Catherine Boudreau [原文] (翻訳:Ito Yasuko、編集:井上俊彦) May. 24, 2024, 07:30 AM サイエンス 9,012 クライムワークスの、CO2を大気中から直接回収するプラントは、年間最大3万6000トンの炭素を大気中から取り除くことができる。 CO2除去が、重要な気候テクノロジーになりつつある。世界の排出量削減が追いついていないからだ。 まだ初期段階の技術のため、炭素1トンあたり600~1000ドルとコストは高額だ。 スタートアップのクライムワークス(Climeworks)がこのほど、世界最大のCO2回収プラントのスイッチを入れた。空気中から二酸化炭素を取り出して、地下に閉じ込めるものだ。 クライムワークスによると、このプラントはマンモス(Mammoth)と呼ばれ、キャパシティは1つ目の設備の約10倍で、完成後は年間最大3万6000トンの