Microsoftは米国時間2月2日から、ライセンスを保有するすべての「Office 365」商用版ユーザーに対して、Yammerがデフォルトで起動される設定を適用開始する。今後数カ月のうちに段階的に全ユーザーに適用される予定。 Microsoftの顧客や観測筋の間では、2012年に12億ドルで買収した同エンタープライズソーシャルサービスについて、同社にまだ推進するつもりがあるのだろうかと疑う声も少なからずある中で、今回の動きがあった。 2012年の買収以降、MicrosoftはYammerをチームワーク共有モデルの中心として再構築するべく取り組みを進め、その複数の中核技術をOffice 365に直接組み込んできた。 Slack(Microsoftは最近、Skypeと統合する提携をSlackと締結している)などの新興企業の台頭や、「Facebook at Work」が2016年中に本格的に