスが交付されていなかったため、昇格はできず)。 19年にJFLの奈良クラブに移籍し、
FWカズが所属するJFLの鈴鹿ポイントゲッターズに14日、パワハラ疑惑が持ち上がった。同クラブの顧問弁護士が13日付で調査報告書をまとめたもので、三浦泰年監督(57)のチーム関係者に対する一部の言動を不適切と認定。またガバナンス問題も浮上した。 選手、コーチ、フロントスタッフ、監督本人らをヒアリングした報告書によれば、パワハラが認められたのは「ホワイトボードを床にたたきつけて破壊」「人種差別と受け取られかねない発言」「選手のミスへの暴言」など。いずれも「悪質性は低い」とされ、監督本人も反省して10月以降は改善されたとしている。 ただ、不適切な言動以上に指摘されたのがクラブのガバナンス。監督に「意見できる人がいない」のは、監督がGMと代表取締役を兼任しているため。八百長未遂問題でのJ3昇格資格喪失やスタジアム問題などの対応で精神的に余裕がなかったことも行き過ぎた言動を誘発したとしている。 八
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く