昨年3月、故郷の福岡・嘉麻市から特別市民として表彰され、式典で対面した加藤一二三・九段(左)と瀬戸康史 「ひふみん」の愛称で親しまれ、6月に現役を引退した将棋の加藤一二三・九段(77)が今月1日付で芸能事務所、ワタナベエンターテインメントに所属したことが3日、分かった。中山秀征(49)、ネプチューンらを擁する同社から引退を機にオファーを受けた。加藤九段は「将棋のすばらしさをお伝えするべく、より一層努めてまいりたいと存じます」と本業の普及に尽力する意向だが、歌も得意なだけに第2の人生は活躍の場が広がりそうだ。