JR仙台駅西口のペデストリアンデッキが「喫煙無法地帯」になっている。仙台市で今月あった国連防災世界会議を機に喫煙スペースを撤去してから約半月。受動喫煙防止と街のイメージアップを目指した喫煙所の撤去が裏目に出た格好だ。 仙台の日中の最高気温が5月上旬並みの18.7度を記録した27日、昼下がりのデッキで多くの愛煙家が食後の一服を楽しんでいた。たばこを吸う人が植栽の縁石に腰掛け、紫煙をくゆらす。足元は吸い殻だらけだ。 サラリーマン風の男性は「灰皿がなくなって不思議に思っていたが、昔からここは喫煙スペース。何の問題もない」と言い張る。学生風の男性は「周りの人が吸っていたから吸っていい場所だと思った」。 その結果、デッキの手すりに沿ってパルコ前からエスパル前まで約200メートルの区間が延々喫煙スペースのようになってしまった。 デッキの2カ所にあった喫煙所は、国連防災世界会議の開幕直前に撤去。
子供によるライター火災が多発している問題で、政府は5日、点火ボタンを硬くしたり、2段階の操作を必要としたりといった安全基準をライターに導入する政令案を閣議決定した。 施行は12月27日で、猶予期間経過後の来年9月27日以降、経済産業省が設けた基準に合格したライター以外の販売は全面禁止される。また、子供の力で点火できる現在の「100円ライター」や、人気キャラクターなど子供の興味をひく形をしたライターについても規制対象となり、販売が禁止される。
飲むタイプの禁煙補助薬「チャンピックス」を販売するファイザー(本社・東京)は12日、新しい禁煙希望者の同薬による治療を延期するよう医療機関に依頼したと発表した。今月のたばこ値上げを機に医療機関の禁煙外来を受診する人が増え、供給できない事態となった。当面は禁煙啓発の広告も自粛する。 同社は8月まで毎月約7万人分を供給していたが、たばこの値上げ前の9月は約2.5倍の17万人分になった。さらに、10月は6日時点ですでに約8万人分を供給するなど、予測を超える売り上げになっているという。 同社は俳優の舘ひろしさんが登場する禁煙啓発サイトも「工事中」として一時閉鎖することにした。生産体制を拡大し、新規の患者への供給は来年1月ごろになる予定。「多大なるご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます」としている。 保険の対象となるニコチンパッチ「ニコチネル」を販売するノバルティスファーマでも、9月の売り
モバイルマーケティング・ジャパンは28日、タバコに対する喫煙者、非喫煙者の意識と行動について調査結果を公表した。同調査は10日〜13日、20歳以上の男女を対象にインターネットリサーチにて行われた。 調査結果によると、現在自分自身が喫煙をしている人のうち、10月の値上げに際して禁煙をしようとしている人は「禁煙することを決めている」「禁煙することを考えている」の計55%に上った。1本当たりのタバコ本数、1日当たりのニコチン量別でみると、「禁煙をすると決めている」人の割合と「禁煙は無理だと思うのでしない」人の割合がそれぞれ高い傾向にあり、ヘビースモーカーほど禁煙を完全に決めている人と、禁煙を断念している人の二極化傾向が窺えるという。 喫煙者の禁煙/喫煙継続意向 1日喫煙本数別禁煙/喫煙継続意向と喫煙タバコのニコチン量別 禁煙/喫煙継続意向(写真左から) また、「禁煙はしたいが無理だと思うのでしな
過去最高となるタバコ値上げに、買いだめ需要がピークになっている。30万円分買ったとか、200カートン購入などという話がネットで飛び交う中で、経済アナリストの森永卓郎さんは「一生分を買って冷凍保存する」ことを考えているそうだ。本当に冷凍や冷蔵保存をすれば賞味期限が延びるのだろうか。 今回の2010年10月1日の値上げでは、現在300円の「マイルドセブン」が410円に。同じく300円の「セブンスター」が440円になる。過去最大の値上げとされ、毎日1箱吸う人ならば年に約4万円の支出増になる。このため、買いだめ需要が発生し、日本たばこ産業(JT)は約1ヵ月分の120億本を増産している。 ■タバコ200カートン買って行くお爺さんもいた JT広報によればタバコの駆け込み需要は2010年8月から始まり、毎月前年比で5%減少していたタバコの販売が8月は2%増えた。9月は26日からの週が最大のピークに
中学生が購入していた顔認証たばこ自販機=福岡県久留米市 福岡県久留米市で、成人しかたばこを買えないはずの顔認証自動販売機で、未成年者がたばこを購入していたことが朝日新聞の取材でわかった。たばこ自販機を管轄する財務省によると、認証ソフトの不具合が原因という。同様に、未成年が購入できる状態の自販機は全国に1千台以上あるとみられる。 久留米市中心部。食料品店の前に設置された顔認証方式のたばこ自販機で、自転車に乗った中学生らしき少年が立ち止まり、慣れた手つきで金を入れた。朝日新聞記者が注意すると、自販機のカメラを見つめていた少年は中学生だと認めたが、「親に頼まれただけ。この自販機は顔をしかめたら買える。だからここに来た」と説明した。 「こんなことになるなら自動販売機を買い替えたい」。設置店の店主は嘆く。近所から「未成年が買っている」と苦情が相次いでいるという。店主は地元中学のPTA役員を務め
そういえば駅のホームから喫煙所がなくなった。あれはどこに行ったのだろうか? 去年JRは首都圏のホームにある喫煙所をほぼ全廃したそうだ。ということは首都圏から外れれば喫煙所は今でも生き残っているのだ。 だったらその喫煙所に行こう。ちょっと駅の喫煙所まで…で、首都圏の外れまで行くのだ。 そこはきっと喫煙所の本場にちがいない。日本海までカニを食べに行く感覚で、ただ駅の喫煙所に行く。これぞ大人の休日、優雅な旅の始まりだ。 (大北 栄人) 首都圏全滅、新宿にあった喫煙所も… 禁煙化は徐々にやってきて、ここもないな、あそこもないな、という実感だったが、路線図で確認してみるといつのまにか全廃だった。 しかし、あ、まだここにはあるんだ、という穴場的なスポットが新宿にはあった。ように思う。 湘南新宿ライン乗り場の長いホームの端っこも端っこ、あ、ここはいつまでもあるんだなというスポットにまずは行ってみたのだが
店名「禁煙室」を看板に掲げ完全喫煙を貫く金沢市のレトロな喫茶店が話題を集めている。分煙や禁煙が当たり前の時代にマスターの前野克祐さん(71)は「健康増進より、くつろぎが売り物」と動じない。 旧経営者から買い取った「珈琲館禁煙室」が地域になじんでおり、約30年前に同名で新装開店した。ここ数年、いちげんの客が恐る恐る「吸えないのか」と尋ねてくるので、しびれを切らし、看板に「たばこの吸える喫茶店」と書いた。 前野さんは「金もうけをする気はない。たばこ嫌いの客は来店しなくて結構」と鼻息荒い。常連客は「吸う人の権利も大事」と喝采(かっさい)し、堂々「禁煙室」で紫煙をくゆらせる。 カフェの歴史に詳しい平田達治大阪大名誉教授は「欧州では給仕がたばこを売るぐらい、煙にはおおらか」と解説し「わたしは喫煙しないが、カフェまで禁煙化を進めると憩いの魅力が消えゆく」と案じた。
タスポの普及が低調で、たばこ自動販売機の台数が大きく減少している=東京都港区のたばこ店(写真:産経新聞) 成人識別カード「タスポ」対応のたばこ自動販売機が、7月末までの1年間で約1万5000台減ったことが1日、業界団体などの調べで分かった。喫煙率の低下やタスポ普及の低迷を背景に、自販機の撤去が相次いでいるためとみられる。タスポは、未成年者の喫煙防止を狙い、昨年7月まで全国で導入を進めた。対面販売のコンビニエンスストアに顧客が流れ、自販機離れが顕著になっていることが浮き彫りになった。 [グラフでチェック] 右肩下がりのたばこ自販機台数 日本たばこ協会などによると、タスポや顔認証方式などの成人識別機能を付けた自販機は、昨年7月末で約42万4000台あったが、今年7月末には3.4%減の40万9000台まで減少した。顔認証方式は5000台前後でほぼ変化がなく、減少した分のほとんどがタスポ対応の
喫煙カフェ「CAFE TOBACCO」の店内=東京・新橋、細川卓撮影 31日は世界禁煙デー。広がる禁煙の動きのかげで、肩身の狭いスモーカーに照準を合わせた「喫煙カフェ」が都内に出店し、愛煙家たちの安らぎの場として盛況だ。 先月、東京・JR新橋駅前にオープンした「CAFE TOBACCO」。有楽町店に続く2号店で、入り口には「お子様連れの方や、20歳未満の方はご遠慮頂ければ幸いです」と張り出されている。 1階から3階までの44席はすべて喫煙席。平日の昼時は近くに勤める会社員を中心にほぼ満席という。すみ分けの場所を作ることで、店は「禁煙とは逆の道に商機があると考えた」という。 5台の空気清浄機を設置しているため、ほとんど煙は漂っていない。会社の休憩時間に訪れた男性(42)は「街の喫煙スペースがどんどん狭くなっているので、こういう場所があればありがたい」と喜ぶ。
昨年5月のタスポ導入から1年。コンビニエンスストアが思わぬ特需に沸く一方で、売り上げの大半を自動販売機に頼っていた街のタバコ店は、タスポカード普及率の低迷で閉店に追い込まれたところも多い。その数は東北6県で千件超(08年度)。1枚のカードが、たばこの小売りの業態を大きく変えつつある。(乗京真知) 酔客でにぎわう仙台市の繁華街、国分町。長年、この町を見つめてきた「たばこロフトながせ」の専務遠藤善之さん(54)は、この1年を「タスポと景気悪化のダブルパンチだった」と振り返る。 街が沈めばたばこも売れない。さらに痛いのはたばこ自販機の不振だ。愛煙家が煩わしさからカード作成を避け、県内のカード普及率は4月末時点で34・9%と低調。国分町かいわいに約80あった自販機は昨年5月以降、売り上げを7割も落とした。自販機収入は年商の3分の2を稼ぐ柱。それが揺らぎ、遠藤さんは昨秋、やむなく従業員4人の
コンビニでバイトして思った。 タバコを買いに来る客、特に年配者ほどろくな奴が居ない。 私はタバコを吸わないが、これまで 喫煙者に物凄い嫌悪感があるわけでもなかった。 しかしバイトして思った。 タバコは1箱1000円どころか10000円にしてもいいんじゃないか、と。 ある日、やって来たジャージのおっさん。 ポケットから取り出した箱を一瞬だけチラリと見せて「コレ」。 色しか見えなかったからマイルドセブンを出すと 「違うわ!インフィニティーだ!」 と再度箱をカウンターに叩きつける。 最初からそうすればいいのに。 あとで聞いたら近くの中学校の先生らしい。 乳酸菌足りてないね。 またあるとき、別のおじさんがやってきた。 「スーパーライト一つ。」 そんな銘柄はありませんよ? つーか今はどこも ライトとかスーパーライトとかって名前つけてるんだよ。 最初から「マイルドセブンスーパーライト」って言えや! し
外出先でちょっと一服したい、しかしここでタバコを吸ってもいいんだろうか……。そんな悩みを解決するのがケータイの喫煙スポット検索サービスだ 年々、喫煙者の肩身は狭くなる一方。外出先によっては地域全体が「路上喫煙」を禁止していることもある。間違って禁煙エリアで吸わないように、歩きながらでも検索できるケータイで喫煙スポットを探してみよう。 まずは都内の路上喫煙禁止エリアを知ること。「禁煙入門!」では、東京都と千葉県の禁煙関連の条例を確認できる。禁煙条例の中身のほか、禁煙エリアや罰金情報を掲載している。「駅の東口」「過料は2000円」といった具体的な情報が分かるので、自分のいるところが禁煙エリアか気になるときにチェックできる。個人で運営しているサイトだが、頻繁に情報を更新しているようだ。 路上喫煙禁止エリアであれば、「Wikipedia」の「路上喫煙禁止条例」の項目にも詳しい。ケータイでは若干読み
「私はこれでタバコをやめました! タ〜ス〜ポ!」――。こんなパロディCMに出演してみたい気分だ。 「タバコ自販機用成人識別」カード「taspo(タスポ)」が7月1日から全国47都道府県・42万台すべてに自販機で稼動した。タスポを持たない者は、誰が見ても成人と分かる人も、姿かたちが識別できない自販機は絶対に売ってくれない。まるでジョージ・オーウェルの名作『1984年』の「ビッグ・ブラザー(偉大な兄弟)があなたを見守っている」というイヤなフレーズが街角に実現したようなものだ。まったく不愉快な世の中になったものだ。 普及率は約25パーセントに過ぎないタスポ 当然、タスポについては喫煙者からの評判は悪い。タスポ運営主体のニュースリリースをもとにした新聞報道によると、6月24日時点でのタスポの発行枚数は641万枚。これは全国の成人喫煙人口2600万人(推定値)の24.6パーセントにしか過ぎない。たっ
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