プレスリリース (研究成果) 収量が高く豆腐に利用できるダイズ新品種「そらひびき」、「そらたかく」 - 東北南部~北陸、東海~九州地域のダイズ生産量向上に貢献 - ポイント 農研機構は、収量が高い米国品種と加工適性が高い日本品種との交配により、多収で豆腐に利用できるダイズ新品種「そらひびき」、「そらたかく」を育成しました。「そらひびき」(東北194号)は東北南部~北陸地域、「そらたかく」(四国46号)は東海~九州地域が栽培適地で、既存の品種と比較して「そらひびき」は2割以上、「そらたかく」は5割以上の多収が見込まれ、2023年11月に公表した「そらみずき」、「そらみのり」1)に続いて、ダイズの安定生産と供給を加速化することが期待されます。 概要 ダイズの自給率は食品用に限っても2割程度であり、需要の多くを輸入に依存しているため、食料安全保障の観点から自給率向上は喫緊の課題です。しかし、国産