歴史の教訓とすべき人類史の悲劇が大袈裟な罵倒と解釈されてしまう件 - 模型とかキャラ弁とか歴史とかの続き。 では、ここではてなで始まった福祉と経営とトリアージとホロコーストを巡る論争で福耳先生(id:fuku33)は何を批判されていたのかを復習してみましょう。 件の記事に福耳先生が何を書いたかを考えれば明らかだと思うのですが、批判されているのはトリアージ自体でも経営学自体でもありません。 救命という人道を目的としたトリアージを題材としながらリソース不足で切り捨てられる人に対する人道性の発露である「かわいそう」という反応をとことん罵倒し「この大学のOGが、福祉業界に入って数年で燃え尽きてしまう」原因が(その厳しい労働条件にではなく)「全体最適というコンセプト自体が頭の中にない」ことにあると判断する(ドラッカー的な意味での経営学の自殺である)福耳経営学なんですね。 http://d.haten