新年の辞を述べる北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(2018年1月1日撮影・提供)。(c) AFP PHOTO / KCNA VIA KNS 【1月2日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が1日の新年の辞の発表に際し、スマートなグレーのスーツで臨んだことについて、北朝鮮問題の専門家らは、2018年における外交の一新と関連しているのではないかと分析している。 金委員長は毎年恒例の演説で、米国に対しては「核のボタン」が机上にあると警告した一方、韓国に対しては協議の用意があると示唆し、平昌冬季五輪に代表団を派遣する可能性にも言及して、融和的な姿勢を見せた。 態度の軟化に加え、おなじみの人民服とは明らかに異なる、驚くほど粋な西洋風のスーツとそれに合わせたグレーのネクタイという装いを目にしたアナリストらは、この予想外のスタイル変更が示唆する内容の読み解きを
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