昆布やわかめが属する藻類は、以前は植物の仲間とされていましたが、原生生物の仲間ということになっています 日本の教科書も2012年度版から「わかめや昆布は植物ではなく原生生物の仲間」という記載になっています 年齢を偽る場合は注意しましょう
昆布やわかめが属する藻類は、以前は植物の仲間とされていましたが、原生生物の仲間ということになっています 日本の教科書も2012年度版から「わかめや昆布は植物ではなく原生生物の仲間」という記載になっています 年齢を偽る場合は注意しましょう
ドイツ・ベルリン動物園にはバナナの皮をむいて食べるゾウがいるそうだ (論文、 ニュースリリース、 Ars Technica の記事、 動画)。 Pang Pha は雌のアジアゾウ。ゾウは鼻を器用に使うことで知られるが、バナナの皮をむいて食べるのは珍しいという。しかし観察の結果、すべてのバナナの皮をむくわけではなく、熟し具合によって食べ方が変わることが判明する。まだ緑色のバナナや黄色くなったバナナは普通のゾウと同じように丸ごと食べるが、半分茶色くなったバナナのほとんどは皮をむいて食べる。茶色くなったバナナも皮をむいて食べるが、ほとんどは食べずに捨てるそうだ。他のゾウがいるときにはバナナが半分茶色くなっていても丸ごと食べ、最後の 1 本だけ取っておいて後で皮をむいて食べる様子も観察できる。 皮をむく時はまずバナナの端を折って皮を破り、皮をつかんで振り回すことで中身を取り出す。人間が普通にバナナ
褐藻類の一種、ヒバマタのX線画像。ヒバマタ科の海藻は、温帯から寒帯の海域で見られる。(PHOTOGRAPH BY NICK VEASEY, SCIENCE PHOTO LIBRARY/GETTY IMAGES) 藻類は両刃の剣だ。 人間の活動と気候変動によって、世界中の海や湖などで藻類の大増殖「藻類ブルーム(水の華)」が起きている。藻類ブルームが発生すると、水域への日光や酸素の供給が妨げられ、生態系全体が破壊されることもある。極端な例では、藻類ブルームから生じる危険な毒素が原因で、人や動物が病気になったり死んだりすることすらある。(参考記事:「生物の大量死招く「海洋熱波」が増加、危惧すべきこれだけの理由」) 一方で、世界の人口が80億人を超える中、藻類はきわめて重要な存在になり得る。藻類は土地も、淡水も、肥料も必要としない作物であり、栄養格差を埋める可能性を秘めている。藻類をうまく活用すれ
南オーストラリア州のアデレード・ヒルズで、長時間日光浴をするフトアゴヒゲトカゲ(Pogona vitticeps)。フトアゴヒゲトカゲは日光浴好きで有名で、体が熱くなりすぎると口を開けて体を冷やす。(PHOTOGRAPH BY BROOKE WHATNALL, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 多くの人々がビーチに寝そべる夏。しかし、わざわざ日光浴をするのは人間だけではない。動物界では大小様々な生物が、太陽から降り注ぐ光を浴びることで生物としての欲求を満たしている。 日光浴好きとしてよく知られているのはトカゲなどの爬虫類だが、カエルやオオカバマダラ、カバのように、知られざる日光浴好きもたくさんいる。ほかにも、少なくとも50科の鳥類が、定期的に地面に止まったり飛んだりして、日光浴をする。(参考記事:「米国で人気の「旅する蝶」オオカバマダラ、IUCNの絶滅危惧種に」) 長い間
フランス中西部の保護区のゾウ(2021年11月23日撮影、資料写真)。(c)Philippe LOPEZ / AFP 【6月15日 AFP】 ゾウの「ハッピー(Happy)」は高い知性を持っているものの、「人」の定義は満たしておらず、動物園で違法に拘束されているわけではない──。注目を集めていた動物の権利をめぐる訴訟で、米ニューヨーク州の最高裁は14日、こうした判断を下した。 ハッピーは雌のアジアゾウで1971年に自然界で生まれ、過去45年間はニューヨーク市内にあるブロンクス動物園(Bronx Zoo)で暮らしてきた。 動物愛護団体「人間以外の動物の権利プロジェクト(Nonhuman Rights Project)」が提訴したもので、裁判所に対してハッピーに人身保護令状を出すよう求めたが、最高裁判事は5対2で訴えを退けた。このため、ハッピーは約4000平方メートルの敷地内にとどまることにな
英国ケンブリッジ大学のChristopher Howe教授は、藻類を使った生物太陽電池を開発したというプレスリリースを2022年5月12日に発表した。 「生物太陽電池」と訳した表現を使ったが、具体的にはどのようなものだろうか、どのような展望があるのだろうか、今回はそんな話題について触れたいと思う。 藻類を使った生物太陽電池とは? 英国ケンブリッジ大学のChristopher Howe教授が発表したプレスリリースの英語表記のタイトルは、次のようだ。 「Algae-powered computing: scientists create reliable and renewable biological photovoltaic cell」 「biological photovoltaic cell」を生物太陽電池と本記事では訳したのだが、では、この生物太陽電池とはどのようなものなのだろうか。
「送電線の下はチョウの楽園」――東京農工大学、東京大学、クィーンズランド大学(オーストラリア)による研究チームは9月3日、送電線の下には、周囲のエリアより多くの種類のチョウがいることが、調査によって分かったと発表した。 日本の人工林を通る送電線の下は、樹木が送電線に触れないよう定期的に伐採が行われ、草地になっている。このため、草原を主な生息エリアにするチョウが、周りの樹林などより多くいるという。チームは「送電線下がチョウ全体の保全に寄与する可能性も示された」としている。 調査地の各環境。a.送電線の下、b.植栽直後の人工林(幼齢の人工林)、c.人工林内の道路(林道)、d.植栽から時間が経過した人工林(壮齢の人工林) 戦前の日本では、野焼きや薪の採取などで人工的に草地が維持され、草地を主な生活場所とするさまざまな生物が生活してきたが、戦後以降はそういった活動が激減し、草地が減少した。さらに、
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