丸島和洋 @kazumaru_cf 日本中世史、戦国時代の研究者です。大河ドラマ「真田丸」時代考証。このアカウントは、告知を目的としたものですので、リプをいただいても御返事はしない場合があります。ご容赦ください。特に、大河ドラマの本編の内容については、このアカウントで呟く予定はありません。適宜、HPでフォローします。 https://t.co/uzHFXFwp9q 丸島和洋 @kazumaru_cf 言葉の直しの難しさ。大河「秀吉」の名台詞「心配御無用!」がありますが、実はこれ、厳密に考証するとアウトです。どこが駄目か、おわかりでしょうか? 2016-03-03 14:11:01 丸島和洋 @kazumaru_cf 「心配」というのは、戦国時代では「こころくばり」と読んで、「配慮する」という意味になります。「しんぱい」と読むようになったのは江戸後期で、「不安」というニュアンスで用いられ始め
アハもじゃの社長さんのおかげで『赤毛のアン』が出版されることになり大団円の『花子とアン』。 実は、村岡花子の訳した『赤毛のアン』には、大きな謎がある。 第37章、最後からひとつ前の章。 マシュウが心臓発作で死んでしまう。 その晩、残されたマリラはアンに、いかに自分がアンを愛しているかを語る。 このシーンを、村岡花子は訳していないのだ。 村岡花子訳『赤毛のアン』では、こうなっている。 “その声を聞きつけたマリラが部屋にはいってきた。 二人はともに泣き、心から語りあい、慰めあった。 二日たってから、マシュウ・クスバートは彼が耕した畑やたいせつに育てた果樹園を通って運ばれていった。” (赤毛のアン』村岡花子訳・新潮文庫・昭和六十一年四月三十日七十四刷P376) この部分、原文ではこうである。 Marilla heard her and crept in to comfort her. "Ther
HOME新刊案内金水敏・田中ゆかり・岡室美奈子編『ドラマと方言の新しい関係 『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ』(笠間書院) 8月上旬刊行予定です。 金水敏・田中ゆかり・岡室美奈子編 『ドラマと方言の新しい関係 『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ』(笠間書院) ISBN978-4-305-70726-0 C0081 A5判・並製・104頁 定価:本体800円(税別) 近年、方言がドラマにおいて果たす役割がきわめて重要になってきた。 例えば、『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』…。 本書は、言語研究の立場から、ドラマの方言を捉え直します。 果たして、ドラマの方言が変わってきているのか。 それとも、方言がドラマを変えたのか。 実際にドラマのことば指導を行っている俳優や、NHKのドラマ制作班の方々を迎え、その謎を考え、「ドラマ方
視聴率20%超を連発するなど好調なスタートをきったNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」。舞台である岩手県・北三陸地方の漁村で、驚いたときに発する方言「じぇじぇじぇ!」が、番組を見たファンの間でじわじわと広まっている。東北弁でもなじみのない不思議な言葉のヒミツは? 現代演劇で人気のクドカンこと宮藤官九郎が脚本を担当する「あまちゃん」では、字幕まで駆使したベテラン俳優陣の方言が魅力のひとつだ。 東京から里帰りした母・春子(小泉今日子)に連れられた娘のアキ(能年玲奈)は祖母・夏(宮本信子)の姿に憧れて海女を目指す。先週の放送では、アキが服のままとっさに海に飛び込んだことから騒動に。春子が思わず、「じぇ!」と驚く場面が印象的だった。 「渡辺えり、木野花、美保純らが演じる地元の海女は驚くたびに、『じぇじぇじぇ!』を連発。さらに、田舎暮らしを嫌って18歳で家を飛び出した昔の不良娘、キョンキョンまでも
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